備忘です。
締め切りを決めないで作業だけ進めている。
よくありますよね。
締め切りを決めずに、依頼だけ受けて、
「調査」とか「できることからやる」みたいな感じで、ゆる〜く作業している状態です。
この状態の末路は、依頼者から、
「まだなの?」
みたいな話になって、締め切りのことで文句を言われ、最終的には、
「今まで何してたの?」
みたいな話になり、関係性を崩すパターンです。
原因のほとんどは、
「締め切りを決めると、後で何かあった時に伸ばせない。メドがついてから合意しよう。」
という甘い考えです。
大抵の場合、依頼者には終了の希望があるので、こんな甘い考えで許されるはずもなく、
結局破綻することになります。
進捗管理が場当たり的
具体的には、今どの程度進んでいて、残りどのような作業が、どの程度あるのか?
ということが日々管理されていない状態です。
数名程度のプロジェクトで多く、ベテランだらけのプロジェクトだと特に多い傾向にあります。
原因は、
「みんなベテランだから大丈夫だろう」
という甘い考えです。
また、
「進捗を管理する手間よりも、少しでも多く作業を進めよう。」
という考えも危険です。
想定外の事態が発生して、作業の追加や変更が起こることはよくあることなので、
予実がわからない状態で、進めるのは危険です。
残りの作業量と時間を把握しながら進めないと、終わりに近づいた時に
「なんとなく時間が足りない気がするが、まぁ大丈夫だろう。」
という日が来ても何もせず、
「やばいだめだ」
という日になって、焦って、バタついて、余裕がなくなって、険悪な雰囲気になって、
離脱者が出て、チームが破綻する。
というシナリオです。
面倒でも、予実は、毎日管理しましょう。
製造作業中に追加要件の対応をする。
危険度は中です。
大抵の場合、スケジュールはギリギリで組むので、そんなことをする余裕はないはずです。
そんなことができるなら、余裕のある計画だったと見抜かれて、次から次へと追加の要求が出てきます。
そして、それを断りきれずに破綻します。
- 作り始めたら、極力仕様は変えない。。
- 仕様を変えるのであれば、設計をやり直す。(前の工程からやり直す。)
が原則だと思います。
その他
ちょっと書ききれないので、列挙だけ。
- メンバーが、スケジュールを把握していない。 (場当たり的に作業しているので少しづつ遅れる。)
- 日報の報告欄で常に 「問題なし」 。 (そんなはずはない。小さな問題を報告していない。)
- PMが一番たくさん開発作業をしている。 (他にやるべきことはできている?)
- PMが成果物の確認を一切しない。 (成果物に責任が持てるのか?)
- PMが休みがち。 (誰が現場の指揮をとるのか??)
- リーダーが無口
- リーダーが非積極的
- まだプロジェクトの途中なのに責任を押し付ける準備をしている。 (そもそも終わらない。)
- なんか助言者がいっぱいいる。 (複数の助言者が一貫性のあることを言う可能性の方が低い。本質ではない作業が増えて、スケジュール遅延or品質落ちる。)
思い出したら、追記します。。