Unity2020.1からuGUIのタッチ判定を拡張できるプロパティRaycastPaddingが追加されています。
- 当たり判定サイズを調整するために画像サイズを変更する
- 当たり判定サイズ調整用のGameObjectの追加
といった呪縛から解放されます。
上記の動画のようにボタンの画像外にタッチ判定範囲を拡張する事ができています。
(逆に縮小も可)
タッチ判定を広げる場合はRaycastPaddingに負の値を、狭める場合は正の値を代入します。
_graphic.raycastPadding = new Vector4(-200f, -200f, -200f, -200f);
ソースコード的にはVector4型で代入するだけです。
UI開発する上で、ボタンの当たり判定サイズを調整するっていうことはよくあるので、その手段が増えたことは、個人的には良いアプデだと思います。
ただColliderと違ってRaycastPaddingはシーンビューでも可視化されないため、設定が分かりづらいという点はアプデに期待です。
Unity1Weekで実務では使用しない最新のUnityバージョンで作業してて気づいた機能でした。普段の業務から離れた開発の重要性を感じた一幕でした。