日本語をASCII文字へ変換。
native2ascii [オプション] [入力ファイル] [出力ファイル]
cmdで
.cmd
native2ascii ja.sjis a.txt
ASCIIを日本語へ変換。
.cmd
native2ascii -reverse ascii.txt a.txt
native2asciiとは
native2ascii コマンドは Java環境で標準的に使われる方法で、日本語を Unicode エスケープ(\uXXXX 形式)に変換するため非常によく使われる。
JDKに含まれている。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_111\bin\native2ascii.exe
なぜnative2asciiがjdkに含まれている?
java8まではプロパティファイルをアスキーで読む必要があった。
java9からはutf-8でも読み込めるようになった(一部のプロパティを読むAPIのデフォがutf8になった)。
spring bootだとv2.4からデフォルトでapplication.properties や application.yml は UTF-8として読みこむ。
native2ascii は「Javaが非ASCII文字を扱えなかった時代の遺産」。
モダンなアプリ開発では不要になるケースが多いが、古い資産や国際化処理のために今でもJDKに含まれているというのが実態。
(もちろん最小限構成であるJREには含まれない。)