はじめに

werckerを使うとリモートリポジトリに変更がpushされた時点でビルド/デプロイが自動で走らせることができます
無料で利用できます
こちらのサイトに詳しく書いてあります、非常に参考になりました
- 私はさぐりさぐりで半日かかりましたが、本Qiita記事を見れば30分〜1時間程で体験は出来ると思います

事前準備

werckerのアカウント登録をgithubアカウントで登録してください
githubとherokuのアカウントを持っていなければそちらも

必要な作業

githubにRailsアプリをあげておく
werckerでCIするアプリケーションを登録
Herokuアプリの作成
werckerでデプロイの設定
wercker.ymlを編集
いざ、git push

githubにRailsアプリをあげておく

私は以下のリポジトリをForkして楽させていただきました
- https://github.com/mahm/rails-wercker-heroku
こちらの「Railsアプリを用意する」節の通りに作ってもできます

werckerでCIするアプリケーションを登録

登録したアカウントでログインする
「Add an application」をクリックしてCIするアプリを追加する
- 「1. Choose a Git provider」でUse GitHubをクリック
- 「2. Select a repository」対象のアプリを選択して「Use selected repo」をクリック
- 「3. Add werckerbot」でwerckerbotを追加するように言われます(スキップ可能)
- 「4. Setup your wercker.yml」でymlを設定するようにいわれますが、先ほどのリポジトリをForkすれば何も文句はいわれません(スキップ可能)
- 「Let's finish up」で「Create application」をクリック

Herokuアプリの作成

Herokuにログインする
「Apps」をクリックする
「Create a new app」をクリックし、アプリを作成する
- 任意の名前をしていしなければ自動で適当な名前で作られます
- 私の場合、fierce-chamber-1303という名前が割り当てられました

デプロイの設定

「Settings」▶︎「Add deploy target」▶︎「Heroku」
Herokuにログインする
Herokuのアカウント設定にある「API Key」をコピペして「Connect」をクリック
「Deploy target name」に任意の名前をつける(ex. production)
「Auto deploy」にチェックをいれ、branch nameにmasterといれる
「Heroku app name」に先ほどで作ったHerokuのアプリ名を選択して「Save」をクリック

wercker.ymlを編集

基本的にこちらに書いてあるまま使いました
私の試した環境ではうまく動かなくて1カ所だけ編集しました
$APP_NAMEとしてますが直書きでも可です
- 環境変数を使う場合は、werckerの「Settings」▶︎「Pipeline」▶︎「Add new variable」から追加してください

deploy:
    steps:
        - heroku-deploy
        - script:
            name: Update database
#           code: heroku run rake db:migrate --app $APP_NAME
            code: heroku run:detached rake db:migrate --app $APP_NAME

いざ、git push

リモートリポジトリに変更がpushされたことをフックして、ビルドとデプロイが開始されることを確認しました

その他

私の環境では以下が出来ていなかったのでやっておきました
- .ssh/configの設定
- .git/configの設定
- Heroku周りの設定
お使いの環境によって細かな違いがあると思うので参考までに

.ssh/configの設定

Host github.com
  User git 
  Hostname ssh.github.com
  Port 443 
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa

Host heroku.com
  User git 
  Hostname heroku.com
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
  IdentitiesOnly yes 
  TCPKeepAlive yes

.git/configの設定

[remote "origin"]
        fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
        url = ssh://git@github.com/RustyNail/rails-wercker-heroku.git
[branch "master"]
        remote = origin
        merge = refs/heads/master
[remote "heroku"]
        url = git@heroku.com:fierce-chamber-1303.git
        fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/heroku/*

Heroku周りの設定

public keyの登録

$ heroku keys:add
$ heroku login # loginできることを確認
# 以下のようになればOK
Enter your Heroku credentials.
Email: xxxxx@example.com
Password (typing will be hidden): 
Authentication successful.

制限

1つのビルドが25分以内に完了することという制限があります
１つのリポジトリに対して一つのCIしか登録できない
クレジットカード契約はしない

参考にしたサイト

～ただの宣伝～

全国のSeleniumer必読
Seleniumerといっていますが、Selenium, SauceLabs, Travis, Jenkinsに関するノウハウ書いているのでよかったら参考にしてみてください

RailsアプリをwerckerでCIする

はじめに

事前準備

必要な作業

githubにRailsアプリをあげておく

werckerでCIするアプリケーションを登録

Herokuアプリの作成

デプロイの設定

wercker.ymlを編集

いざ、git push

その他

.ssh/configの設定

.git/configの設定

Heroku周りの設定

制限

参考にしたサイト

～ただの宣伝～