SAP、ABAPを1ヶ月触り、便利と感じた機能の使い方を含めたメモ
RS_ABAP_SOURCE_SCAN
SAP SE38内に存在する汎用プログラムで、内部に実装されているプログラム内から
任意のソースコードと一致するものや条件に満たすプログラム検索できる機能です。
検索ソースコード
SE38でRS_ABAP_SOURCE_SCANを直接実行し、
検索したいソースコードを入力して実行を押すだけで調べてくれます。
とは言っても無数のプログラムから検索するので時間がかかってしまいますので
そのために存在するのが検索条件です。
プログラム名
基本的に作成したアドオンプログラムが検索することが多いと思いますから
Zから始まるプログラム「Z*」で網羅出来ます。
プログラムタイプ
実行可能プログラム、インクルード等の指定が行えます。
ABAP ON/ABAP OFF
IF CHEK1 = ABAP_ON.
* CHEK1のチェックボックスが入力されている
ENDIF.
IF CHEK2 = ABAP_OFF.
* CHEK2のチェックボックスが空である
ENDIF.
例えばチェックボックスを使用したプログラムの際、
チェックが入っているかいないかを実行時に取得する入力値で判断します
判断基準は同値を=で置くか、あらかじめ変数に格納して使用する方法等です。
ですがABAPでは既にグローバル変数として存在していますので、
そのまま使う方が不要な文を書かなくて済みます。
余談
SAPに関する話
今回の使用ツール:SAP S/4HANA
複合ツールであり、内部にDBとしてSAP HANAを保持している。
保持しているデータをファイルとして出力する機能があり、
ソースコードやDBテーブルを外部ファイル化して確認することが出来る。
ツール内部でも可能だが使用目的等で分けて使用すると良いかもしれない。