11
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【AWS資格】AWS SAA ソリューションアーキテクト 合格までを振り返って

Posted at

先日、AWS資格の一つである『AWS SAA(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)』 を取得したので、自身の合格体験記を記していきたいと思います。

AWS資格の取得を目指すうえで、「どのように学習していけばよいのか」、「どれくらい時間をかける必要があるのか」などのポイントがいまいちわからないということはよくあると思います。実際に自分自身も同じ境遇にありました。

そこで、「自身の学習方法と学習時間」と「実際に受験を終えて感じたこと」に関して説明していきたいと思います。
これからAWS SAAの資格取得に挑戦する方に少しでも参考になればと思います。

自身のプロフィール

  • 新卒2年目の未経験エンジニア
  • 所属はSREで、ソフトウェア運用のためのインフラ管理や監視、社内ツールの開発などと比較的幅広い分野に触れる機会あり
  • AWSに関しては、実務で触れる機会があるものの、まだ業務レベルでAWSのサービスを組み込むなどの経験はなし。
    (AWSのハンズオンセミナーには何回か参加してしたことあり)

上記の通り、AWSの運用経験ががっつりあるというわけではないものの、資格を取得することができました。
以下で自分がどのような教材を使用し、どのように学習してきたのかを説明していきます。

自分が使用した学習教材に関して

参考テキスト
模擬試験

学習時間と学習スタイルに関して

1.学習スタイルに関して

自分のキャッチアップは主に4つのステップに分かれます。以下でステップごとに説明していきます。

① AWSサービスの網羅的なキャッチアップ

 学習を始めた当初は、実際に触ったことのあるサービスは限られているうえに、触ったことがあるとしても実践レベルで把握できていない知識も多くあると感じていたので、一度網羅的にAWSのサービスのキャッチアップを実施しました。

 キャッチアップでは、主に二つの方法を活用しました。
 一つ目が、参考書を活用したキャッチアップです。隙間時間などを活用して1機能ずつ読み進めていきました。自分が活用した参考書は、機能ごとに確認問題がついているので、機能ごとに自分の理解度を測りながら進めることができました。
(参考書では勉強しにくいという方は、UdemyのAWS SAA向けの講座などを購入すると良いと思います!)
 二つ目の方法が、所属している部署内でのSAA取得のための勉強会への参加です。所属している部署では、普段業務でAWSのサービスに触れる機会があるため、AWS SAAの取得が推奨されており、それを後押しするためにSAA勉強会を実施しています。
勉強会では、参加者の一人が特定の機能のAWS Blackbeltを読み、説明しながら、その他の参加者がわからないポイントがあれば質問するというスタイルで開催しています。毎回AWS SAAを取得済のメンバーが参加しているため、該当の分野がどのように試験で出題されるのかを知ることができたのは大きなメリットでした。
 個人で学習する場合は、同様の取り組みを実施してみるということは難しいですが、参考書などを読んで理解しきれない分野に関しては、AWS Blackbeltを活用して学習するのはお勧めです。資料だけではなく、実際にAWSの社員の方が開催したセミナーを動画で資料しながら学習できるので、資料だけでは頭に入ってこないという方にはもってこいのコンテンツだと思います。

② 模擬試験を一度解いてみる

 一通り、AWSのサービスのキャッチアップが完了したら一度模擬試験を解いてみます。
 ここでは正答率を気にするというよりは、今までキャッチアップしてきたAWSのサービスがどれだけ定着しているのかを確かめてみるぐらいのテンションでいいです!一通り問題を解くことで、自分がキャッチアップしてきた機能の中でもどの分野の機能が苦手なのかが浮き彫りになります。(自分の場合はコンテナ系のサービスとストレージ系のサービスが苦手でした。)

③ 浮き彫りになった苦手分野を復習する

 模擬試験で浮き彫りになった苦手分野を重点的に復習します。苦手な分野は一度キャッチアップしたとしてもあまり定着していないため、反復して復習する必要があります。自分の場合は、テキストを何度か読み返し、その分野の間違った問題の選択肢全てを復習しました。(ここで先ほど挙げた、AWS Blackbeltを活用するのもいいと思います!)
 復習がある程度完了し、苦手な分野の理解度が深まったと判断したら再度模擬試験を解いてみましょう!

④ 模擬試験と復習を繰り返す

 再度模擬試験を解き、ある程度偏りなく理解できるようになってきたと判断したらひたすらに模擬試験を解き、間違えた問題の復習をしましょう!間違えた問題を復習する際のポイントは不正解の選択肢がなぜ不正解であるのかまで復習することです。そうすることで、一つの問題で理解できることが増えるとともに、出題パターンがわかってきます。
 このサイクルを繰り返していくと自分の理解度と一緒に正答率も上がっていきます。
(自分は正答率を100に上げるまで復習することは時間の都合上できませんでした。。)

2.学習時間に関して

各ステップごとの時間をざっと記載します。
① AWSサービスの網羅的なキャッチアップ

→ 15時間ほど

② 模擬試験を一度解いてみる

→ 1時間ほど

③ 浮き彫りになった苦手分野を復習する

→ 5時間ほど

④ 模擬試験と復習を繰り返す

→ 15時間ほど

合計約40時間

といった感じです。
こちらの数字はあくまで参考程度にしていただければと思います。

基本的にAWSの運用経験によって必要な学習時間は変動すると考えられます。
AWSにほとんど触ったことがない方は、時間がかかりますし、ある程度運用経験がある方は短い時間で取得できると思います。

実際に受験を受けてみた感想

 勉強を始めた当初は、AWSの各サービスを暗記しようというスタンスで学習していましたが、どちらかといえばどのように活用するのかという活用者目線を意識した問題が多かったため、参考書での学習に時間を割きすぎずに早く模擬試験を解いてみるべきだったなと感じました。模擬試験を解きながらキャッチアップした各サービスがどのような場面でどのように活用されているのかを学んでいくのも重要だと思います!  また、模擬試験は基本的に1時間もかからずに65問解き終わっていたにもかかわらず、本番は緊張も相まって30分ほどしか時間が余りませんでした(笑)後半の方が冷静に問題を解くことができるため、最初の方に難しい問題があってもマークを付けて先に解いていき、見直す時間を作ることをお勧めします!

 最後に試験会場に関してですが、テストセンターで受ける場合は広めのテストセンターを調べて選択することをお勧めします。小さいテストセンターの場合、人の出入りが多いとどうしても大きな音が経つため気が散ってしまいます。(自宅受験も可能ですが、スイッチが入るので次回もテストセンターで受けようと思っています)

まとめ

 今回AWSの資格を取得して、資格を取得することの楽しさや自分の知識につながるというポジティブな側面に気づくことができたので、これからも少しづつ取得を目指していきたいと思います!

 自分自身開発経験のない状態で入社してインフラの知識がない状態でしたが、AWSを学習することで一般的なインフラの知識の習得にもつながるなという感覚を持ったので、是非インフラ入門としてもAWS SAA取得目指してみてはいかがでしょうか!

11
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?