はじめに
3Dオブジェクトを彫刻のように削ったり膨らませたりできるスカルプトツールを今回利用します。ZBrush、Mudbox、3D-Coatなど様々なものがありますが、今回使うツールはこちらのsulptglというWebツールになります。
(ソースコードは、githubにも公開 https://github.com/stephomi/sculptgl)
ブラウザを開くとすでにこのような形で、CGを作る用意ができています。
マウスやペンタブなどを使って絵を描くように膨らませたりへこませるなど直感的な操作で、モデリングを行うことが可能となっています。
ツールをいくつか使うことで、粘土のように変形させることができます。
今回は勉強のために、3つのツールだけを使って作ってみたいと思います。
名前 | 説明 |
---|---|
ブラシ | 粘土を盛る時に使います |
フラット化 | 粘土を削ります |
しわ | 線で模様を描きます |
Move | 粘土を引っ張って形を作ります |
以上の機能を覚えておけば、意外にいろいろな形を作ることができます。
それでは試しに作ってみます
基本のキャラクターを作ってみる
1.目を作ります
ツール -> ブラシ -> 半径30
2.口を作ります
3.鼻を作ります
4.ちょっと盛り過ぎちゃった!そんな時は、フラット化を選んで...
5.平らにしましょう
6.しわで、口とそばかすの模様を描きます
9.しわで模様を描いたら完成です!
10.全体的な設定
スペックの低いパソコンで行う場合は、TOPLOGYのResolutionを低い値に設定してください。
最大400に設定すると、かなり重たくなってしまいます。
Dynamic Topologyの設定を入れておくことで、ブラシなどでオブジェクトを変更するたびにメッシュが作り直されます。