GISの基本的なことを勉強をしたので、まとめていきます。
シェープファイルについて
Esri 社の提唱したベクター形式の業界標準フォーマット
ESRIで公開している仕様
https://www.esrij.com/cgi-bin/wp/wp-content/uploads/documents/shapefile_j.pdf
必須ファイルとオプションファイルで構成される
①必須ファイル:
.shp : 図形の情報を格納する主なファイル。
.shx : 図形のインデックス情報を格納するファイル。
.dbf : 図形の属性情報を格納するテーブル。
②オプションのファイル:
.prj : 図形の持つ座標系の定義情報を格納するファイル。ArcGIS で使用されます。
.sbn および .sbx : 空間インデックスを格納するファイル。空間インデックスを持つと、ArcGIS で空間検索のパフォーマンスを向上させることができます。
など
シャープファイルの制限:
シェープファイルを構成する各ファイルのファイルサイズは2GBが上限
フィールド名には10バイト(日本語5文字)まで
prjファイル(座標系)について
地球上の位置を座標で表すための原点や座標の単位などの取り決めのこと
地理座標系は、3 次元である地球上の位置を緯度と経度で表現する座標系
投影座標系は、3 次元である地球を 2 次元の平面に投影し、XY 座標で表現する座標系
どのような座標系に基づいて GIS データが作成されているのかがわかれば、原点や座標の単位が異なる座標系の GIS データ同士でも重ね合わせることが可能
地図データがうまく表示されない場合、地図データの座標系がそれぞれ異なることが主な原因として考えられます。
日本固有の地理座標系として
日本測地系 2000(JGD2000)は、世界測地系とも呼ばれ、世界的に多くの国で使用されている GRS 80 を準拠楕円体として採用している
日本測地系 2011(JGD2011)は、年)東北地方太平洋沖地震による大きな地殻変動が観測された東日本(北海道を除く)や北陸地方の測量成果に基づいて構築された日本の測地系
そのほかにも、WGS 84は、米国で採用されている世界測地系で、 GPS の運用に使用されています。