【Excel】フィルター操作

オートフィルターとテーブルの違いについて

　・フィルターはテーブルの機能の一つである。
　　よって(テーブル > フィルター)

オートフィルターを使ってみよう

オートフィルターの有無を確認する。

  sheet.AutoFilterMode

　・AutoFilterModeを参照する (True/False)

オートフィルターを削除する。

  sheet.AutoFilterMode = False

オートフィルターを追加する。

  ' 単一セルの場合 : 全体(A1 ~ CurrentRegion)にフィルターがかかる。
  Range("A1").AutoFilter

  ' 複数セルの場合 : その領域だけフィルターがかかる。
  Range("B3:C5").AutoFilter

オートフィルターで絞り込みを行う。

単一列の絞り込み

  ' フィルターの「3」列目の「セルの値」が「100」となる絞り込みを掛ける。
  Range("A1").AutoFilter Field:=3, Criteria1:="100", Operator:=xlFilterValues

複数列の絞り込み

  ' AutoFilterでチェインする。
  Range("A1").AutoFilter Field:=3, Criteria1:="100", Operator:=xlFilterValues _
             .AutoFilter Field:=4, Criteria1:="ABC", Operator:=xlFilterValues

OR条件の絞り込み

    ' いずれかのワードを含む
    .Range("A1").AutoFilter Field:=4, Criteria1:="*削除*", _
                            Field:=4, Criteria2:="*不要*", _
                            Operator:=XlAutoFilterOperator.xlOr

And条件の絞り込み

    ' いずれのワードも含む
    .Range("A1").AutoFilter Field:=4, Criteria1:="*削除*", _
                            Field:=4, Criteria2:="*不要*", _
                            Operator:=XlAutoFilterOperator.xlAnd

一致条件の指定 (Criteria)

記載	意味
="100"	100と一致する
="<>100"	100と一致しない
=""	ブランク
= ABC	ABCを含む
= ?BC	2,3文字目がBC

オートフィルターで絞り込みの結果をコピーする。

  ' 結果の2行目をコピーする。
  Range("A1").AutoFilter Field:=3, Criteria1:="100", Operator:=xlFilterValues _
  .Column(2).Copy

| 名前 | 内容 |
|:-:|:-:|:-:|
| Field | フィルターの列数 |
| Criteria1 | フィルターの絞り込み条件 |
| Operator | 何と比較して絞り込むか。(セルの値、セルの色 etc) |

アドバンスフィルターで重複削除

  sheetEmployee.Columns("C:F").AdvancedFilter _
  Action:=xlFilterCopy, _
  CopyToRange:=sheetDepartment.range("A1"), _
  Unique:=True

記載	意味
Action	データの転記方法
CopyToRange	データの転記先
Unique	データ重複を削除するか
・データの転記と重複削除を非常に簡潔に記載できる。
・処理速度は早くないので、大量データには向かない。

オートフィルターの使いどころ

大量データのうち、該当件数が少数の場合、
　1件ずつ走査するよりも、フィルターでまとめて該当部分を抜き取ったほうが処理がはやい！

参考