前提
2022年10月に受験し、合格。成績は以下。勉強を始めたのは同年5月。
当時IT経験ゼロでしたが、それまで所属していた編集部門からエンジニアばかりのデジタル部門に異動し、大パニック。必要に駆られて勉強を始めました。
応用情報にしたのは「ITパスポートはさすがに簡単すぎる」「基本情報はプログラミング知識が必要なので、むしろ応用の方が取得しやすいのでは?」などと考えたからです。
コツコツ勉強した結果、約5か月で合格しました。
勉強時間は100時間くらいで、難易度は行政書士試験と同じくらいかなという手応えです。6割で合格という点、択一と記述がある点、一般常識で解ける問題も結構ある点など、分野こそ違いますが似ています。
勉強方法
◉午前対策まずは「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」というテキストを2周ほどしました。イラストが豊富で、日本語も平易で分かりやすく、結果的にはこれを選んで大正解でした。
一番有名な「合格教本」も買いましたが、未経験の私には難しすぎて何のこっちゃ分かりませんでした汗
2周ほどして大枠は理解できたので、次は「応用情報技術者試験ドットコム」という神サイトで、「おすすめ過去問」(10回分)をひたすら解きまくりました。
応用情報の午前択一は、過去問から似た問題の出る割合が高い(4割くらい)です。過去問10回分を完璧にし、4割ほど正解できるようにしておけば、あとは残り6割のうち3分の1当てるだけで合格基準点(60点)を突破できるので、過去問を丸暗記するのが一番の近道だと思います。
「おすすめ過去問」を10周ほどして、最後には97%ほど正答できるまで完成させました。
◉午後対策
午後対策を始めたのは、試験1ヶ月前の9月からです。それまではずっと午前択一の過去問を繰り返していました汗
午後は「情報セキュリティ」だけ必須ですが、あとは「経営戦略」「システムアーキテクチャ」「ネットワーク」「データベース」「組み込みシステム開発」「情報システム開発」「プログラミング」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」から、好きなテーマを四つ選択する方式です。
私にはテクノロジ系は何のこっちゃわからないので、迷わず「文系セット」一択でした。
※文系セットとは・・・経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査のこと。技術的な知識をほぼ必要とせず、一般常識とビジネス知識と「国語力」のみでゴリ押せる。
上記の通り、新しい知識の習得はほぼ不要(午前択一を解けるレベルでOK)なので、あとは慣れるだけです。
「応用情報技術者 午後問題の重点対策」という、過去問をやたら詳しく解説してくれているテキストを1ヶ月解きまくり、仕上げていきました。
本番では予定通り「文系セット」を選択。練習では時間が余っていましたが、本番では意外と時間がかかり、最後の「システム監査」を最後まで解けなかったのが大失敗でした。
が、「サービスマネジメント」がたまたまほぼ完答できたこともあり、合格できました。
時間配分には気をつけましょう。。。
結論
応用情報技術者試験は、未経験でも合格できます!!!!!
※「試験合格法」をテーマに執筆したので、受かるためのテクニックという視点でばかり書いており「試験を受けることで何が得られるか」という本質を見失っている感じがしますが、実際はテクノロジ系・ストラテジ系・マネジメント系全てでちゃんと学びがあったので、受ける意味のある試験です!