#概要
UiPathの認定資格である「UiPath Advanced Certificate」を取ったので、試験の流れと受験に向けたアドバイスを備忘録としてまとめました。
問題の詳細は試験の公平性を欠くため記載はしていません、悪しからず
#UiPathの認定資格って?
UiPathの開発に関するスキル(Studio、Orchestratorどちらも)を有していることを証明できる試験とのことです。
UiPathの製品と機能について深い知識を持ち、ベストプラクティスと原則に基づいた開発スキルを証明する資格です。UiPathから認定を受けることで、RPA分野の能力・知識・スキルを持つプロフェッショナルであることを証明できます。現在は英語のみ。順次日本語化も予定しております
(UiPath公式サイトより引用)
- UiPath Academyでレベル1~3を取得していたこと
-
12月末までは無料(1月以降の料金体系については不明)
2020年3月まで無償期間が延長されてました!
もあり、受けてみることにしました。
#試験について
##対応言語
全編英語です。
UiPath ForwardというUiPathのイベントで担当者の方にお聞きしたところ、
「日本語対応も検討中だが、日本語対応のタイミングで有料化する可能性が高い」とのことでした。
##第一試験:クイズ
まずは、一次試験としてクイズが出題されます。
クイズはAcademyのLv1~3の総集編というイメージで、出題比率としてはLv3からの出題が多かったです。
(Lv3が1と2の総集編ということもあるので…)
制限時間 | 90分(1時間半) |
出題数 | 45問 |
選択肢 | 問題によって可変(基本4択問題が多かったです) |
再受験 | 再受験には24時間の待機時間が必要 |
回数制限 | 3回 |
※回数制限を超えての再受験には新しいバウチャーの申請が必要 |
###受験にあたっての注意(クイズ編)
- 受験を開始すると1時間半の制限時間があります
- 受験を開始すると画面が最大化されます
→Esc,F11キーを押すと終了とみなされ、その時点での回答問題で点数が出ます - Academyのようにクリア後にクイズの結果が表示されません
→代わりに解答した時点で正解か否かが分かる(何問正解したか表示される) - 当然ですが問題はすべて英語
###対処法(クイズ編)
- 時間に余裕をもって行う
- 試験ページのタブと、翻訳用のタブは異なるブラウザにしておく
(同じブラウザの異なるタブを見ようとすると終了します) - 異なるブラウザを見る、試験に戻る場合はAlt + Tabで移動する
- 拡張機能でブラウザにマウスジェスチャーを入れている場合はオフにしておく
(ドラッグで選択文章を検索するジェスチャーで別タブに移動し試験が終了します) - 英語に自信がない方はChromeブラウザで実行する場合は拡張機能で選択した文章をリアルタイム翻訳してくれるGoogle翻訳を入れておく
- 折れない心を持つ(だいじ)
##第二試験:実技
クイズに合格すると、次は実技試験となります。
実技試験にも制限時間と回数制限が設けられていました。
制限時間 | 210分(3時間半) |
出題数 | 1問(与えられた仕様に沿ってロボットを作成) |
回数制限 | 3回 |
※回数制限を超えての再受験には新しいバウチャーの申請が必要 |
###受験にあたっての注意(実技編)
- REFrameworkの使用が前提となっています
- Academyでさんざんお世話になったACME System1の操作が多かったです
- 採点結果が出るまでには若干タイムラグがあります。ここは制限時間はないので、気長に待つとよいと思います
- しつこいようですが全編英語です
###対処法(実技編)
- AcademyのLv3を再履修してみる
- UiPath Go!で配布されている日本語版REFrameworkを使用してREFrameworkの仕組みを理解しておく
- Google翻訳を使用してもよいが、選択すべき項目や型名まで翻訳されるので注意する
(Stringが「弦」とかになる) - 折れない心を持つ(とてもだいじ)
#合格すると修了証がもらえます
やったぜ。(本名バレが怖いので名前を隠してます、すみません。。)
#受けてみた感想
自身が英語に苦手意識があることもあり、全編英語にだいぶ悩まされました。
また、筆記は前述した全画面解除の瞬間に強制終了食らう問題もあり、最後の1回で合格しなければ…というプレッシャーがすさまじかったです
実技試験はLv3の問題の方が難しいなと感じていたので、Lv3を取った方なら勢いで受けるのもありかもしれません!
Lv3を受けてみようかな…と思った方はこちらの記事もぜひどうぞ!(熱い宣伝)