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AndroidでBLEデバイスとの通信ログを見る(1)

Last updated at Posted at 2020-01-15

Jan 14 2020 更新


未知のBLE端末を、自前のオリジナルアプリから使う。っていうことをしたかったので、
BLEの仕様をハックするためにやったことの備忘録。

簡単にいうと、Androidでアプリの通信ログを取って、頑張って、どういう通信しているかを分析する。という感じになる。

準備

AndroidとMacを用意。

Androidの設定

Androidの開発者向けオプションを開く。
開発者向けオプションの出し方は、ググればすぐに出るので、それを参照。

例えば↓
[Android 4.2以降] 開発者向けオプションを表示させる方法@colorrabbit

開発者向けオプションから、スヌープログを有効化、また、USBデバッグを有効化する。

スヌープログを有効化した瞬間から、ログが吐き出される。
一度オフって、もう一度オンにすると、新しいログが吐き出されているっぽい。

Macの設定

まず、Terminalからadbコマンドを使えるようにする。
この記事を見て入れた。
adbをMacのターミナルで使えるようにする@furusin_oriver

※homebrewとかでも入れられるっぽい。

ちなみにADBは、PCに接続されたAndroidにTerminalからアクセスしちゃうぅ〜みたいなコマンド。

詳しい説明は、こことかにありそう。
忙しい人用に、冒頭だけ引用↓

Android Debug Bridge は adb と省略されます。 これは Android SDK の platform-tools に含まれるツールです。
このツールを用いると、現在利用可能なデバイス・エミュレータの列挙、シェルコマンドの発行、ファイルの転送などが行えます。
Eclipse から Android アプリをビルドしたときも、裏側で adb を用いてエミュレータまたは実際のデバイスに接続します。

次にWiresharkというログの解析アプリを入れる。

$ brew cask install wireshark

とすれば、Wireshark.appが自動でアプリケーションディレクトリに入っている。

ログを解析する

まず、AndroidをMacに繋ぐ。

$ adb devices

にデバイスが出れば接続できてることが確認できる。
接続できたら、早速ログファイルを抽出する。

$ adb bugreport report

でzipをダウンロードする。
コマンド実行後、少し待つと、report.zipというフォルダが今いるディレクトリに落ちてくるので解凍する。
reportの部分はフォルダの名前指定なので、なんでも良い。

その中のbugreport-bluexxxx-XXXX.000000.000-2020-01-01-00-00-00.txt的な奴を探す。

これにログがあるけど、Wiresharkでは読めない形式なので、変換する必要がある。

Googleがいい感じのスクリプトを配布しているので、それを使う。

btsnooz.py

btsnooz.pyをログの.txtと同じディレクトリに作って、Python2で実行する。

自分は、何も考えずPythonで実行したら、環境がPython3だったので、エラー出て5秒ほどハマった。

実行コマンドはこんな感じでよしなに。

$ python btsnooz.py bugreport-bluexxxx-XXXX.000000.000-2020-01-01-00-00-00.txt > BTSNOOP.log

BTSNOOP.logの部分は任意で改名して良い。

ようやく。

Wiresharkを起動し、先ほどのBTSNOOP.logを開くと記述されているログを見ることができる。

Macならこんな感じでいきなり開ける気がする。

$ open -a wireshark BTSNOOP.log

一旦ここまで。

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