はじめに
未経験からエンジニアに転職して、3ヶ月が経過しました。
会話する中で、よく使われている言葉に気がつきました。
これまでの人生では聞き慣れない言葉です。
個人の口癖というよりも、エンジニアの口癖のような気がしたので、まとめてみます。
初めて聞くと理解できないかもしれないので、予習していただくためにこの記事を書きました。
未経験でエンジニアに転職する方の参考になれば嬉しいです。
自己紹介
私は2023年9月1日にフロントエンドエンジニアとして自社開発のSaaS企業に入社しました。
未経験独学で、薬剤師からの転職です。
詳しくはこちらをご覧ください。
未経験独学で自社開発企業へ〜薬剤師からのエンジニア転職記〜
エンジニアの口癖5選
第5位 「そもそも」
接続詞で、改めて説き起こすときに用いる語です。
「そもそも人間というものは」などと使われますね。
これは一般的にもよく使われていると思った方も多いと思います。
ただ、エンジニアがよく使う「そもそも」は発音が違います。
一般的な発音は、「そ↑もそも」と冒頭にアクセントが来ますが、エンジニアの発音は「そもそも↑」と尻上がりにアクセントが入ります。
多分方言の違いとかではないと思います。
発音なんてどうでもいいだろ!って突っ込まれそうですね😇
例文
- このタスクってそもそもなんでやることになったんだっけ?
- そもそもこの処理はこの関数でやらせるべきじゃないよね
第4位 「よしなに」
いい具合になるように。適切に。という意味の言葉です。
これ、本当にエンジニアになるまで1度も聞いたことがありませんでした。
入社して初めて聞いた時は、意味がわからなくて調べました笑
エンジニア用語というよりはビジネス用語みたいです。
薬局で働いていたから聞いたことがなかっただけかもしれません。
依頼する時によく使われます。
例文
- よしなにお願いします
第3位 「おまじない」
これ、実は正確な意味がわからないのですが、ニュアンスとしては「後でわかるので気にしないで」「一旦スルーして」という意味で使われていると思います。
呪術などの「おまじない」の意味ではありません。
Reactのラーニング中、よくメンターさんから言われていました。
おまじない???何を祈るの???と最初は思っていました笑
初めて聞く人には伝わらなさそうですね。
例文
- ここ難しいから、一旦おまじないで!
第2位 「抽象度」「抽象化」
抽象度という言葉は元々は分析哲学用語で、「情報量の大小の度合い」を表す言葉だったそうです。
これがなかなか難しい概念でして…
物事を「大きな視点で俯瞰的に捉える」ことで「全体の構造を把握する」ために「抽象化」が必要だそうです。
プログラミングの考え方にも抽象化は必要みたいです。
なんとなく響きがかっこいいので、日常から使えるとカッコ良さそうです。
例文
- もうちょっと抽象度をあげて考えてみよう
- 抽象化して考えるとわかりやすいよ
第1位 「本質」
1日に何回聞いているかわからないレベルで圧倒的に使われています。
一度気になると、余計に気になってしまって印象に残ってしまっているだけかもしれませんが…
エンジニアだけが使うわけではないのですが、特に使われている気がしたので1位に選びました。
この「本質」という言葉、なかなか厄介な気がしていて、その「本質」を言葉で表現するのが難しいです。
国語の読解問題のようなイメージで、「本質」と言われたら、何が本質なんだろう?と考えることもあります。
例文
- それって今回の問題の本質じゃないよね
- 本質的に考えると問題は別のところにあるよね
終わりに
なかなか聞き慣れない言葉が多かったのではないでしょうか。
エンジニアに転職したら、確実に耳にすると思います!
他にも業界用語たくさんあるので、珍しいのがあったら教えてください🙇