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Python3でNEMのAPIを叩く-006-アカウントが作成したモザイク定義を取得<準備編>

Last updated at Posted at 2018-03-18

#はじめに
前回はXEMについて取り扱いましたが、今回はモザイクについて取り扱おうと思います。

モザイクとはNEMで発行できる独自のトークン(通貨みたいなもの)です。手数料がXEMで少し必要ですが、Nano Walletから数分で簡単に独自トークンを発行することが出来ます。

どんなモザイクの情報を取得してもいいのですが、順を追って説明しやすいので、私がテストネットで作ったモザイクを使おうと思います。
今回はモザイクを定義して、次回でモザイク定義を取得するAPIの紹介で活用します。

モザイクの作成には、以下の手順を踏みます。
1.ネームスペースの作成(必須)
2.サブネームスペースの作成(任意)
3.モザイクの作成(必須)

ネームスペースとサブネームスペースについては、トレストさんのサイトを引用します。

counterpartyなど他に独自トークンを発行できるものは単一のトークン名を付けるだけになりますが、NEMではまずネームスペースというものを得るところが特徴的です。

NEM公式情報では、インターネットでいうドメインのようなものだと定義されています。

ネームスペースはレンタルすることで取得できます。もしあなたが「diner(ダイナー、食堂)」というネームスペースを取得すると、他の誰かはそれを重複して取得することはできません。レンタルの有効期限は1年間です。

また、サブドメインと似たような感覚でサブネームスペース(sub-namespace)を1つのネームスペースにつき最大2階層まで取得することができます。
diner.sub01.sub02
2016_insert_image_000265

ネームスペースはこのように、.(ドット)区切りで、1つのルートネームスペースと2つまでのサブネームスペースの最大3レベルまで構成することができます。

ルート名が違えば、サブは誰かのヤツと重複してもOKです。

発行者A氏:diner.sub01.sub02
発行者B氏:diner.sub01.sub02(←ダメ)、cafe.sub01.sub02(←問題ナシ)
(引用元)https://www.cryptostream.jp/nem-namespace-mosaic-3551/#namespace

#ネームスペースの作成
Nano Walletを起動します。
ログインして、「サービス」をクリックします。
スクリーンショット 2018-03-11 0.59.13.png

「ネームスペースの作成」をクリックします。
スクリーンショット 2018-03-11 0.59.24.png

「ネームスペース」に自分の好きな名前を入力します。ウォレットのパスワードを入力して、「登録」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2018-03-11 0.59.41.png

登録が完了すると、ダッシュボードに登録結果が表示されます。
スクリーンショット 2018-03-11 1.01.23.png

#モザイクの作成
ネームスペースと同じく「サービス」を開き、「モザイクの作成」をクリックします。
スクリーンショット 2018-03-11 1.01.36.png

「親ネームスペース(名前空間)」は先ほど作成したネームスペースを選びます。
「モザイク名」に好きなモザイク名を入力し、「説明」にモザイクの説明を入力します。(この説明ってどこに活用されてんの?何の意味あんの?って思っていますがとりあえず入力しました)
「初期供給量」にモザイクの発行枚数を入力し、「可分性(小数点の有無)」に枚数に小数点をいくつまで許可するか設定します。
ウォレットのパスワードを入力し、「送信」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2018-03-19 0.39.07.png

モザイクの作成が完了すると、ダッシュボードに結果が表示されます。
スクリーンショット 2018-03-11 1.06.46.png

エクスプローラーに先程作成したモザイクが表示されていればOKです。
スクリーンショット 2018-03-11 1.07.16.png

#次回
Python3でNEMのAPIを叩く-007-アカウントが作成したモザイク定義を取得<コーディング編>

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