こんにちは、オルトプラスで働くクライアントエンジニアの尾土平です。
最近はunityを使ってごにょごにょしている、元flasherです。
今日はUnityのカラープリセット(プリセットライブラリ)について書きたいと思います。
カラープリセットとはなにか
色情報(RGBA、HexColorなど)を登録しておくことができ、
必要に応じて使用することができるものです。
名前もつけることができます。(似たような色の時に便利)
なぜやるのか
カラープリセットをプロジェクトのリビジョン制御に追加することで、
ユーザー間で共有することができます。
デザイナーがカラープリセットで色情報を追加し、
エンジニアがそれを用いて着色を行えるので作業が効率が上がります。
例えばこんな修正が発生しなくなります。
「このテキストは真っ黒(000000FF)じゃないんです。161616FF(黒に近いサムシング)なんです。修正よろ!」
作り方
1.Colorを表示します。 (Hierarchy上にSprite等を配置してColorを選択)
2.コンテキストメニュー(三本線のアイコン)から"Create New Library"を選択
3.Nameに"任意の名前"を入力、Locationを"Project Folder"に設定し、"Create New Library...."
4."任意の名前"(Project)が追加され、設定されている状態になります。
5.コンテキストメニュー内の"Reveal Current Library Location"を選択すると、Project内のどこに作られたかが確認できます。
6.色を追加して、共有チームに共有してください。(git操作など...
7.コンテキストメニューから"任意の名前"(Project)を選択すると、その色情報を使用することが可能です。
最後に
プリセットライブラリのマニュアルには、グラデーション、アニメーションカーブも共有できそうなことが書かれているので、
機会があれば試してみたいと思います。
リンク
- プリセットライブラリ・マニュアル
- https://docs.unity3d.com/ja/540/Manual/PresetLibraries.html