はじめに
AWS認定試験の勉強を始めて1ヶ月でソリューションアーキテクトアソシエイト(以下SAA)を取得し、その後4ヶ月でソリューションアーキテクトプロフェッショナル(以下SAP)を取得したので、勉強方法や利用した教材、勉強方法などについて書こうと思います。これから受験を考えている方の役に立てば幸いです。
勉強を始めた時点での知識・スキル・経験など
- 入社2年目終わりの2月。ITエンジニア(Android)歴4ヶ月
- AWSの業務経験はほぼ0。プロジェクトではAWSを利用してインフラ構築しているため、不具合の切り分けなどでたまにcloudwatchでログを見る程度
- ネットワークの知識は基礎レベル(CCNAは持っていない)
- サーバー関連知識はLPIC LEVEL1程度
AWS認定とは
最も基礎的なレベルのクラウドプラクティショナー、アーキテクト、運用、開発者に分類されたアソシエイトレベル、そしてアーキテクト、DevOpsのプロフェッショナルレベルのAWSについて幅広い知識が問われる6試験と、専門知識の6試験が用意されています。
AWS 認定より抜粋
SAAについて
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト
に詳しい情報が記載されています。
- 実施形式
テストセンターまたはオンラインプロクター試験
- 時間
130分間 - 受験料金
15,000 円(税別)/ 模擬試験 2,000円(税別) - 言語
英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)
あるあるかもしれないですが、日本語は怪しいところが結構あります。試験問題は英語で作成されて、日本語問題はそれをエキサイトな感じで翻訳しているだけなんでしょうか、わかりません。日本語受験を選んでも英語と切り替えながら試験を受けることができるので、相当英語に自信があるとかでなければ日本語での受験をお勧めします。
利用した教材など
勉強を始めるにあたって、「AWS SAA 勉強法」とかでググって合格してる人の勉強方法を参考にしました。結果的に、いくつかブログやqiitaなどの合格体験記で名前が挙がっていた以下の2つの講座をUdemyで購入して勉強しました。
これだけでOK
の方は主要なサービスの解説とハンズオンが中心ですが、最後に模擬試験3回分(内1つは一問一答の小テスト形式ですが)もついていて、AWS入門用としても試験対策としてもちょうどよかったと思います。
また、これだけでOK
のみだと演習が足りないと感じたため、同じ講師の方が出している演習問題中心のアソシエイト模擬試験問題集
も利用しました。業務で既にAWSを利用していて、ある程度主要サービスの知識や構築経験がある人はこちらの講座の方がおすすめです。Udemyは頻繁にセールをやってるので必ずセール時に買うようにしましょう。
勉強の流れ
全体の流れは以下の通りです。
-
これだけでOK
を3週間(座学&ハンズオンパート2週間、付録の模擬試験1週間) -
アソシエイト模擬試験問題集
を1週間
計4週間やってから本番に臨みました。公式の模擬試験はお金がかかるので受けませんでした。本番に合わせて購入した講座はきっちりやり切りました。期限を決めた方が短期集中できて効率が良いかと思います。
これだけでOK
のハンズオンではよくあるアーキテクチャパターンをコンソール上でぽちぽちやって構築していくのですが、「こんなに簡単にできるんだ」って驚きがあって楽しかったです。AWSってどういうものなのかを理解するのに役立ちました。
ハンズオンで一通りサービスに関する知識と手を動かす経験を身に付けたら、付録の模擬試験をやってみました。1回目は確か60%くらいしか取れなかったと思います。資格取得のためには演習を繰り返すことが大事だと痛感したので、これだけでOK
の模擬試験とアソシエイト模擬試験問題集
で演習を繰り返しました。全て9割くらいは取れるまで繰り返してたと思います。
演習問題は時間を計って解く、間違えた部分を公式のドキュメントを読む、などして試験で問われる部分を強化しました。よくある質問はかなり参考になりましたね。
試験本番では結構落ち着いて問題を解くことができ、微妙な問題は最後に見直しをして無事合格できました。と言ってもやはり模擬試験やってる時よりは本番の方が時間はかかりましたし、見直しマークのつく問題も多かった気がします。
おわりに
- 資格取得のためには演習を効率よく繰り返すべし
- 知識の補強はよくある質問が役に立つ
- SAAはほぼ0から始めても1か月で取得できる