必要に迫られたESXiの逆引きメモです。
データストアで仮想マシンを移動、コピーさせる最の注意点
- 仮想マシンにスナップショットが作成されていると、移動先で仮想マシンが正常に起動しない場合が有る。発生した場合は元のデータストアに戻す。
- Linux系のOSではコピーした仮想マシンのNICが正常に動作しなくなるので再構築が必要。
ESXiでシンプロビジョニング仮想ディスクの未使用領域を開放する方法
vmkfstools
一旦データを書き込んだディスクはシンプロビジョニングであってもゲストOSのファイルを削除しても仮想ディスクのファイルサイズは変化しない。
しかし、ゲストOS側でディスク領域に「0」を書込とESXi側のツールで未使用領域の開放が出来る。
# vmkfstools --punchzero [仮想マシン.vmdk]
備考
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ゲストOS側でディスクのフルフォーマットを行ったりすると使用領域として認識されてしまうためクイックフルフォーマットを行えとの事。(Windows 2008 や Windows 7 などの Microsoft オペレーティング システムでシン プロビジョニング ディスクを使用している場合、ディスクの完全なフォーマットを実行すると、シン プロビジョニング ディスクがフル サイズに拡大されます。これを避けるには、クイック フォーマットを実行するオプションを選択します。詳細については、Microsoft の記事 941961 を参照してください。)
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パフォーマンスを考えるならシックプロビジョニングを使えとの事。
参考
http://shobon.hatenablog.com/entry/2014/05/20/221416
http://shobon.hatenablog.com/entry/2015/03/07/212052
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2078567
http://www.projectgroup.info/tips/VMware/comm_0009.html