糸井さんのインタビュー
- 「共感性」+「意外性」=「面白い」
- 今、食わしてくれるビジネスがあったとしたら、それを「もっと良くしていくことはできないだろうか」と考える。そこに必ずクリエイティブの要素はある。
- よく社員に言うんですが、「君は脳みそから血が出るくらい考えているか」って。僕は「何か始めたら脳みそから血が出るくらい考えるぞ」と。なぜかというと、「脳みそから血が出るくらい考える」方が面白いから。
- お客さんに直接聞いても答えはないんです。なぜならお客さん自身は、未来の自分が何を欲しいのかわかっていないことが多いから。作り手から提示することが必要です。「これが欲しかったでしょ」って。そのために、自分自身に問いかけて「売れるに決まっている」ものを探し続けるんです。
- 「これが売れるかなあ。よし頑張って売ろう」じゃだめなんです。「これは売れるぞ、もう売れるに決まっている!」というものを探して、それが本当に売れるかどうか、自分に問いかけ続ける。それが「仕入れ」です。
- 「市場」とは「お客さん」という意味で使っています。「お客さん」には、お金を持ってきてくれる人と、喜んでくれる人、2つの意味が含まれます。クリエイティブの「仕入れ」は、「市場=お客さん」に向けたものなんです。
- まず、自分がお客さんになったら喜べるかどうか、本気で考えてみる。「人が嬉しいことって、どういうことか」、とにかくこればっかりをしつこく考える。逆の言い方もありますよね。「自分が嬉しいことって、どういうことか」を、しつこく自問自答してみる。僕らの仕事は、突き詰めるとそこに行き着く。
本当に脳みそから血が出るくらい考えて、「共感性」+「意外性」=「面白い」という公式が見えてくるのだと思う
自分の理解や想像力を超えていて、ピンとこないお話も多かった
これぐらい、考え抜く努力をしなくては
参考
[「面白い」をビジネスにする方法:糸井重里さん]
(http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252773/030900015/?P=3&ST=smart)
脳みそから血が出るほど考える:糸井重里さん