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Vimの基本操作をまとめてみた

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Vimについて

Vimとはコマンドラインベースで動作するテキストエディタです。
キーボードのみで操作を行えるので、マウスにてを伸ばすことなく作業を行うことができます。
また、Vimを使いこなせるようになることでファイルの編集などを高速に行えるようになります。

モード

Vimには4つのモードがあり、これらのモードを使い分けながらコマンドを実行していくことになります。
モードは下記のようなものになります。

モード名 実行できること
ノーマルモード カーソル移動、削除など
インサートモード 文字入力、ペースト、単語削除など
コマンドモード コマンド実行、保存、終了など
ビジュアルモード 範囲指定など

Vimを起動するとノーマルモードから始まるため、基本はノーマルモードを基準として各モードに切り替えることになります。

Vimの基本操作

Vimの代表的な基本操作を紹介します。

モード変更

vimコマンド 動作
esc ノーマルモード
i インサートモード
a 次䛾文字からインサートモード
o 選択行の下に空白を入れ、インサートモード
O(shift+o) 選択行に空白を入れ、インサートモード
: コマンドモード
v ビジュアルモード

カーソル移動

vimコマンド 動作
k 上に移動
j 下に移動
左に移動
l 右に移動
w 単語移動
b 単語移動(逆順)
行末へ移動
行頭へ移動
gg ファイルの先頭へ移動
G ファイルの末尾へ移動

カーソル移動以外の移動

vimコマンド 動作
:set number 行番号を表示
:10 10行目に移動(数字の数だけ移動)
$(shift+4) 行末に移動
0 先頭に移動
^ インデントの先頭に移動
{ 段落ごとに上に移動
段落ごとに下に移動
[[ セクションごとに上に移動
]] セクションごとに下に移動
「:1」or「gg」 ファイル䛾先頭に移動
G ファイルの最後に移動
Control+o 移動前に戻る
/{pattern} ex) /test 検索
n 次の検索結果に移動
N (shift+n) 前の検索結果に移動
> 右にインデントを移動
< 左にインデントを移動

置換

vimコマンド 動作
R 置換
dw 単語削除(置換より使用すること多め)
:%s/{検索文字列}/{置換文字列}/g 一括置換
:%s/{検索文字列}/{置換文字列}/gc 確認しながら置換

削除

vimコマンド 動作
u(ノーマルモード) Undo(行った操作の取り消し)
Control+r(ノーマルモード) Undoを取り消し
x(ノーマルモード) 1文字削除
dd(ノーマルモード) 行の削除 (コピー可能)
dw(ノーマルモード) 単語の削除
2dd(ノーマルモード) 2行削除(数字の数だけ削除を実行)

コピペ

vimコマンド 動作
yy(ノーマルモード) 一行コピー
p(ノーマルモード) 下にペースト
P(ノーマルモード) 現在行にペースト
2yy(ノーマルモード) 2行コピー(数字の数だけコピーを実行)
dw(ノーマルモード) 単語の削除
2dd(ノーマルモード) 2行削除(数字の数だけ削除を実行)
.(ノーマルモード) 直前に行った動作をリピート
v(ビジュアルモード)移動してからy(yank) 直前に行った動作をリピート

コマンド実行

vimコマンド 動作
「:」or「/」(コマンドモード) コマンドモード
!{コマンド}(コマンドモード) コマンド実行
!!(コマンドモード) カーソル指定コピー

検索

vimコマンド 動作
/{検索文字列} 検索
:noh 検索のハイライト消す

保存、終了

vimコマンド 動作
:q 編集終了
:q! 保存せずに編集終了
:w 保存
:wファイル名 ファイル名をつけて保存

まとめ

Vimの基本的な説明とコマンド操作について簡単に紹介させていただきました。
読んで頂いてる方の助けとなれば幸いです。

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