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Ubuntu上のtex文書にjlistingパッケージを使ってソースコードを掲載する

Last updated at Posted at 2016-11-28

Ubuntu14.04および16.04にtexliveを導入しtex文書を作成しています。そんな時、文書にソースコードを載せる必要出てきたので、jlistingパッケージを導入しました。

#jlistingパッケージを用いる

デフォルトで入っているlistingパッケージを使うことで、(日本語を含まない)ソースコードをtex上で綺麗に表示することができます。
一方で、日本語を含むソースコードをtex上で綺麗に表示するには、jlistingパッケージを自ら導入する必要があります。

#jlistingパッケージのダウンロード

まず、以下のサイトから圧縮ファイルjlisting.sty.bz2をダウンロードします。

そして、ファイラー等で解凍してjlisting.styを用意します。(ここでは、~/に解凍したとします。)

#jlistingパッケージの導入

次に、上で用意したjlisting.styを適切なディレクトリに移動します。(環境により異なるかもしれません。私の場合は/usr/share/texlive/texmf-dist/tex/latex/listingsでした。周りにstyファイルがたくさんあるディレクトリです。)

cd /usr/share/texlive/texmf-dist/tex/latex/listings/
mv ~/jlisting.sty ./

権限を周りのstyファイルに合わせ、一覧を更新します。

chmod 644 jlisting.sty
sudo mktexlsr

これでjlistingパッケージを導入することができました。

document.tex
\usepackage{listings,jlisting}
\begin{document}
    \begin{lstlisting}[basicstyle=\ttfamily\footnotesize,frame=single]
        %ここにソースコードを書く
    \end{lstlisting}
\end{document}

#【追記】
styファイルは、コンパイルするtexファイルと同じディレクトリに置いても認識されます。急いでいる場合や、1つのtexファイルしか作る予定がない場合にはこちらの方法をどうぞ。

cd [texファイルがあるディレクトリ]
mv ~/jlisting.sty ./
chmod 644 jlisting.sty
sudo mktexlsr
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