Ubuntu 14.04および16.04上でtexファイルを作成し、pdfとして保存できるような環境を構築したので、備忘録として記します。
texliveのインストール
まずはtexliveをインストールします。
texファイルのコンパイルに必要なライブラリが大体揃います。また、必要なフォントもダウンロードしておきます。
sudo apt-get install texlive-lang-japanese
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install texlive-lang-cjk
sudo apt-get install texlive-fonts-recommended
sudo apt-get install texlive-fonts-extra
texの閲覧
texファイルの変換や埋め込む画像の閲覧に必要なソフトをインストールします。
sudo apt-get install xdvik-ja
sudo apt-get install dvipsk-ja
sudo apt-get install gv
texファイルのコンパイルとpdf化
実際にtexファイルを作成し、コンパイルする方法です。作成したtexファイル名をhoge.tex
とすると、以下のコマンドでコンパイルが可能です。
uplatex hoge.tex
コンパイル時にエラーがなければ、以下のコマンドでpdfとして保存できます。
dvipdfmx hoge
以上で、
ubuntu上でtexをコンパイルしpdfとして保存できる環境の構築は終了です。
#【追記】 PDFにフォントを埋め込む
上記の方法で作成したPDFには,フォント(主に漢字フォント)が完全には埋め込まれないようです。
そこで、デフォルトのフォントを予め指定しておきます。(ここでは,IPAexフォントを指定します。)
kanji-config-updmap-sys ipaex
このコマンドを、PDF作成前に一度だけ実行しておくことでPDFにフォントを埋め込むことができました。
参考
Ubuntu14.04でTeX環境構築
[(u)pLaTeXのデフォルトの日本語フォントを好きなやつに変える方法]
(https://qiita.com/zr_tex8r/items/15ec2848371ec19d45ed)