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kawaiiロゴの作り方(2)

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kawaiiロゴの作り方(2)

kawaiiロゴ作成にあたり、今回決めたこと

今回は以下のものを使ってkawaiiロゴを作ることにしました。
ロゴにする文字:ネコチャン中毒
使う要素:ハートをアイコンか文字で使う
メインとなる色:ピンク系

使うフォント:KFひま字キッズ、851マカポップ

※使うフォントは、太くて丸いものを使うことをお勧めいたします。フォントが太くないとロゴ表現したときに全体的にやせ細って見えてしまうため、可愛く表現することが難しくなるからです。

前回、説明が漏れていましたが、フォントによって文字の印象が変わってくるため、フォントにもこだわりが必要です。今回は、KFひま字キッズを使うことにしました。しかし、KFひま字キッズは漢字がないため、漢字部分は851マカポップを使うことにしました。なお、試しにインストール後に入力してみて、雰囲気が合うか確認しました。

kawaiiロゴ作成手順

(1) まずはGIMPを起動して、[ファイル(F)] -> [新しい画像]を選択して、表示されたダイアログで[OK]ボタンを押します。このとき、キャンパスサイズは後で変えられるのでデフォルト(画像では幅1,920、高さ1,080)のままで大丈夫です。

(2) レイヤーを右クリックして、新しいレイヤーを透明で追加します。このとき、既存のレイヤーがすでに透明であった場合、塗りつぶしで黒か白にしましょう。
透明レイヤーと黒または白のレイヤーの2つを作る理由については、都度、デザインを確認するときに便利だからです。背景とロゴデザインの色が似ていると、確認しづらいときもあるので、可視/不可視をレイヤー横にある目玉アイコンで切り替えて確認します。

(3) ロゴにする文字を適当な位置に入力します。このとき、使うフォント、フォントカラーや(おおまかに)フォントサイズを指定します。
この時点では設置場所はあんまりこだわらなくて大丈夫です。全体のバランスを調整する過程で位置も調整します。

例では、以下のように設定しています。

  • ネコチャン
     フォント:KFひま字キッズ
     カラー:#ffb1bc
     サイズ:140px
  • 中毒
     フォント:851マカポップ
     カラー:#ffb1bc
     サイズ:140px
     装飾:ボールド

(4) おおまかなロゴのイメージを作り、それに基づいて適当に文字やアイコンを配置する
設計図はあったほうがいいでしょう。しかし、本格的なものはプロに任せるべきです!!

なので手書きとか、別のロゴを参考にするなどでおおまかな完成イメージを作ります。どうせちょいちょい直しが入ります。思い切りが肝心です。

しかし、イメージがないと作ることに時間がかかりすぎてしまいます。そのため、大まかなイメージを作るわけです。

イメージ作りについてはtldrawを使うことにしました。共有リンクを使うことで、PCでもスマホでも書き込むことができるだけではなく、アカウント不要でお手軽に使えて、SVG形式でもダウンロードできます。

今回、ハートを何で表現するか考えた結果、あんずいろapricot×colorの「あんずもじ湛」を使わせてもらうことにしました。

文字は一文字ずつレイヤーを分けたほうがいいです。文字間を詰めるときのためでもありますが、もっとも重要なのは角度や位置調整をするためには一文字ずつ分けたほうがいいからです。

(5) ロゴイメージに合わせて各リソースの配置や大きさを合わせる
まずは配置や大きさを大まかに調整して、縁取りや角度などはこのあとに行います。

(6) 文字などの角度を調整する
失敗が不安な場合は、この作業の前に保存を行い、別のファイル名に変えてからやりましょう。

(7) 縁取りを行います
手順は、以下の通りです。このとき、最初にあったレイヤーは、目玉アイコンで不可視にすると結果がわかりやすいです。
 別レイヤーを追加する
 ↓
 縁取りを行いたい文字のレイヤーを選択して、右クリックメニューの「不透明部分を選択範囲に」を選択する
 ↓
 追加したレイヤーを選択する
 ↓
 選択(S) -> 選択範囲の拡大を行う(例では15pxにしてます)
 ↓
 編集(E) -> 描画色/背景色で塗りつぶします(例では白で塗りつぶしています)

※各リソースごとに別レイヤーを追加したほうが、あとで微調整しやすいです。縁取りを一つにまとめたいときは、このあとさらにレイヤーを追加して、各リソース別に作ったレイヤーを不可視にしたほうが、デザインを作り直したいときに便利です。

(8) 縁取りに対してロングシャドウのフィルターをかける
このとき、ロングシャドウの色調整はHSVを選択して、彩度(S)などを変更すると色を調整しやすいです。


(9)さいごに全体のバランスを調整したら完成です。
少しスカスカな感じがしたので背景を入れてみました。
Illustratorではなく、GIMPを使ったわりには頑張れたかなと個人的には思っています。
背景はColor Baseを使って捕色を調べて、その捕色を使っています。

次回は、こういうことしたいときどうしたらいいの?というGIMPに関するTipsをご紹介いたします。

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