Ansible Night参加したときにちらっと認定資格の話を聞いてRed Hat エキスパート試験-Ansible Automation-(EX407)の存在を知ったので、折角だから受けてきました。
受験まで
Red Hatのホームページから直接申し込みできますが自分は日本サード・パーティ株式会社さん経由で申し込みしました。
今回の受験会場はこちらの会社だったので、後から思えばこの申し込み経路でよかったなと。
試験準備
とにかくいろんなトラブルが多発したせいでやってる暇がなかったので、ある意味素のAnsible力を試してきました。
今の仕事ではほとんど使っていないに等しいので経験ベースですが、
- 複数のroleを組み合わせて役割の異なるサーバをAnsibleで管理したことがある
- moduleを自作したことがある
- Directory LayoutによるVariable Precedenceはなんとなく理解している
- Ansible Towerを運用したことはない
という感じの習熟度です。
試験の感想
1週間程度とありましたが、当日中に結果がメールできてました。「Your score: 300」とあったので満点のはず。
- 4時間のハンズオン形式
- 試験で作成したPlaybookなどを実行して管理対象のVMが所定の状態になっているかを確認する形式
- 管理対象のVMはGUIで起動/停止/初期化ができる(めっちゃ便利だけど、最後に1回初期化した程度)
- VMの初期化は5分もかからなかった気がするので気軽にTDDできそうだった
- 試験端末はUSキーボードなので普段日本語キーボード使ってる人は注意
ごめんなさい、Enter大きくないとダメな子でごめんなさい- タイプミスとか記号を探すとか、ホントどうでもいいところで時間かかってました
- 日本語入力への切り替え方がわからなくて課題に対するFeedbackを英語で書いたり
- Ansibleの機能を一通り使っている必要はありそう
- 人によっては使わない機能が課題になっている場合があるので、試験の学習ポイントは見ておくべき
- moduleはcoreだけ使ったことがあれば十分な印象(ansible-docコマンドは使えるので最悪その場で調べられるけど)
- そういえば
ansible-inventory
がなかった(使えなかった)のがちょっと解せぬ
- Playbookは要件さえ満たせばよかろうの精神
- 少なくとも「パッケージインストール、config設定、サービス起動」くらいはソラで書けないとお話にならない
- moduleの指定がある課題もあるので、採点時はPlaybookの内容も見ているかもしれない
- 冪等性が維持できない(2回目の実行でchanged=0にできない)ような課題もあるし、課題で指示されているところでWARNINGが出るのも気にしてはいけない
今後について
これでやっと「Ansible使えます」と言えるようになりました。
ある意味趣味枠なので他のRed Hat系の資格を取るかはこれから考えます。