Professional Cloud Architectの認定資格を受けてきました。
目的
前回の記事でモチベーションが云々言ってましたが、先週ネットの情報とかを見ていて「各GCPのサービスについてある程度整理できている今のうちに受けた方がいいのでは?」という気持ちになったので受けてきました。
勉強方法
模擬試験を受けてみて、なるほど確かに「ある要件を満たすためにどのようにGCPを使えばよいですか?」が問われているな、と思いました。
1週間しかなかったので平日夜に1時間くらいずつアーキテクチャリファレンス見ながらサービスの整理・ケーススタディの検討、土曜に半日使って問題集を解いて日曜に受験というスケジュールでした。
- 試験ガイドに出てくるケーススタディについて自分なりの構成を検討
- PCAの受験者はみんな言及している気がする
- 勉強時は技術要件だけ読んで複数のサービスを候補に挙げてから、他の要件で絞り込むように考えるのがベター
- 最初からコレ!って決めてかかって流してしまうと試験がツライ
- Google Cloud Solutions Architecture Reference
- 「このシステムでなぜこのサービス使ってるんだっけ?」を自分なりに咀嚼して整理
- 「この構成にしているのはなぜ?」が説明できるようになっているくらいであればサービス理解度は十分なはず
- Google Cloud ソリューション デザインパターンもオススメ(日本語なのでとっつきやすいけど、どちらかといえば管理職向けの内容でアーキテクチャの解説はやや弱めかなと)
- Google Certified Professional Cloud Architect Practice Questions
- 鮮度が落ちる(特にSaaS系)ので書籍の問題集はあまり買わないことにしていたけど、どの程度理解できているのかを測る指標がなくて不安だったので購入
- 2019年に発行されたものなのでいくらか情報は古いものが混ざっているものの、英語に苦手意識がない方にはオススメ
- 正解していても「なぜその選択肢を選ぶに至ったか」について認識のずれがないかを注意した
受験
Kryterionの予約はこれで3回目ですが慣れたものです。
過去2回受けた場所が空いてなくてちょっとしょんぼり。
1週間前に空いていることはあんまりない(特に休日)ので、予約は計画的に!
試験の感想
一通り回答が終わった時点で60分。
GCP関係なくこれまでのインフラエンジニアとしての経験で回答した箇所もあり、合格かどうかあんまり自信がない状態で提出ボタンを押したのはAzureの試験以来でした。
- 「どれ選んでも解決できるんだけど、要件や条件を考慮すると最適なのはコレ」って問題が多かった印象。
- GCPを使い込んでいる人か、サービス理解が正確にできている人なら自信を持って即答できているのかも。
- 2,3問くらい日本語が変なところがあって戸惑いました(AWSみたいに英語表記も見えるようにしてくれるとよかったなぁ)
個人的には次はDevOps!と言いたいところですが、GCPのこの辺のサービスをちゃんと触ってないのでしばらくは勉強が必要ですね。
SREも朧げにしか理解していないので資格取得に向けてはここも抑えておきたいところ。。