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MatterAdvent Calendar 2024

Day 7

Matterの仮想デバイスを作成してみた

Posted at

以下のURLの内容を参考に、仮想Matterデバイスを作成してみた。
https://developers.home.google.com/codelabs/matter-device-virtual?hl=ja#1

必要なもの(実デバイス)

・Google Home App の入った端末
・Google Nest Hub

Docker EngineとMatterSDKのインストール

Docker Engineをインストールする。
※注意 Dockerデスクトップは使用しない。

次にMatter SDKのクローンを作成する。
https://github.com/project-chip/connectedhomeip

その後、コンテナを起動する。

仮想Matterデバイスの作成

Google Homeのディベロッパーコンソールでデバイス名・デバイスタイプ・VendorID(テスト用)・ProductID(テスト用)などを設定。
https://developers.home.google.com/codelabs/matter-device-virtual?hl=ja#1

仮想Matterデバイスの構築・コミッショニング

Dockerコンテナ内でデバイスのビルド&コミッショニングをする。
コミッショニング後にQRコードが出るURLが表示されるので、URLに飛んでGoogle Home APPで読み込む。

コミッショニング完了

Google Home APPにデバイスが追加されるので名前を設定し、操作することができる。

小ネタ

増殖する仮想Matterデバイス

ディベロッパーコンソールで新しいデバイスを設定しなくても、コミッショニングするたびにデバイスが新しくGoogleHomeAppに追加される(なお前に作ったデバイスは操作できなくなる)。

コミッショニング時のネットワークについて

Matterデバイスのコミッショニングの大体は、最初のデバイス検出(Bluetooth)→ネットワーク情報を入力してWi-fiなどで接続している印象。
今回試した仮想Matterデバイスのネットワークについて試したことは以下。

・Wi-fiのみONでのコミッショニング:

デバイスを追加する段階で「アクセサリを追加するにはBluetoothをオンにする必要があります」と表示される(コミッショニングできない)。

・BluetoothのみONでのコミッショニング:

QRコードを読み込んで、デバイスの確認中に「Googleで操作するにはハブが必要です」と出てセットアップが強制終了してしまう(コミッショニングできない)。

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