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【新卒就活】私がプログラマーではなくSEを選んだ2つの理由

Last updated at Posted at 2021-12-30

はじめに

今回は、新卒就活を控えている大学生および大学院生の方に向けた記事になります。
さて、あなたはプログラマーになりますか?
それとも、SEになりますか?
この選択は、あなたにとって、大きな人生の分かれ道になるでしょう。
私がSEになった理由を紹介することで、あなたの判断の一助となれば幸いです。

私の経歴

詳しくは、Linkedinのプロフィールをご覧ください。
はじめに勉強したプログラミング言語は、大学の講義で学んだCとJAVAでした。
しかし、「習得した」とはお世辞にも言えません。
(週1回90分講義+宿題10分)×12回(全講義)×2回(春学期・秋学期)=2400分(40時間)
当然ながら、40時間でプログラミングができるようにはならないでしょう。

大学4年生の3月からベンチャー企業でプログラマーとして働くようになりました。
そこで、1年半に渡り、Python、C++、C#、PHP、JavaScriptなどの様々なプログラミング言語で開発経験を積みました。
長期インターンシップという形でしたが、1年目が約800時間、2年目が約850時間勤務しました。
その後、大学院1年生の7月に就職活動を理由に退職しました。

所謂、リーダー経験は、それなりにあります。
大学以前は、生活委員会学年代表(中学)、学級委員(中学)などを務めました。
大学時代は、音楽サークルの代表、ボランティア団体の代表を務めました。
前述したインターンシップでは、学生インターンを束ね、PMを経験しました。

プログラマーではなくSEを選んだ理由

ここからは、本題のSEを選んだ理由について説明していきます。

①好きな業務

1つ目は、自分の好きな業務は何かということです。
プログラミングが好きならば、プログラマーになればよいでしょう。
コンサルティングやマネジメント、リーダーシップが好きならば、SEになればよいでしょう。
1日8時間週5日勤務するわけですから、私はこの観点が最も強力な理由になると考えています。

今回は、私の主観でプログラマーとSEの業務の好きなところと嫌いなところをお話します。
(プログラミングとコンサルティング・マネジメント・リーダーシップの好き嫌い)

<プログラミングの好きなところ>

  • ソースコードが正常に動いたときに嬉しい
  • 解決方法をひらめいたときに気持ちがいい

<プログラミングの嫌いなところ>

  • ひらめきと論理的思考を必要とする点が数学の問題を解いているようで飽き飽きする
  • 期限内にできないときにストレス(胸が詰まる感じ)を感じる

<コンサルティング・マネジメント・リーダーシップの好きなところ>

  • 人に何かを教える、人から相談を受けることが好き(コンサルティング)
  • 人を教育する、モチベートさせる、管理システムをつくることが楽しい(マネジメント)
  • 「見えないもの」を手に入れようとすることにワクワクする(リーダーシップ)

<コンサルティング・マネジメント・リーダーシップの嫌いなところ>

  • 相性の悪い人とも協力しなければないといった対人関係のストレス
  • マネジメントでは、チームのために頑張ることは当たり前、失敗だけは責められる

あなたはどのような業務が好きですか?
しっかりと自己分析して、どのような業務が好きなのか考えてみましょう。

②出世しやすい職種

2つ目は、出世のしやすさに関する観点です。
こういったギラギラした話は面接ではできませんでしたが、キャリアを考えるにあたっては考慮した点です。

私は、SIer企業に就職することになりました。
それにあたって、OB訪問した際に、SIer企業においては、開発(プログラマー)よりもSEの方が昇進しやすいという話を聞きました。
この理由として、SEの方が「プロジェクトを前進させる力(推進力)」があるからだそうです。
管理職になると、人を動かして結果を出すことが求められるからでしょう。
そのような観点で、SEの方が昇進しやすいのではないでしょうか。

ちなみに、私は大企業を志望したのですが、その理由は「個人の裁量」よりも「社会への影響力」を重視したからです。
だからこそ、私にとっては、出世というキーワードが重要になりました。

プログラマー志望の方は、インターネット企業の選考をたくさん受けられると思います。
私も何社か選考を受けましたが、現在は、ずっとプログラミングをしていくキャリアと、管理職になるキャリアの2つが用意されているケースが多いと感じました。
インターネット企業は2000年以降に誕生した企業が多く、ほとんどの社員が40歳以下の若い従業員であることから、どのようなキャリアを歩めばよいのか、先例が多くない状況です。

あなたがどのようなキャリアを歩んでいきたいのか、30歳以降の自分を想像しながら、考えてみましょう。

まとめ

私がプログラマーではなくSEを選んだ理由は2つあります。
1つ目は、プログラミングよりも、コンサルティング・マネジメント・リーダーシップに関する仕事の方が好きだからです。
2つ目は、SIer企業においては、SEの方が出世がしやすいという話を聞いたからです。
自分の人生の責任は自分にあるので、あなたの価値観から最善の進路を選びましょう。

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