こういう記事を見るような人なら誰でも一度は使ったことがあるであろうコントロールパネル。
このコントロールパネルだが、Windows7ではスタートを押すとワンクリックですぐに開くことができたのだ。
しかし、そのコントロールパネルがWindows10では、スタートを開いても存在していない。
下までスクロールをしていき、『Windowsシステムツール』を開いて、やっと押せるというあんまりにもあんまりな仕打ちを受けている。
そこで今回は、コントロールパネルを簡単に開く方法を自分なりに検証していきたいと思う。
ちなみに「ショートカットを作成しろよ」と思う人もいるだろうが、世の中そんな簡単ではない。
クライアントのパソコンの場合など、ショートカットを勝手に作成できない時もあるものだ。
『最初にショートカットを作成して最後に削除する。』その動作すらも面倒くさいと思うタイプの人々も世の中に存在することを理解していただきたい。ショートカットを作ったら消し忘れとかもあるし……?
※なお、エクスプローラーやコントロールパネルなどのショートカットがデスクトップ、タスクバー、スタートに存在しないものとして扱います。(起動する場合はショートカットキーなどで起動します)
ファイル名で直接指定して実行する
まずは厳格な方法から。
ちょっとめんどくさい。
- 『Win+R』またはスタートを右クリックしてファイル名を指定して実行を起動する。
- 『control』と入力しEnterを押す。
コルタナで検索する
ファイル名を直接指定からの応用。通常の検索ならば部分一致で検索してくれる。
これならcontrolとフルに打つ必要がなくなる。
- 『Win』を入力する。
- 『cont』と入力しEnterを押す。
エクスプローラーのアドレスバーで指定する
実際これをやるならファイル名を直接指定すればいいのではないかと思うけど一応
- 『Win+E』またはスタートを右クリックしてエクスプローラーを起動する。
- 『Alt+D』またはアドレスバーを直接左クリックして『control』と入力する。
ちなみにこの方法でコントロールパネルを開くと、コントロールパネルがあるファイルの絶対アドレスがアドレスバーに残る。
普通にCドライブにOSを入れている場合は、_C:\Windows\System32\control.exe_とかなんじゃないかな。
PCのプロパティから開く
システムの情報表示がコントロールパネル内であることを利用してみた。
- 『Win+E』またはスタートを右クリックしてエクスプローラーを起動する。
- ナビゲーションウィンドウにある『PC』を右クリックし、プロパティを選択する。
- コントロールパネルのアドレスバーから、コントロールパネルトップを選択する。
ファイル名を直接指定するどころか、Windowsシステムツールから開くよりも遅い。
Windowsの設定から開く
コントロールパネルから設定に機能が切り替わっていってるとは言っても、設定からコントロールパネルが開くリンクが何か所か存在する。その中で一番開きやすいであろうと思われるやつを利用してやろう、的な?
- 通知領域のネットワークで右クリックし、『ネットワークとインターネットの設定を開く』を選択する。
- 『アダプターのオプションを変更する』を選択する。
- コントロールパネルのアドレスバーから、コントロールパネルトップを選択する。
マウスだけで開けるのは大きい。ただ早いのかは微妙なところ……。
以上、いくつか挙げてみたけれども、体感で一番早いのは『Win』→『cont』で開く方法かな、といった感じ。キーボードだけでパパっとできちゃうところが早いのかな。
まあでも結局、作れない理由がないならどこかしらにコントロールパネルのショートカット作るのが一番早いんだけどね。