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勉強しよう -Vim編-

Last updated at Posted at 2015-05-13

Qiitaを始めてずっとROM専。
「自分から何か発信してみたい」と「何か勉強しよう」と漠然と思い、
再燃してきたVimについて書いていこうと思う。
(既に多くの方がVim関連の投稿をされててびびりながら)

これからVimを学びたい方やサーバでの作業時などに役立てれば嬉しい。

#準備
何はともあれVimを使えるようにインストールしなければ。
偉大な先人達が作ってくれたVimを頂く。ありがたい。
色々あるようだが以下をインストールする。

windowsはこちらからVim — KaoriYa
MacはこちらからMacVim
(Macユーザの方ならターミナルのviで十分でしたらインストール不要ですね。)

#01/11 基本操作
まず何か書こうとすると何か書けない。それどころかカーソル移動すら違和感。
という初めてのVim(Linuxサーバ上でのView/Vi君でした)を思い出しつつ改めて勉強しよう。

  • hjklでそれぞれ左下上右にカーソル移動。
  • 入力したいときはまずはiを押してから入力する。
  • 入力が終わったらescキーを押す。
  • 一時保存するときはescキーを押して:w。保存して閉じる時は:wq
  • 保存せずに閉じるときはescキーを押して:q!

多分これで書きたいことは書けるし保存できる。
まったくVimのいいとこ無しの時代。
hjklで左下上右に移動できるけど正直矢印キー使っちゃう。
使えなければ仕方なくhjkl使う感じ。

#02/11 編集機能

  • xを押すとカーソル直下の文字を1文字削除。
  • rを押してから任意の文字を打つとカーソル直下の文字を置換できる。

どちらもいちいちiとか押さなくていいので編集するとき便利。

  • 間違えたらesc押してuを押すと元に戻す。Undo。「Ctrl + z」的な。まじお世話になるキー。
  • Ctrl + rを押すと取り消しを取り消してくれる。やり直し。Redo。「Ctrl + y」的な。時々お世話に。
  • :set nuで行番号が表示される。見やすくなるので開いたら即打つ。

#03/11 4モードとコピペと検索
Vimには4つのモードがある。まずモードを覚えるといいらしい。

モード名 切替えるには 思ったこと
ノーマルモード esc hjklで移動するモード。入力できない感じのやつ。
インサートモード ioなど 入力できる感じの。
コマンドラインモード : を押してから各種コマンド入力 やってると玄人っぽい。
ビジュアルモード v 「Shiftキー押しっぱなしモード」だとイメージし易い。
上の「切替えるには」で各モードを切り替える。
とりあえずこういうもんだと思い、ばしばしモードを切り替える練習をする。
実際にはノーマルモードを起点として他のモードに移行する。
そのためビジュアルモード時にiとか押してもインサートモードにならない。
ビジュアルモード→escキーでノーマルモード→iでインサートモードなどのように操作する。
  • yyが行コピー(ヤンクと言うらしい)
  • pがペースト
  • /を押して検索したいキーワードを入力しEnter。以降はnで次を検索。F3的な。Nで前を検索。Shift + F3的な。
  • *を押すとカーソル位置の単語でハイライト(まじ便利!)かつ検索した扱いなのでnとかNが効く。ハイライトが邪魔になったら:noh(no highlight)で消せる。

やっぱりエディターなんだからコピペと検索を覚えねば。

#04/11 移動操作

  • Ctrl + f ページダウン。front(前へ)と覚える。
  • Ctrl + b ページアップ。back(後ろへ)と覚える。
  • 0 行頭へ移動。ホームキー的な動き。
  • $ 行末へ移動。エンドキー的な動き。
  • w 次の単語へ移動。lより移動範囲が広くいい。
  • b 前の単語へ移動。hより移動範囲が広くいい。
  • gg ファイルの頭へ移動。Shift + home的な動き。
  • G ファイルの末尾へ移動。Shift +end的な動き。(実際には指定行に移動と後に覚える)

私のVim(vi/view)用途のメインはアプリサーバのログ確認なので
入力よりも移動・検索が役に立つことが多かった。
(でもこの投稿は右のリンク Vim — KaoriYa で頂いたwindowsソフトで勉強してるけど)

また以下のコマンド地味にいい

  • :set cursorline 現在カーソル行を色づけ表示してくれる。どこにいるか一目で分かる。
  • :set ruler カーソルが何行目の何列目に置かれているかを表示
  • :set hlsearch 検索文字をハイライト
  • :syntax on シンタックスハイライト(コードの色付け)をしてくれる。

これも:set nu同様、ファイルを開いたら即入力しよう。
ただ、環境によって設定語がない場合もあるので注意。

#05/11 ビジュアルモードと数値操作
ビジュアルモードについて

  • vキーを押すとShiftキー押しっぱなしモード
  • Vキーを押すと行選択しっぱなしモード
  • Ctrl + Vキーを押すと矩形選択モード
  • ビジュアルモードで選択してU:選択範囲を大文字変換
  • ビジュアルモードで選択してu:選択範囲を小文字変換
  • ビジュアルモードで選択して*:次に現れるカーソル配下の文字まで選択する

私のビジュアルモード使い方は基本的に範囲選択してyでコピー、pでペースト。
もしくは矩形選択してi押してから入力、esc押してビジュアルモードを抜けての矩形挿入ぐらい。

また、ノーマルモードでおもしろいと思った操作が以下の2つ。

  • 数字の上でctrl-a:インクリメント
  • 数字の上でctrl-x:デクリメント

インク/デクリがあるエディタなんて初めて。
でも日付挿入のエディターとかあるからそんなに驚くことない機能?

#06/11 ノーマルモードのオペレーション

  • 数字キーとの組み合わせオペレーション

組み合わせというか例えば3文字削除したいとき
xxxと3回xキーを押していた。(なんてコスト!!)
3xで同じ結果を得られる。
これは色々な操作にも使えるので大変お世話になる機能。

5yyで5行コピー
10ddで10行削除
dwで1単語を削除。

ちなみに指定行(例で10行目)に移動(ジャンプ)は10Gで移動できる。
指定しないGでファイル末尾にジャンプする。

#07/11 置換

  • :%s/置換したい文字列/置換後の文字列/g 開いているファイル全体を置換する。

例):%s/hoge//g 文字列hogeをブランクに置換(削除)する。

  • :置換開始行数,置換終了行数s/置換したい文字列/置換後の文字列/g 指定した行の間を置換する。
  • 置換したい文字 の任意文字を 置換後の文字列 内に登場させたい場合、正規表現のグループ化が便利。
  • ただこのグループ化で必要な()\でエスケープが必要 => \(\) と書く。この()の間に登場させたい文字を書く。
    • 例)hoge をグループ化するには \(hoge\) とする。
  • さらにキャプチャする際には \1 , \2バックスラッシュ+出現位置のインデックス(数字) とする。

例):3,10s/hoge/ほげ/g 3〜10行目の「hoge」を「ほげ」にする。
例):3,10s/^/#/g 3〜10行目の文頭をコメント埋めする。
例):3,10s/\(hoge\)fuga/\1bar/g 3〜10行目の hogefugahogebar にする。

#08/11 操作を記録
どちらもノーマルモードでの機能。

  • .キーを押すと直前の操作を繰り返す。ExcelのF4キーのような動作。

例)ddで1行削除した後、次の行も.で削除。

  • q押した後に英数字(※1)を押す。iを押して文字を入力したり削除したり。escキーを押してqで操作記録完了。その後はノーマルモードで@{※1}のキーを押すと同じ操作を実行。つまりsakuraエディターや秀丸エディターなどにあるキーマクロ。

#09/11 コマンド結果挿入
「ここにpwd結果のカレントディレクトリを書けたらな」
「日付を入力出来たらな」
できます!
ノーマルモードで以下を実行。

  • :!の後にコマンドを入力しEnter押下で外部コマンドを実行
  • :r!の後にコマンドを入力しEnter押下で外部コマンドを実行しつつエディタに実行結果を反映

例):! pwdで現在ディレクトリを確認
例):r! pwdで現在ディレクトリをカーソル下部に挿入する
例):r! date +"%Y/%m/%d"で本日日付を2017/03/13のように「yyyy/mm/dd」形式でカーソル下部に挿入する

外部シェル実行した結果もいけると思いつつ未検証。。。近日更新予定。

#10/11 ファイルの再読み込みとソート
もはや私の中でも「それ以外」的な扱いですが
ログファイルなどを見ていてリロードしたい場合にやります。

ファイルの再読み込み

  • :e!

ソート(要:範囲選択)

  • :sort 昇順ソート
  • :sort! 降順ソート

#11/11 補完

IDEのような補完ができないからな・・・
できます!

インサートモードで以下実施。

  • Ctrl + x Ctrl + f ファイルを一覧から選ぶ。くそかっこいい。
  • Ctrl + x Ctrl + n 開いているファイルの単語を選択できる。単語入力途中にやるとくそかっこいい。

(Ctrl + xの後にCtrl + 「],D,E,F,I,K,L,N,O,Ps,U,V,Y」と、色々ある。)

#所感

  • 書き出した操作を1つずつ手になじむまで使ってみる。何も見なくても自然に書けるようになったら次に進もう。
  • ちょっとずつ編集して(後から追記できるよね??)勉強していこう。
  • 書いていて他の方の投稿のリンクを貼りたい・・・
    でも小心者なのでびくびくして貼れない。
    やっぱいきなりじゃ迷惑か?とか考えちゃう。
     やっぱ貼ろう!
  • 後は.vimrcの設定等を記載しよう。いつか。。。
  • pluginを入れるとより便利かと思いつつ、メインエディタにはしてないので気が進まない。

#参考
投稿に辺り非常に参考にした投稿をご紹介。
hachi8833さんの Vim幼稚園からVim小学校へ
名無しのVim使い 矩形ビジュアルモードを利用した編集を使いこなす
何もないから何かみつかる ネットの基礎知識&Windows/Linuxの快適術

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