Developers Summit 2021 「素早く賢く失敗するDeveloper Productivityの実現を目指して」
2021/07/30に開催されたDevelopers Summit 2021での発表です。
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20210730
チーム参加してきました
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
チーム7人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。
手段からではなく、事業やユーザ目線で考える
- ユーザに機能や改善を素早く、かつ高頻度で届けられているか?
CA メディアに管轄における課題
- メディア開発は特に不可実性が多いので、共通の課題として持つ
賢く失敗するために超えるべき課題
- 賢く失敗するには設計・実装フェーズよりも、ソフトウェアのリリースサイクルを組織として強化すべきと判断
メディア管轄として目指す、DPの理想状態
- 開発者と事業がスケールし続けるための高い生産性と品質を生み出す原動力を育てる。
3つのsigを編成
- Special Interest Group
- それぞれの専門家別にsigを編成
- サードパーティー活用、独自ツール開発など油断にこだわらずに、組織にフィットするベストプラクティスを考案し、定着させていく。
開発者マーケティングの強化
- プロダクトやベストプラクティスを作るだけでなく、効果的に使ってもらう取り組みが必要不可欠
- ドキュメント、Blogなどのユーザが能動的にプロダクトを体験してもらう仕組みを提供
習熟度チェック
- 3つのsigにおける、各プロジェクトの熟練度のチェックを実施
- 現状把握、プラクティスの認識、今後の戦略・意思決定に活用
DORA
- デプロイ頻度やリードタイム、MTTRなどで組織のパフォーマンスを測り、上を目指していく
- 段階的に買う事業への導入を準備中
- 技術者が常にわかりやすい指標を持って改善を続けていくことが重要
技術者本位の改善に留まらないようにするには
- 技術者以外の観点で開発がどうよくなるのか?
- 自分たちのビジネスにポジティブに影響することは何か?について
- 技術者=事業部でOPについて共通の課題・目標達成、合意形成をできるようにする。
DP改善マンと事業との微妙な距離感
- プロダクトや事業に対して、DP改善の貢献度合いが見えにくい
- もしくは伝えきれていないケースがよくある
必要な心持
- エンドユーザやプロダクト、事業との距離を縮めて、本質的な改善が何か見定めよう
- チームから期待してもらえて、わかりやすいDPの目標やKPIを設定しよう
感想
- 技術者よがりの改善にならない様、常にわかりやすい指標を持って改善を続けていくことが重要だと思いました。自分自身が技術者よがりの改善を行ってしまうことがあったため、心に刺さりました。