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Python の実行ファイル(.py)の作成

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概要

jupyter notebook などはノートブック形式で作業ができるため,見た目的にも非常に使い勝手が良い統合開発環境(IDE)が提供されるようになりました.こういった開発環境に慣れてしまい,いざ Python の実行ファイルである .py ファイルの形でプログラムを作成しないといけない場合に,どういった記述方法だったかパッと思い出せないときのために基本となる書き方の構造を記録しておきます.
Python プログラミングの初心者の方にもご参考になれば幸いです.

プログラムの構成

早速ですが,プログラムの構成です.以下の記載しますが,基本的には,
① 先頭の import でプログラムに必要なライブラリを読み込む
※ライブラリにはパッケージやモジュールも含む
② プログラムの処理を実行する main 関数を記述する
③ main 関数の処理を読み込んで実行する
といった構成になっています.

import # ここに必要なライブラリを記述

def main():
    # 実行する処理を記述

if __name__ == '__main__':
    main()

main で実行する処理は別途関数を定義して,main 関数から呼び出すこともできます.

import # ここに必要なライブラリを記述

def main():
    data = load_data() # データを読み込む関数
    # データ読み込み後,実行する処理を記述

def load_data():
    # データ読み込みの処理を記述

if __name__ == '__main__':
    main()

また,main 関数など定義せずに書きたいという場合には,以下のような記述方法もあります.

import # ここに必要なライブラリを記述

# 実行する処理を直接記述

いずれの方法でも作成したファイルを .py 形式で保存することで,Python の実行ファイルを作成することができます.

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