PythonでHTMLを表示、html形式でダウンロードしてブラウザで表示する
経緯
- Google Colabで出力されるのはモノクロのテキストだけだと思っていた
- ライブラリ
IPython.display
にHTML
という関数があることを知る - ライブラリ
google.colab
の存在を知る
出来る事
- Pythonを使ってhtml形式のテキストをcolab上でレンダリング
- 作られたhtmlはテキストファイルとしてダウンロードできる
1. PythonでHTMLを表示
1-1. importする
from IPython.display import HTML
1-2. HTML関数による出力
HTML('Hello HTML in Python!')
1-3. cssも使える
html = 'Hello <span style="color: red">HTML</span> in Python!'
HTML(html)
1-4. htmlはPythonで自由に成形できる
html = """<style>
* {
font-family: Courier;
}
.marker {
color: red;
background: #ffff00;
}
</style>
"""
for _ in range(3):
html += """
<p>ここ <span class='marker'>テスト</span> に出るよ!</p>
"""
HTML(html)
2. html文字列をファイルに出力、ダウンロードする
2-1. コードを実行
from google.colab import files
with open('index.html', 'w') as f:
f.write(html)
files.download('index.html')
実行するとダウンロードが始まる
名前をつけて保存
ブラウザ(図はChromeの場合)の左下にダウンロードされたファイルが表示される
クリックするとcolabで作ったhtmlファイルがブラウザで表示される
3. まとめ
-
IPython.display
のHTML
関数は有用 - ここでは取り上げなかったがjavascriptも動作確認済み(Colabの中で)
- Pythonでデータ分析してHTMLと併用して可視化など、応用範囲は広いと見られる