0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【AWS】EC2でのデプロイ(データベースの設定)

Last updated at Posted at 2021-06-19

目的

AWSのサーバーを利用し、Railsで作成したアプリを公開する。

開発環境

macOS: Big Sur
Rubyバージョン: 2.6.5
Railsバージョン: 6.0.0

前提

手順

  1. はじめに
  2. MariaDBのインストール
  3. データベースの起動
  4. rootパスワードの設定
  5. データベース接続の確認

はじめに

今回はデータベースの設定をしていきます!
今回デプロイで使用しているAmazon Linux 2MariaDBを使用しているので、その設定をします。
ちなみにMariaDBとは、MySQLの派生として開発されているオープンソースソフトウェアであり、MySQLとの互換性があります。

MariaDBのインストール

それでは早速始めていきます!
Amazon Linux 2を利用している場合、MariaDBは yumコマンドからインストールします!

ターミナル(EC2内で実行)
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo yum -y install  mariadb-server mysql-devel

データベースの起動

続いてデータベースの起動です。
データベースの起動にはsystemctlコマンドを利用します。
systemctlコマンドは、Amazon LinuxやCentOSに含まれているもので、インストールしたソフトウェアの起動を一括して行えるツールです。

[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo systemctl start mariadb

起動確認のため、以下のコマンドを打ってみます。

[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo systemctl status mariadb

「active (running) 」と緑色の表示がされれば、データベースの起動は成功です。

rootパスワードの設定

次にyumでインストールしたMariaDBのrootユーザーにパスワードを設定していきます!

ターミナル(EC2内で実行)
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ sudo /usr/bin/mysql_secure_installation

コマンド入力後、以下の手順でパスワードを設定していきます。

  1. Enter current password for root (enter for none): 」と表示されたらEnterキーを押す
  2. 「Set root password? [Y/n]」と表示されたら「Y」を入力してEnterキーを押す
  3. 「New password:」と表示されたら自身で決めたパスワードを入力
  4. 「Re-enter new password:」と表示されたら、同じパスワードを入力

ここで「... Success!」と表示されればパスワードの設定は完了です!
続いて細かい設定について答える必要があります。

  1. 「Remove anonymous users? [Y/n]」と表示されたら「Y」を入力してEnterキーを押す
  2. 「Disallow root login remotely? [Y/n]」と表示されたら「Y」を入力してEnterキーを押す
  3. 「Remove test database and access to it? [Y/n]」と表示されたら「Y」を入力してEnterキーを押す
  4. 「Reload privilege tables now? [Y/n]」と表示されたら「Y」を入力してEnterキーを押す

プロンプトが表示されたら設定は完了です!

データベース接続の確認

それでは、先ほど設定したパスワードが使えるか確認してみます!

ターミナル(EC2内で実行)
[ec2-user@ip-172-31-25-189 ~]$ mysql -u root -p

「Enter password:」とパスワードを入力するように表示されるので、設定したパスワードを入力して、Enterキーを押してください。
以下のように表示されれば、データベースの設定は終了です。

ターミナル(EC2内で実行)
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 142
Server version: 5.5.64-MariaDB MariaDB Server

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]> 

「exit」と入力すれば抜け出すことができます。

最後に

以上で、データベースの設定は完了です。
次回はEC2のRailsを起動を行っていきます。【AWS】EC2でのデプロイ(EC2のRailsを起動)
では。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?