1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Lenovo Y540 にUbuntuをデュアルブートして、しばらくしたら画面の輝度調整ができなくなった話

Posted at

#概要
2020末のLenovo祭にノッて新規PCを買い、
それの型番がY540で、かつ、
そのPCにUbuntuをデュアルブートし、
何回か使ううちに、なんと画面の輝度を調整できなくなってしまった・・・
なんてニッチな人のために記事を書いてみました。

#起こった現象
デュアルブート時点では良かったものの、
何回かアップデート・アップグレードをしたあとに、
ディスプレイの輝度が常に最大のまま、調整ができなくなってしまいました。

キーボードでもダメ、UIでも調整できないという状況で、
”なにか”(ただし、後述記事からnvidia関連と推定)が
アップデートされた後に、これが起こったことくらいしかわかりませんでした。

基本暗めの部屋で作業してるので目が辛かったです。

#既に試したこと
4. Windowsを起動→行ける
ここからソフト的な問題だと勘づく

  1. 記事に従って、GRUBをいじってみる→ダメ

    # GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" #old
    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi_backlight=vendor"   #new
    
  2. Brightness Controllerのインストール → 一応目の安全は守られた
    ただし、これは明るさというよりも色合いを変えているだけのようで、
    消費電力が変わるわけではないので、正直根本的な解決にはなっていない。

  3. /sys/class/backlight/acpi_video0/brightnessを確認→だから何?状態
    UI(もしくはFnキー)に従って変動しているのが確認できるものの、
    実際の明るさには反映されていない様子
    (正常なら、画面と連動して1? ~ 100まで変化するよう)

  4. バージョン(Ubuntu, with Linux 5.8.0-43-generic)ではなく、
    Ubuntu, with Linux 5.8.0-40-genericで起動→イケた
    ここから、アップデートもしくはアップグレードによるものだと推定

#対処法
たまたま、「Y540 backlight ubuntu」とヤケになって検索したところ、
まさに状況とマッチする記事を発見しました。

これによると、/usr/share/X11/xorg.conf.d/10-nvidia.confを

Section "OutputClass"
    Identifier "nvidia"
    MatchDriver "nvidia-drm"
    Driver "nvidia"
    Option "AllowEmptyInitialConfiguration"
    Option "RegistryDwords" "EnableBrightnessControl=1;"  # 追加
    ModulePath "/usr/lib/x86_64-linux-gnu/nvidia/xorg"
EndSection

とすることで対応できる様子。
無事にこれでイケました(見つけた人スゲー)。

#雑記・コメント

  • 少し軽めの内容で書いてみました
  • 型番にも依存するようなので、そうそう見かけることはない問題ではありますが、もし誰かの役に立てたら幸いです
  • あくまで一例ですので、すべてのPCで保証するわけではありません。

#参考サイト

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?