低レベルAPIと高レベルAPIとは
- 高レベルAPI(高水準API): 提供する機能が大ざっぱで、簡単に使えるが、細かい需要に応じること(カスタマイズ)は不得意
- 低レベルAPI(低水準API): 提供する機能が細かく、さまざなことが可能だが、いちいち指示せねばならず、使うのがやや面倒
「歩く」という機能の使い方(=API)が高レベルと低レベルの2種類で提供される場合の例
- 高レベルAPIの例:「歩く(時速4km)」と、1つの大ざっぱな性質+動作の機能で提供
- 低レベルAPIの例:「時速=4km」「足を動かす(両足を、前後に)」「手を振る(両手を、前後に)」と、複数の細かい性質・動作の機能で提供
それぞれのメリット・デメリット
メリット(高レベルAPI)
- 短くシンプルなので、使うのが簡単
- よってコードが短くなる
デメリット(高レベルAPI)
- 細かなカスタマイズができない
メリット(低レベルAPI)
- 細かなカスタマイズが可能
デメリット(低レベルAPI)
- 複雑で長いので、使うのが面倒
- よって書くコードもこちらが長くなる
使用用途
基本的な使い方をしたい場合は高レベルAPIを、特殊な独自の使い方をしたい場合は低レベルAPIを使う。
参考文献