API gateway経由でLambdaでFlaskアプリをZappaなしでデプロイ（忘備録）

API gateway経由でLambdaでFlaskアプリをZappaなしでデプロイ

はじめに

今回は、API gateway経由でLambdaにFlaskアプリをZappaなしでデプロイする方法を勉強してみました。

Zappaなしでデプロイする利点として以下があげられます。

・カスタマイズ性
・自分でリソースを設定するので、エラーが特定しやすい

手順

①アプリをローカルで作成

ディレクトリ構成

test ーー app.py
      |__ handler.py

app.py

from flask import Flask

app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello():
    return {"message": "Hello from Lambda!"}

@app.route('/hello/<name>')
def hello_name(name):
    return f'Hello, {name}!'

handler.py

from app import app
import serverless_wsgi

def lambda_handler(event, context):
    return serverless_wsgi.handle_request(app, event, context)

必要なら、venvでapp.pyがflaskで動くか確認してみる。

②packageディレクトリにLambdaにもっていくlibraryパッケージをZipする。

• packageディレクトリにパッケージをインストール

pip install flask serverless-wsgi  -t ./package

• packageディレクトリに移動して、パッケージをzip

Mac/Linux

cd package
zip -r ../deployment.zip .
cd ..
zip -g deployment.zip app.py handler.py

Windows PowerShell

cd package
Compress-Archive -Path * -DestinationPath ../deployment.zip

Compress-Archive -Path：pathを指定して圧縮処理をする
*：カレントディレクトリを指定
-DestinationPath ../deployment.zip：圧縮先を指定

# 上の階層に戻る
cd ..

# アプリ本体（app.py と handler.py）を ZIP に追加（Updateモード）
Compress-Archive -Path app.py, handler.py -Update -DestinationPath deployment.zip

③Lambdaにzipファイルを送る

右上：関数の作成を押す

1から作成

ロールは、とりあえずなので基本的な～で選択。

アップロード元を押して、先ほどの作ったdeployment　ZIPファイルをアップロード

ハンドラ：handler.lambda_handlerに変更

認識されていなかった、コードが出てくる

• Lambdaをテストします。
  テストのタブをクリック⇒新しいイベントを作成⇒イベント名：test-flaskとする⇒イベントJSONに以下を張り付ける

{
  "httpMethod": "GET",
  "path": "/",
  "headers": {},
  "queryStringParameters": null,
  "body": null,
  "isBase64Encoded": false
}

テストのオレンジボタンを押す
成功すると緑の　実行中の関数：成功　がでてくる
▼詳細で詳細が確認できる

APIGatewayにてAPIを作成を押す。

REST APIを選択。（HTTP APIよりも多機能）

echo_flaskと名前をつける
エンドポイントタイプは、とりあえずリージョンで。

うまくいくとこの画面。

メソッド作成をおすと以下画面
GETを選んで、Lambdaを選ぶ

Lambdaプロキシ統合を有効化。←重要
Lambdaで作った関数を選ぶ。

APIをデプロイをする。

ステージ名は、とりあえずdev

URLを呼び出すをコピーしてブラウザに貼って接続

④/hello/<name>のデプロイ

リソースを作成を押してリソース名にhelloを入力

メソッドを作成を押す

先ほどを同じようにLambdaプロキシ統合をオンにして、先ほどのLambdaを選ぶ

/helloを選択したまま、リソースを作成を押す。
今度は、リソース名：{name}として作成。
同様にメソッドを作成でLambdaプロキシ統合をオンにして、先ほどのLambdaを選んで、メソッドを作成を押す。
APIをデプロイでステージを新しくするなり、そのままでもどちらでもいいのでデプロイ。（ステージはVersionと同じような感じ）

検証にかなり時間使ったが、できてよかった～。