はじめに
AWS Certified Security - Specialty に合格しました!
本記事では、私のAWS Certified Security - Specialty資格取得までの道のりを詳しく紹介します。学習方法、使用した教材、苦労した点とその克服方法、そして試験当日の体験まで、包括的に共有させていただきます。これから同じ挑戦をしようと考えている方々にとって、この体験記が少しでも参考になれば幸いです。
AWS Certified Security - Specialty とは
公式に記載ある通り、セキュリティに特化した試験です。
AWS Certified Security - Specialty では、AWS クラウドにおけるセキュリティソリューションの作成と実装に関する知識を検証します。この認定では、専門的なデータ分類と AWS のデータ保護メカニズム、データ暗号化方法とそれらを実装するための AWS メカニズム、および安全なインターネットプロトコルとそれらを実装するための AWS メカニズムについての理解も検証されます。
カテゴリ | 専門知識 |
試験時間 | 170 分 |
試験の形態 | 65 個の問題 (複数選択または複数応答のいずれか) |
料金 | 300 USD |
学習期間
約1か月半くらい試験準備期間として時間を設けました。
私の場合は受験を決めた日に試験を予約してしまって、そこから学習を進めています。
学習方法
1. 公式の練習問題を解いてみる
AWS Certified Security - Specialty Official Practice Question Set (SCS-C02 - Japanese)
まずは、現時点で試験問題がどのくらい解けるかの感覚を掴みます。
見たことないサービスや何となく名前は分かるけど、具体的に何ができるかあまり把握していないようなサービスが問題に出てくると思うので、解説を熟読した後にBlackBeltで対象のサービスについて理解を深めました。
2. 試験対策の動画を視聴する
Udemyに有料の講座はいくつもありますが、今回は無料で視聴できるYouTubeの動画を探しました。
株式会社サーバーワークスさんの公式チャンネルにAWS認定試験の講座が各試験毎にアップされており、
こちらを活用させていただきました。
旧バージョンの対策講座ではありましたが、現バージョンの試験でも十分活用できる内容です。
3. Udemyの演習問題をひたすら解く
やはり問題の数をこなして、頭に入れるのが合格への一番の近道です。
AWS公式の演習問題だけですと数が少ないので、Udemyで提供されている演習問題を解き、正答率を100%に近づけます。私の場合は90%~95%くらいまで安定して正答できるよう繰り返し実施しました。
Udemyの演習問題で出てきたサービスも理解を深めたい場合は、BlackBeltを適宜利用しました。
試験当日
かなりの問題数をこなしたつもりでしたが、見たことない問題が殆どで最初は戸惑いました。
体感的にUdemyで出題された問題と似た問題は5問も無かったと思います。
ただ、出題されるサービスは演習問題で出ていたサービスが多かったので
落ち着いて問題文を読む事である程度自身を持って回答を選択できました。
どの問題も2択までは簡単に絞れて、そこから問題文と回答を照らし合わせて最終的に選択しました。
受験結果
点数:783点/1000点
結果:合格
無事に合格できましたが、結構ギリギリでした。
もっと演習問題を多く解くか、出題されるサービスの理解をより深める事で点数は上がると思います。
最後に
AWS Certified Security - Specialty資格の取得は、私にとって単なる試験合格以上の意味がありました。受験を通じて、クラウドセキュリティに関する深い知識と実践的なスキルを獲得し、プロフェッショナルとしての自信を大きく高めることができました。
最後に、この記事を読んでくださった皆様、特にAWS Certified Security - Specialty資格の取得を目指している方々にエールを送りたいと思います。