はじめに
今回、AWS Certified DevOps Engineer - Professional試験に合格することができましたので、その体験を共有したいと思います。
この記事では、試験の準備方法、勉強スケジュール、使用したリソース、試験当日の感想、そして合格後に感じたことなどについて詳しくお話ししたいと思います。この体験記が、同じようにDevOpsエンジニアを目指す方の励みになり、試験合格への道のりの一助となれば幸いです。
では、早速私のAWS Certified DevOps Engineer - Professionalへの道のりをお伝えしていきます
AWS Certified DevOps Engineer - Professionalとは
Amazon Web Services(AWS)が提供する認定資格の一つで、DevOpsの実践に特化した上級レベルの資格です。
※以下、公式より抜粋
AWS 認定 DevOps エンジニア - プロフェッショナルは、AWS プラットフォーム上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、管理に関する技術的専門知識を示し、仲間や関係者、お客様からの信頼と信用を強化するものです。これらの適格なプロフェッショナルがいる組織は、安全でコンプライアンスに準拠した、高い可用性とスケーラビリティを持つシステムを迅速に提供することができます。
カテゴリ | 専門知識 |
試験時間 | 180分 |
コスト | 300USD |
形式 | 75個の質問(複数選択または複数応答のいずれか) |
学習期間
今回は約2か月間準備期間として設けました。
個人差はあると思いますが、筆者にとってはProfessionalレベルの試験の準備期間として適切だったと思います。
学習方法
AWS Skill Builderの練習問題
AWS Certified DevOps Engineer - Professional Official Practice Question Set (DOP-C02 - 日本語)
まずは、無料で提供されている問題集を解いてみます。
試験問題や回答の選択肢の文章量に慣れるのがメインだと思って下さい。
本試験では似たような問題は一切出ないくらいの心づもりでいた方が良いと思います。
ちなみに、、
Skill Builderの有料サブスクリプション専用の模擬試験はかなり参考になるみたいです。
契約している方はそちらを活用するのがベターです。
Udemyの演習問題
今回は以下の講座を利用させていただきました。
他の講座に比べて問題数が多いのが、購入した決めてです。
【DOP-C02対応 2024年版】AWS認定 DevOpsエンジニア プロフェッショナル 問題集【2回+α 205問】
AWSサービス別資料集を活用
演習問題で出題された各種サービスを理解するために、公式の資料集を使いました。
存在自体は知ってたのですが、演習問題をひたすら解いた方が合格への近道と信じていました。
が、、やはりサービスの概要やユースケースをある程度知ってないと正答率に大きく影響する事が経験して分かりましたので、ご存じないサービスは資料集でインプットしておく事をおススメします。
DeveloperIOのAWS再入門記事を眺める
AWSの各種サービスを丁寧に分かりやすく纏めてくれている記事です。
演習問題で出てきたサービスで対象の記事が存在する場合は、是非確認してみて下さい。
試験当日
見直しの時間が全然足りませんでした。
180分もあるから、余裕で足りると受験前は高を括っていましたが
1周目の回答に時間をかけすぎてしまいました。
効率よく見直しを進めるためにも、自身無い問題にはマークをつけておく事を強く推奨します。
受験結果
点数:803点/1000点
結果:合格
あまり自信はありませんでしたが、無事に合格できました。
見たことない内容の問題も多かったですが、
BlackBeltやDeveloperIOの記事が、選択肢に迷ったときの道しるべとして大いに役立ちました。
個人的に要チェックだと思ったサービス
- AWS Service Catalog
- CloudFormation StackSetsとの違いや使い分け
- Amazon GuardDuty
- GuardDutyで検知できる事、Inspectorとの違い
- AWS Lambda
- Lambda使わないと実現できない事と他サービスでも実現できる事を理解しておく
- AWS Config
- SCPや他アカウントへのアクセス権限
- Amazon EventBridge
- EventBridgeとトリガーにしないといけない場合と、使わなくても良い場合を把握しておく
- Amazon Route 53
- フェイルオーバールーティング
- AWS CodeBuild
- 初歩的なブランチ戦略
- AWS CodePipeline
- 自前で構築したパイプラインをマネージドサービスに置き換えるには?
- AWS CodeDeploy
- ブルーグリーンデプロイ
- カナリアデプロイメント
最後に
問題の難易度は勿論高かったですが、問題と回答の選択肢を理解し
正しい回答に行き着く事が出来ていると実感できる場面もありました。
資格試験を通じて着実にAWSへの知見が溜まっていっている証拠です。
これで、全冠まで残り5つとなりました。
来年度には達成したいですが、準備不足による不合格は避けたいところです。