はじめに
AWSのEC2を起動、停止に関しての備忘録。
🦁結論🦁
AWSのEC2は、AWSのマネジメントコンソールを通じて簡単にセットアップが可能です。必要な手順を完了すれば、ほんの数分でEC2インスタンスを起動し、使用を開始できます。キーペアを生成して保管しておくことで、SSHプロトコルを用いて安全にインスタンスへ接続することが可能になります。これにより、インスタンスをリモートから制御でき、サーバーの設定やアプリケーションのデプロイが行える。
押さえておくべき点
- AWS EC2(Amazon Web Services Elastic Compute Cloud)は、仮想サーバーをクラウドで提供するサービス
- インスタンスへのSSHアクセスにはキーペアファイル(.pem)を作成してディレクトリに保管が必要
利用シーン
- 24時間、連続して実行したいものがあるとき
- 24時間、稼働させておきたいとき
注意点
- インスタンスの終了は「インスタンスの削除」と同意義
手順一覧
アカウントの作成
【AWS】10分でできるAWSアカウント作成手順
https://kacfg.com/aws-account-create/
こちらのサイトを見てもらえれば、すぐに作成できます。
わかりやすい非常に見やすいサイトだと私は思います。
キーペアファイルの生成
AWSマネジメントコンソールにログイン後、サービスメニューから「EC2」を選択

ナビゲーションペインで「キーペア」を選び、「キーペアの作成」をクリック
キーペアに名前を付けて「作成」をクリックすると、秘密キー(.pemファイル)がダウンロードされる
※必ず使用するため、スクリプトのディレクトリの中に保存。
※Windowsは.pemファイルが扱えないため、「Save private key」を選択して、.ppkフォーマットで保存が必要。
EC2のインスタンス生成
「インスタンスの起動」を選択し、希望するOSイメージを選択します。
無料の枠で使えるために抑えておくこと
【インスタンスタイプ】
t2.micro や t3.micro が無料枠内で利用できる。
【利用時間】
「月750時間」まで無料で利用可能。
1ヶ月間で、1台のインスタンスを24時間稼働させることができるという意味です。
複数のインスタンスを同時に利用する場合は、利用時間が分配されてしまう。
【EC2内蔵のストレージ】
EBS、汎用(SSD)またはスループット最適化HDDのどちらかで「30GBまで」利用可能。
【データ転送】
AWSとインターネット間でのデータ転送は、15GBまで無料
インターネットからEC2へのアップロード、EC2からのダウンロード
15GBは通信規格と同じ(使えるギガ数)
【OSイメージ】
Linux、Windows。(MACは有料)
基本は「Amazon Linux 2 AMI (HVM) - Kernel 5. 10, SSD Volume Type」Amazon Linux 2
手順
EC2のインスタンス名を入力
OSを選択
マシンイメージを選択
キーペアを選択
※作成したものを選択する
ネットワーク設定はデフォルトのままでOK
ストレージを「gp3」で30GBまでで設定する
「インスタンスを起動」をクリック
インスタンスの状態管理
左側のメニューから「インスタンス」をクリック
「インスタンスの状態」をクリック
【インスタンスの停止】
スリープ状態にすること。
インスタンスは、削除されずに、そのまま残る。
【インスタンスの開始】
インスタンスを起動させること。
【インスタンスの再起動】
文字通り再起動させること。
【インスタンスの休止】
停止とほぼ同様。
ただ休止のほうが止めた、そこまでの内容を完璧に保存してあるから始める際にも全く同じ状況下で、すぐに始めることができる。
長期間作業の停止が必要な場合などに使われる。
【インスタンスの終了】
インスタンスを削除すること。
まとめ✍️
EC2の起動までは簡単にできた。
基本はLinuxになると思うので、Linuxコマンドは重要になる。
また、無料期間を使って、たくさんの経験を積み上げたい。