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マイクラ札幌市データをSwitchで遊ぶときの構築メモ

Last updated at Posted at 2022-03-12

Plateauデータを利用した、札幌市のworldデータが公開されました。
このデータをつかうことで、リアルな札幌市の街のデータをつかって、Minecraftを遊ぶことができます。

ライセンスはCC-BY4.0の、れっきとしたオープンデータです。

配布はJava版のデータとして公開されているのですが、統合版に変換し、Switchからも遊べるようにしました。

手順とリファレンスを備忘として残します。
Minecraftのバージョンは 1.18.12.01 です。

Screenshot_20220312-161627.png
子供がSwitchを返してくれないので、仕方なく、僕のスマホから撮影

手順概要

  1. データをダウンロードする
  2. ja2beで、統合版のデータに変換する
  3. ConohaでMinecraft統合版のサーバをたてる
  4. ConohaのMinecraftサーバにアップロードする
  5. ディレクトリにデータを配置する
  6. ownerを変更
  7. プロセスの再起動
  8. Switchの設定変更と接続

リファレンス

1: データをダウンロードする

札幌市Minecraftワールドデータからデータをダウンロード。

2: ja2beで、統合版のデータに変換する

TBD: せっかくのオープンデータなので、あとで時間できたら、変換したデータをGithubかどこかにアップロード。

3: ConohaでMinecraft統合版のサーバをたてる

4: ConohaのMinecraftサーバにアップロードする

CyberduckでもFFFTPでも、好きなものを使えばよろしい。
いきなりroot権限でつながるので注意。/rootがhome。
https://miya-system-works.com/blog/detail/minecraft-worlddata-transfer/

5: ディレクトリにデータを配置する

↑のURLの手順は、たぶんバージョンが古く、少し間違っている。
ja2beで変換したデータは /opt/minecraft_be_server_worlds/worlds/Bedrock level
に配置する。
treeはこんなかんじ。コンソール経由なのでスクリーンショット。

スクリーンショット 2022-03-12 11.27.08.png

6: ownerを変更

ownerがrootになっているはずなので、chown。

chown -R minecraft:minecraft /opt/minecraft_be_server_worlds/worlds/Bedrock level

7: プロセスの再起動

ConohaのMinecraftコンソールから、Minecraftサーバの停止→起動、を実施。プロセス再起動する。

スクリーンショット 2022-03-12 11.32.59.png

8: Switchの設定変更と接続

設定変更が終わったら、↑の記事の通り、Switchでマイクラ起動し、Conohaのサーバに接続。

Note: operator権限の設定

まだやってないけど、たぶんここの手順でできる。

他の都市は?

この札幌市のデータは、国交省がすすめているPlateauプロジェクトのCityGMLデータを、株式会社MIERUNEがMinecraftの形式に変換したものです。

もし自分が住んでいる地元のデータが欲しかったら、市役所のオープンデータ担当係に要望をだしてみると、もしかしたら配布が始まるかもしれません。
Plateauのデータとしては、東京や横浜、大阪、名古屋なども存在しています。

Plateau対象都市の一覧はこちら: https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau

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