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bitnamiでRedmineの環境を作ってみた

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ラクス Advent Calendar 2017の12日目です。

さて、今回は自分がRedmineの新しい機能やプラグインを試したい時にどうやって環境を用意したかのお話になります。

Redmineとは、プロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェアです。やるべき作業を記録・管理したり社内で情報共有ができるツールになります。
また、提供されているプラグインを導入することで追加の機能を使用することができます。

いろいろなプラグインを実際に動かして試してみたかったのですが、Redmineの環境を用意するには、Redmineのモジュール以外にDBサーバやWebサーバなどを用意する必要があり、最初から挫折しかけました。

そこで他の手順がないか探していた時に見つけたサービスがbitnamiでした。
bitnamiとは、いろいろなWebアプリケーションをオールインワンパッケージで提供しているサービスで、Redmineも提供されていましたので、早速試してみました。

bitnami版 Redmineの準備

インストールの手順

  1. bitnamiのダウンロードページからインストール
  2. 起動するとセットアップウィザード画面が表示されます セットアップ.png
  3. ウィザードに従って、インストールするコンポーネントを選択して、次へを押下します セットアップ.png
  4. 管理者アカウントのユーザ名やパスワードを入力して、次へを押下します セットアップ 3.png
  5. 一通りの設定が終わると、インストールが開始されます
  6. 5.が完了後、http://localhost:8080/redmine にアクセスすると、RedmineのTOPページが表示されるようになりました

Redmineの起動・停止

アプリケーションから操作する場合

操作したいサーバを選択して、右側に並んでいるボタンを押下します。
Bitnami_Redmine_Stack_3_4_3-1.png

ターミナルから操作する場合

Apacheの操作

$ cd /path/to/redmine/
$ ./ctlscript.sh (start|stop|restart|status) apache 

DBの操作

$ cd /path/to/redmine/
$ ./ctlscript.sh (start|stop|restart|status) mysql

プラグインのインストール

プラグインの配置場所

$ cd /path/to/redmine/apps/redmine/htdocs/plugins

あとは、プラグインの設定手順に従うだけで、プラグインを使用することができます。

使ってみた感想

オールインワンパッケージということで、依存関係のソフトウェアは意識する必要がなかったり、DBの初期化なども最初のインストールした際に行われるため、環境の用意に手間がかからなく、検証に注力できました。

また、プラットフォームもWindowsやMac、Linuxが用意されているのも利点です。

しかし、Bitnamiが提供しているRedmineが最新のバージョンのみなので、試したいバージョンを指定することができないということがありますが、新しいリリースされた機能やプラグインを手軽に試せるのは良いなと思いました。

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