LoginSignup
11
0

More than 1 year has passed since last update.

A10 vThunder on ESXi(負荷分散対象ホスト/ヘルスモニタ/サービスグループの登録)

Posted at

前回に引き続き、vThunderの記事です。今回は負荷分散対象ホスト/ヘルスモニタ/サービスグループの作成を実施します。ホストはロードバランサーから負荷分散対象として認識されたノードを意味します。サービスグループは登録されているホストをグルーピングして、負荷分散アルゴリズム(ラウンドロビンとかLeast Connectionとか)を設定しておきます。ヘルスモニタはホストのIPやサービスグループのPort番号など監視する役割を担います。

インタフェース設定の記事をご覧になれていない方は下記URLからどうぞ。

設定範囲

image.png

1. ホスト登録

まずは負荷分散対象となるサーバ情報を登録しましょう。管理画面上にある「ADC」から「SLB」をクリックします。負荷分散対象ノードの登録などはこちらから設定する形になります。
image.png

画面上部にある「サーバー」をクリックし画面遷移させます。右側の「+作成」ボタンをクリックします。
image.png

ここでは負荷分散対象のホストを登録できます。名前には任意のわかりやすい名前をいれて、ホストにはIPアドレスを入力します。ヘルスモニターのプルダウンから「ping」を選択して画面右下の「作成」ボタンをクリックします。同様の手順で2台分のホストを登録します。
image.png

しばらくすると、ホストのステータスが緑(UP)に変わります。もし赤(Down)のままの場合はサーバ側のFireWall設定など確認をして下さい。
image.png

2. ヘルスモニタの作成

次は登録したホストのサービスポートを監視するためのヘルスモニタを作成します。画面上部の「ADC」からヘルスモニタをクリックします。
image.png

画面が遷移します。画面右にある「+作成」ボタンをクリックします。
image.png

下記画面のようにTCP80番ポートを監視するためのヘルスモニタを作成しましょう。入力が終ったら「作成」ボタンをクリックします。
image.png

ヘルスモニタが作成されました。
image.png

3. サービスグループ作成

最後にサービスグループを作成しましょう。「ADC」から「SLB」をクリックし、画面遷移後に「サービスグループ」をクリックします。画面がさらに遷移します。「+作成」ボタンをクリックします。
image.png

ここでは、負荷分散ポリシーの設定と作成したヘルスモニターの適用が出来ます。下記画面の通り設定し、画面右側の「作成」ボタンをクリックします。
image.png

事前に登録したホストを選択して作成ボタンをクリックします。2台分同様の手順で作成します。
image.png

サービスグループ画面右下の作成ボタンをクリックします。
image.png

4. その他

次回はバーチャルサーバ/バーチャルサービスおよび負荷分散状況の確認を実施致します。

11
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
0