以下の資格を取得しました。
PL-900:Microsoft Power Platform Fundamentals
Power Platformは、専門的なスキルなくてもアプリ作ったり、ワークフロー自動化したり、データ可視化できるぜ∠( ゚∀゚)/ シャキーンという触れ込みの、Microsoftのプラットフォームサービスの総称です。
本記事は、資格取得の過程で得た自身の知識の整理、定着化を狙って作成したものです。
今後、Power Platformを利用される方、資格取得を目指している方のお役に立てれば幸いです。
なお、章立てはPL-900:Microsoft Power Platform Fundamentals試験スキルのアウトライン(2021/3/10更新版)に沿っていますが、一部割愛している箇所がございます。
ご了承ください。
■1.Power Platformのビジネス価値の説明
概要
- 1.Power Platformサービスのビジネス価値を説明する
- 2.Power Platformを利用してビジネスソリューションを拡張することのビジネス価値を説明する
- 3.Power Platformの管理とセキュリティの説明
■1-1.Power Platformサービスのビジネス価値を説明する
Microsoft Power Platform とは?
- Office 365、Azure、Dynamics 365、およびスタンドアロンアプリケーションにまたがるローコードプラットフォーム
- データをパワーに、ビジネスを加速する業務アプリケーションプラットフォーム
- データの収集から解析・予測までローコーディングで実現するプラットフォーム
- Microsoft Power Platformは、3つの重要なアクションをユーザーがデータ上で実行できるようにするシステムで、ビジネスの促進を支援する
- データからインサイトを得て、ユーザーが構築するアプリを介してインテリジェントな業務プロセスを推進(Act)し、ビジネスプロセスを自動化(Automate)する
- 4つの主要な製品、Power Apps、Power Automate、Power BIおよび Power Virtual Agentsで構成される
- これらの主要製品の他に、AI Builder、Microsoft Dataverse、コネクタなどの横断的な機能がある
Power BIを使用したデータ分析
Power BIでデータから分析情報を得る
-
データを分析するためにインサイトを提供するビジネス分析サービス
-
データを検出、分析、視覚化し、チームメンバーとの洞察の共有や協同作業を支援する
-
Power BIでは、内部および外部のリソースから取得したデータを利用して、統合型プラットフォームでデータの分析と視覚化ができる
-
さまざまなデータに接続しビジネス全体の統合ビューを取得する
-
Web上およびモバイル デバイス間で簡単に利用できる
-
ダッシュボードやレポートを作成する
Power BIの構成要素
- Power BI Desktopと呼ばれるWindowsデスクトップアプリケーション
- Power BIサービスと呼ばれるオンラインのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)サービス
- Windows、iOS、Android デバイス向けのPower BIモバイルアプリ
これらの3つの要素 (Power BI Desktop、サービス、モバイルアプリ) は、ユーザーおよびそのロールに対して最も効果的な方法で、ビジネス上の分析情報を作成、共有、使用できるように設計されている。
この3つの要素以外にも、Power BIには次の2つの要素がある。
- Power BI Report Builder:Power BIサービスで共有するページ分割されたレポートを作成するためのもの
- Power BI Report Server:Power BI DesktopでPower BIレポートを作成してから、それを発行することができるオンプレミスのレポートサーバー
Power BIのセキュリティと管理
- セキュリティ
- Power BIはAzure上に構築されており他のMicrosoftサービスと同じセキュリティレベルを保つ
- ユーザーはAzure Active Directoryに保持されている資格情報を使用してログインする
- ユーザーごとにさまざまなアクセス制御が可能
- Power BI管理ポータル:概要
- ガバナンスポリシーの構成
- 使用状況の監視
- ライセンス、容量などを含むPower BIテナント管理
Power Appsを使ったアクション
Power Apps でアプリケーションを構築する
-
ビジネスニーズに合わせたアプリケーションを短時間かつローコーディングで構築する開発環境を提供
-
Power Appsでは、埋め込み、またはスタンドアロンとに関わらず、あらゆるデバイスで動作するWebおよびモバイルのカスタムアプリを構築し、展開できる
-
1つまたは複数のデータソースを使用して高度にカスタマイズされたキャンバス アプリを構築する
-
データモデルとビジネスプロセスから始まる没入型のモデル駆動型アプリを生成する
-
Webおよびモバイルからアクセス可能なアプリを任意のデバイスで使用する
-
Power Apps のアクセシビリティ
- すべての人に使いやすい製品とサービスの提供に取り組み、ユーザーの年齢、性別、身体的特徴の違いに影響されない使い勝手をサポート
- ユーザー補助の機能
- キャンバスアプリのアクセシビリティチェッカー
- Power Apps Studioでアクセシビリティチェックを実行できる
- なぜ特定の障がいを持つユーザーにとって問題となる可能性があるのか表示する
Microsoft Dataverseを使用したソリューションの構築
- クラウド上で提供されるSaaSデータベース
- データとビジネスロジックを容易に構成するクラウドベースのソリューション
- ビジネスロジックを組み込んだ標準化されたデータモデル
- 独自のニーズに拡張し、アプリやサービス全体に統合する
- シームレスなDynamics 365、Office 365、Azure統合
- AI Builder、Power Appsの一部アプリ、Power Virtual AgentsなどはDataverseが必要
機能
- セキュリティ:Azure Active Directoryによる認証を処理
- ロジック:データレベルでビジネスロジックを簡単に適用できる
- データ:データを形成するためのコントロールを提供
- ストレージ:物理データがAzure上に格納される
- 統合:API、Webhooks、データエクスポートなどによりデータのイン/アウトを柔軟に実現
環境
- 環境は、組織のビジネス データ、アプリ、およびフローを Power Platformに保存、管理、共有するために使用される
- 各環境では1つのDataverseデータベースをプロビジョニングできる
- 各環境では、ユーザー アクセス、セキュリティ設定、およびそのデータベースに関連付けられているストレージを管理できる
- 各環境は Azure Active Directoryテナントの下に作成され、テナント内のユーザーだけがリソースにアクセスできる
- 環境は指定した地理的な場所(米国など)に制限される
- 環境はPower Platform管理センターで作成する
- 開発用、テスト用、本番用の環境を設定することでソリューション開発やデータストレージの管理を効果的に行うことができる
- 格納データは規定で暗号化される
Dataverseが必要なPower Platform ソリューション
- Power Apps
- モデル駆動型アプリ
- ポータル
- Power Virtual Agents
- AI Builder
Power Automateを使用したフローの作成
-
アプリケーションとサービスの間に自動化されたワークフローを作成できる
-
Power Automateでは、簡単なシナリオから高度なシナリオまで自動化ワークフローを作成できる
-
コミュニケーション、データの収集、意思決定の承認など、繰り返されるビジネスプロセスの自動化
-
単純な自動化から条件やループなどを使用した高度なシナリオ
-
トリガーとアクションで構成される
-
オンプレミスおよびクラウドベースのアプリケーションとサービスを自動化する
-
Power Automateにはピークコード機能があり、クラウドフロー内のあらゆるアクションとトリガーに対して生成されるコードを誰でも詳しく調べることができる
-
クラウドフローアクティビティページにアクセスして、最近実行され、通知を送信し、または失敗したクラウドフローのリストを確認できる
-
利用例
- ビジネスプロセスを自動化する
- 期限を過ぎたタスクのリマインダーを自動送信する
- スケジュールに基づいてシステム間でビジネス データを移動する
- 500を超えるデータソースや、一般に公開されたAPIに接続する
- Excel でのデータの計算など、ローカル コンピューターでのタスクを自動化できる
コネクタを使ってサービスやデータにアクセス
- コネクタは、データソースからアプリケーションやワークフローに情報を送信することができるブリッジ
- コネクタを通じてさまざまなサービスや外部データソースと接続できる
- 300以上のコネクタが用意されている
- Dataverse
- SharePoint
- Outlook
- 他
- ※Dynamics 365は非推奨(代わりにDynamics 365 Customer Voiceなど用途が絞られて用意されている模様)
- コネクタの種類
- 標準コネクタ
- カスタムコネクタ
- コネクタを使用したデータソースへの接続
- 接続するデータソースの種類
- テーブル
- アクション
- 関数を使用してデータソースとやり取りする
- メールの送信、画像の操作、アクセス許可の更新、カレンダーイベントの作成
- 接続するデータソースの種類
- コネクタを設定した後に設定できる 2 種類の操作
- トリガー:Power Automateでのみ使用できる
- アクション:Power AutomateとPower Appsで使用できる
- オンプレミスデータゲートウェイ
- 社内ネットワーク内にあるデータソースに接続してアプリを作成するために必要
コード不要のグラフィカルなインターフェースを使って、強力なチャットボットを作成することができる
Power Virtual Agents で強力なチャットボットを作成する
- データサイエンティストや開発者がいなくても誰でも強力なチャットボットを作成できる
- コードの記述を必要とせずチャットボットを作成できる
- 仮想オペレーターが顧客の代わりにアクションを実行する
- AIを活用してボットのパフォーマンスを向上する
- Power Automateと連携
- チャットからPower Automateアクションを実行する
- 実行済みのPower Automateからデータを取得する
■1-2.Power Platformを利用してビジネスソリューションを拡張することのビジネス価値を説明する
Dynamics 365アプリケーションがPower Platformビジネスソリューションの提供をどのように促進するかを説明する
Microsoft Power Platform と財務と運用アプリの統合
- Power Platformは、Power Platform管理者センターを介したDynamics 365アプリケーションの一連の機能を提供する
- 仮想エンティティ、二重書き込み、ビジネスイベントおよびデータイベントを組み合わせて、財務と運用アプリとDataverseプラットフォームの収束性に対する共有データレイヤーを構成する
- 仮想エンティティにより、Power PlatformまたはDataverseネイティブ アプリからFinance and Operationsデータへのアクセスが必要になるシナリオが有効になる
- 一般的には、財務と運用アプリの全機能に対してPower Platformの完全な機能を使用することができる
- ビジネスイベントにより、Power Platformを使用して財務と運用アプリで発生するイベントに応答できる
- ビジネスイベントは外部システムが財務と運用アプリケーションから通知を受信するメカニズムを提供する
- これにより、システムは、ビジネスイベントに対してビジネスアクションを実行できる
- ビジネスプロセスの実行時に、ビジネスイベントが発生する
- ビジネスプロセス中には、それに参加するユーザーは、ビジネスプロセスを構成するタスクを完了するビジネスアクションを実行する
- ユーザーが実行するビジネスアクションには2つのタイプがある
- ワークフローアクション
- 例:購買要求の承認
- 非ワークフロー アクション
- 例:発注書の確認
- ワークフローアクション
- どちらのタイプのアクションも、統合および通知のシナリオで、外部システムが使用できるビジネスイベントを生成できる
- ビジネスイベントはMicrosoft Power AutomateおよびAzureメッセージングサービスにて利用できる
- Finance and OperationsコネクタとDataverseコネクタは、Power Automate内のビジネスイベントを消費するために使用できる
- データイベントはビジネスイベントと同様で、イベントが発生した場合に外部アプリケーションが財務と運用アプリから通知を受信できる
- データイベントは、アプリケーションデータのレコードに変更がある場合に発生する
- 外部システムは、データ内で作成、更新、または削除(CUD)の操作が行われると、通知に反応できる
- Dynamics 365アプリケーションはMicrosoft Dataverseを使用してデータを保存および保護する
- Dynamics 365で使用されているビジネス データを活用し、PowerAppsアプリケーションなどを作成できる
- Dynamics 365アプリ(Dynamics 365 Sales、Dynamics 365 Customer Service、Dynamics 365 Marketingなど)でも、データを格納してセキュリティ保護するため、Power Appsで利用されている基盤のDataverseプラットフォームが使用される
- これにより、Power AppsとDataverseを使用して、統合することなく、すでにDynamics 365で使用されているコアビジネス データに直接アプリを構築することができる
Power Platform ビジネスソリューションが Microsoft Teams を含む Microsoft 365アプリでどのように使用されるかを説明する
Microsoft Power Platformには、Teamsとの統合機能が多数備えられている。
- TeamsワークスペースにPower BIレポートを埋め込む
- タブまたは個人用アプリとしてPower Appsを使用して作成されたアプリを埋め込む
- 任意のメッセージからPower Automateフローをトリガーする
- Power Virtual Agentsで作成したボットを追加し、Teamsのメンバーが対話を行う
Power PlatformビジネスソリューションがどのようにMicrosoft365サービスを利用するかを説明する
(割愛)
Power Platformビジネスソリューションが、Azure Cognitive Servicesを含むMicrosoft Azureサービスをどのように利用できるかを説明する
Power Platformビジネスソリューションがサードパーティのアプリケーションやサービスをどのように利用できるかを説明する
(割愛)
■1-3.Power Platformの管理とセキュリティの説明
Microsoft Dataverse のセキュリティロール、Azure Identity Services、およびアクセス管理(IAM)の認識を含め、Power Platform がどのようにセキュリティを実装するかを説明する
アプリやユーザーの管理方法について
-
アクセスを制御するフィールド レベルのセキュリティ
- レコードレベルの権限はエンティティレベルで付与されるが、他のフィールドよりも慎重に扱うことが必要なデータを内蔵したエンティティに関連付けられている特定のフィールドを使用する場合がある
- これらの場合には、フィールドレベルのセキュリティを使用して、特定のフィールドへのアクセスを制御する
環境の説明
-
環境
- 組織のビジネスデータ、アプリ、チャットボット、およびフローを保存、管理、共有する場所
- さまざまな役割、セキュリティ要件や対象ユーザーを持つ、アプリを分離するコンテナーとしても機能する
- 各環境はAzure Active Directory(Azure AD)テナントの下に作成され、リソースにはテナント内のユーザーのみがアクセスできる
- 環境は地理的な場所(米国など)にバインドされる
- 環境でアプリを作成すると、アプリはその地理的な場所にあるデータセンターにのみルーティングされる
- その環境で作成したすべての項目(チャットボット、接続、ゲートウェイ、Power Automateを使用しているフローなどを含む)も、その環境の場所にバインドされる
- 環境でアプリを作成する場合、そのアプリは、接続、ゲートウェイ、フローおよびDataverseデータベースを含む、同じ環境に展開されたデータソースにのみ接続できる
Power Platform 管理センター、Microsoft 365 管理センターなど、特定の管理タスクを実行する場所について説明する
Power Platform管理センター
- Power Apps、Power Automate、Dynamics 365の環境と設定を管理するための統合ポータル
- 機能
- 環境
- 環境の表示、作成、管理
- 環境を選択し、詳細を表示してその設定を管理する
- 分析
- Power Platformアプリの主要な指標についての詳細ビューを取得
- リソースの管理
- データ統合
- データポリシー
- 他...
- 環境
- Power Platform管理センターでユーザーに権限(ロール)を割り当てる
- 定義済みのセキュリティロールがある
- Power Platform管理センターで様々な分析ができる
- 例:Power Apps 分析機能
- 使用量、場所、エラー、サービスパフォーマンス、コネクタレポート、サンプルシナリオ
- 例:Power Apps 分析機能
- Microsoft Dataverseの設定を管理する
DLP(Data Loss Prevention)ポリシーの説明
プラットフォームがプライバシーやアクセシビリティのガイドラインをどのようにサポートしているかを説明する
■2.Power Platformのコアコンポーネントの特定
概要
- 1.Microsoft Dataverseの説明
- 2.コネクタの説明
- 3.AI Builderの説明
■2-1.Microsoft Dataverseの説明
Power Appsのユーザーエクスペリエンスの説明
迅速で一貫性のあるユーザー エクスペリエンスを提供する PowerApps プラットフォーム
テーブル、カラム、リレーションシップの説明
- データ構造を格納するためのテーブル(エンティティ)とカラム(列)
- テーブル
- 標準テーブル:CDM(Common Data Model)による定義済みの基本セットやカスタムなテーブル
- 活動テーブル:電子メール、電話、FAXなどの活動の記録
- カラム(列)
- テーブルのレコード内に個々の情報を格納する
- すべてのカラムにはデータの格納方法を定義する型がある
- テーブルの所有権
- ユーザーまたはチーム
- 5段階のアクセスレベル
- 多くの場合はこのレベルを使用する
- 組織
- 2段階のアクセスレベル
- 標準テーブルの所有権は後から変更不可
- ユーザーまたはチーム
ソリューションのユースケースの説明
- サンプルアプリケーションとソリューション
ビジネスルールの使用例と制限について
- アプリレベルではなくデータレベルでビジネスルールを適用することでデータをより適切に制御できる
- 例:
- 与信限度額がある金額を超える場合、「与信限度額 VP 承認者」 フィールドを必須フィールドに変更するように構成する
- 既存のビジネスルールを編集するにはビジネスルールを[非アクティブ化]してから条件を変更し、再度[アクティブ化]する
CDM(Common Data Model)の説明
- 規定で定義されているデータ定義
- すぐにデータベースを利用可能にする既定のスキーマ定義
- 標準化された形式でデータを構築し各アプリで同じデータを使用できる
- データスキーマを公開することで他メーカーとも連携可能
人、場所、物を表現するための標準的な表の使い方を説明できる。
- 既成のテーブルとも呼ばれるいくつかの標準テーブルが、Dataverse環境に含まれている
- アカウント、部署、連絡先、タスク、およびユーザーテーブルは、Dataverseの標準のテーブルの例である
- Dataverseに含まれる標準テーブルのほとんどは、カスタマイズすることができる
- マネージドソリューションの一部としてインポートし、カスタマイズ可能として設定されたテーブルも、標準テーブルとして表示される
■2-2.コネクタの説明
- 基盤になるサービスがPower Automate、Power Apps、Azure Logic Appsと通信できるようにするAPIのプロキシまたはラッパー
- それにより、ユーザーがアカウントを接続し、事前に構築されたアクション とトリガーのセットを活用して、アプリとワークフローを構築する
Dataverseのネイティブな接続体験を説明する
トリガーの種類やトリガーが使用される場所を含むトリガーの説明
- コネクタを設定した後に設定できる2種類の操作の1つ
- Power Automateでのみ使用できる
- トリガーの種類
- 自動化
- インスタント
- スケジュール
アクションの説明
- コネクタを設定した後に設定できる2種類の操作の1つ
- Power AutomateとPower Appsで使用できる
コネクタのライセンスオプション(スタンダード、プレミアムなど)の説明
カスタムコネクタのユースケースの説明
- 標準コネクタを使用できない場合、カスタムコネクタを作成することができる
- データソースに接続する標準コネクタが利用可能な場合、カスタムコネクタは使用できない
- 標準コネクタとカスタムコネクタを同じフローやアプリ内に混在させることができる
- カスタムコネクタを作成するメリット
- 一般に利用できるAPIやAzureなどでホストしているカスタムAPIを呼び出し、アプリを拡張できる
- カスタムコネクタを作成すると PowerApps、Power Automate、Azure Logic Appsで使用できる
- カスタムコネクタを作成する3種類の方法
- 空のカスタムコネクタ
- OpenAPI定義
- Postmanコレクション
- Microsoftの認定を受けるとカスタムコネクタを一般公開できる
- 一般公開しない(顧客の固有サービスで使用する)カスタムコネクタは、Microsoft によるレビューと認定を必要としない
- カスタムコネクタを一般公開するための認定プロセス手順
- (1)登録フォームに記入しコネクタの認証を登録する
- (2)カスタムコネクタを準備しMicrosoftに送信する
- (3)コネクタの機能とコンテンツを検証した後、テストの準備段階でプレビューリージョンに環境を作成する
- (4)プレビューリージョンでの検証後、すべての製品とリージョンにコネクタがデプロイされる
■2-3.AI Builderの説明
AI Builderのビジネス価値を見極める
- ビジネスプロセスを最適化するように設計されたAIモデルを提供するMicrosoft Power Platform機能
- コーディングやデータサイエンスのスキルを必要とせず、カスタムまたは構築済みのAIモデルを使用できる
- AI BuilderはDataverseを使用する
モデルの種類
モデルタイプ | カテゴリ | ビルドタイプ |
---|---|---|
カテゴリ分類 | テキスト | 事前構築済、カスタム |
エンティティの抽出 | テキスト | 事前構築済、カスタム |
キー フレーズ抽出 | テキスト | 事前構築済 |
言語検出 | テキスト | 事前構築済 |
センチメント分析 | テキスト | 事前構築済 |
テキストの翻訳 | テキスト | 事前構築済 |
予測 | 予測 | カスタム |
フォーム処理 | ビジョン | カスタム |
物体検出 | ビジョン | カスタム |
名刺リーダー | ビジョン | 事前構築済 |
テキスト認識 | ビジョン | 事前構築済 |
領収書処理 | ビジョン | 事前構築済 |
一般的なビジネスシナリオ
ビジネスシナリオ | モデルタイプ |
---|---|
顧客のアプリケーション処理を自動化する | フォーム処理 |
経費精算書の自動化 | 領収書処理 |
製品レビューから洞察を抽出する | エンティティの抽出 |
テキストの言語を特定する | 言語検出 |
顧客のフィードバックを特定して分類する | センチメント分析 |
不正取引を特定する | 予測 |
棚卸の自動化 | 物体検出 |
テキストの写真を撮り、データベースに保存する | テキスト認識 |
取引先担当者リストの自動化 | 名刺リーダー |
名刺リーダー、検出モデル、フォーム処理モデル、予測モデルなどのモデルを説明する
- AI Builderの事前構築済みモデルを使用すると、データを収集してから独自のモデルの構築、トレーニング、発行を行う必要なく、アプリやフローにインテリジェンスを追加できる
- 例:
- 名刺から連絡先情報を認識する事前構築済みモデルに基づいて、Power Appsでコンポーネントを追加できる
- Power Automateで事前構築済みモデルを使用して、カスタマーフィードバックが好意的だったか否定的だったかを分析できる
モデルの種類 | 使用可 |
---|---|
名刺(ビジネスカード)リーダー | Power Automate、Power Apps |
カテゴリ分類 | Power Automate、Power Apps |
エンティティの抽出 | Power Automate |
IDリーダー | Power Automate |
キーフレーズ抽出 | Power Automate |
言語検出 | Power Automate |
領収書処理 | Power Automate、Power Apps |
感情分析 | Power Automate |
テキスト認識 | Power Automate、Power Apps |
テキスト翻訳 | Power Automate |
Power AppsとPower AutomateがAI Builderのデータをどのように利用するかを説明する
使用するモデルに応じたコンポーネントが用意されている
- Power Apps の AI Builder の概要
- Power Automate の AI Builder の概要
- Teams で AI Builder を使用する
- SharePoint の AI Builder
ビジネスのニーズに合わせたカスタム AI モデルを作成する
- AIモデルの作成手順
- (1)AIモデルの種類を選択する
- (2)データを接続する
- (3)AIモデルを調整する
- (4)AIモデルをトレーニングする
- (5)AIモデルを公開する
- (6)アプリでモデルを使用する
■3.Power BIの機能のデモンストレーション
概要
- 1.一般的なPower BIコンポーネントの識別
- 2.データへの接続とデータの消費
- 3.Power BIを使った基本的なダッシュボードの構築
■3-1.一般的なPower BIコンポーネントの識別
円グラフ、棒グラフ、ドーナツグラフ、散布図、KPIなどの可視化コントロールの用途を特定し、説明する。
- Power BIレポートに追加できるさまざまな種類の視覚化(ビジュアル)
-
ビジュアルの種類
- 棒グラフ、ドーナツグラフ、折れ線グラフ、マップなどさまざまな種類が用意されている
- Q&Aビジュアル
- 自然言語で質問を入力するとグラフなどの形式で結果が表示される
- Power BI のレポートで Q&A 視覚エフェクトを作成する
-
ビジュアルの種類
- ビジュアルに使用するデータを表示する方法
- エクスポート:.csv または .xlsx 形式でデータをエクスポートする
- テーブル表示:レポートでビジュアルの作成に使用されているデータをPower BIサービス内で表示する
フィルターの種類について
- レポートをフィルタリングして強調表示する
- フィルタリングはレポートのみ適用可能
- フィルターでビジュアルが変更してもデータソースが変更されることはない
- Power BIには、さまざまなフィルターの種類が用意されている
- 自動フィルター:ビジュアル作成時に自動的に追加
- 手動フィルター:意のセクションにドラッグアンドドロップ
- ドリルダウンフィルター:階層構造のデータに対する分析操作
- 他:参照
Power BI Desktopの「レポート」「データ」「モデル」タブの説明
Power BI Desktopで使用できるビューは3つあり、キャンバスの左側で選択する。
- レポート
- このビューでは、レポートとビジュアルを作成する
- 作成時間の大半はここで費やされる
- 既存のページを再利用したい場合は[ページの複製]をおこない、複製したページを更新する
- 埋め込みオプションを使うと安全に内部Webポータルにレポートを埋め込むことができる
- URLまたはiFrameの埋め込みをサポートするポータルに埋め込むことができる
- レポートにアクセスする際に認証が要求されるので、レポートを表示できるのは表示権限を持つユーザーのみ
- データ
- このビューでは、レポートに関連付けられているデータモデルで使用されるテーブル、メジャー、その他のデータが表示され、レポートのモデルで最適に使用できるようにデータを変換する
- モデル
- このビューでは、データモデル内のテーブル間のリレーションシップを表示および管理する。
チャートやコントロールを含むカスタムビジュアルの使用法を説明し、ダッシュボードとワークスペースを比較対照する
Power BI DesktopとPower BI Serviceの比較検討
- Power BI Desktopの特徴
- データの整形
- 列の計算
- Power BIサービスの特徴
- ダッシュボードを作成できる
- チームメンバーと共有できる
- ワークスペースがある
- 両方にある機能
- レポートの作成・編集
- ビジュアルを作成する
- セキュリティ
ダッシュボード、ワークスペース、およびレポートの比較対照
ワークスペース
- Power BIのダッシュボード、レポート、データセットの格納場所
- マイワークスペース
- 自分のコンテンツを操作するための個人用ワークスペース
- 自分だけがアクセスできる
- ダッシュボードとレポートはマイワークスペースから共有できる
- ワークスペース
- チームメンバーと共同作業を行うことができるワークスペース
- 基本的にPower BI Proライセンスが必要
Power BI サービス:ダッシュボードとレポートの比較
機能 | ダッシュボード | レポート |
---|---|---|
ページ | 1ページ | 1ページ以上 |
データソース | ダッシュボードごとに1つ以上のレポート及び1つ以上のデータセット | レポートごとに1つのデータセット |
フィルター処理 | 不可 | 可 |
アラートの設定 | 可 | 不可 |
データセットのテーブル・フィルター表示 | 不可 | アクセス許可があれば可 |
カスタマイズ | 不可 | 可 |
■3-2.データへの接続とデータの消費
複数のデータソースを組み合わせる
- Power BI Desktopでは、Power Queryエディターツールを使用して、複数のソースのデータを1つのレポートに結合することができる
- チュートリアル
Power Queryエディター
- データの整形と変換に役立つエディターツール
- 概要
Power BI での DirectQuery の使用について
データのクリーンアップと変換
-
データ変換手順
- 新しい集計列の作成
- 必要ない列を非表示にする
- 編集クエリレポートの作成
- リレーションシップタブの確認
集計機能の説明と実装
Power BI サービスで集計 (合計や平均値など) を使用する
Microsoft Excelを含む、利用可能なデータソースの種類を特定
-
Power BI Desktopは、さまざまなデータソースに接続できる
- Power BI固有のコネクタが110個以上存在する
- CSV、テキスト、WebサイトのURLから表形式のデータを直接抽出することもできる
-
Power BI で [Excel で分析] を使用して開始する
- [Excel で分析] を使用して Power BI データに接続する
- データセットまたはレポート名の横にある [その他のオプション (...)] を選択し、[Excel で分析] を選択
- レポートを開き、[エクスポート][Excel で分析] の順に選択
- [Excel で分析] を使用して Power BI データに接続する
共有データセットとテンプレートアプリのユースケースと、それぞれの利用方法について説明する
共有データセット
- Power BIデータセットは、レポート作成と視覚化の準備ができたデータのソースを表す
- Power BIサービスにレポートをパブリッシュすると、データを "データセット" としてもパブリッシュすることになる
- 他のユーザーにそのレポートに対する "ビルド アクセス許可" を付与すると、共有したデータセットを検出して再利用できるようにすることができる
- 異なるワークスペースのデータセットに基づいてレポートを作成する
テンプレートアプリ
■3-3.Power BIを使った基本的なダッシュボードの構築
Power BI ダッシュボードのデザイン
デザインデータのレイアウトとマッピング
- ダッシュボードのアラート機能:ダッシュボード内のデータが設定したしきい値を超えた場合に通知する
- 条件、しきい値、アラートを出すタイミングなどを設定する
- カード、ゲージ、KPIビジュアルに対して設定できる
- アラートを自動化しPower Automateと統合できる
- ダッシュボードにExcelデータを表示する
- [データを取得] でExcelデータをアップロードし ダッシュボードにピン止めする
- Excelデータはオンラインで編集できるフィルタリングはレポートのみ適用可能
- リアルタイムでデータをストリーミングしダッシュボードを更新できる
- IoTセンサー、ソーシャルメディアソース、サービス使用状況メトリックなどのデータの可視化に適している
- リアルタイムデータセットの種類
- プッシュデータセット
- ストリーミングデータセット
レポートやダッシュボードの発行と共有
- Power BIサービスでデータセット、ダッシュボード、レポートを同僚と共有できる
- ユーザーやチームメンバーがレポートやダッシュボードに変更を加えても基のデータは影響を受けない
- チームメンバーと共有できない場合は自分と同僚のライセンスを確認する
- ダッシュボード、レポート、データセットなどの関連するコンテンツを“アプリ”として安全に発行できる
- ワークスペース内で作成できる
- 完成したコンテンツを多数のユーザーに共有する
- レポートとダッシュボードの受信登録機能:レポートやダッシュボードのスナップショットを定期的にメール通知する
- 特定の日時にメールが送信されるように設定する(手動実行も行える)
- メールにはレポートやダッシュボードへの移動リンクが含まれる
- レポートとダッシュボードの利用状況監視:ユーザーの利用状況をメトリックとして可視化する
- ダッシュボードやレポートの [利用状況のメトリックを表示] を選択
- 過去90日間のコンテンツ利用状況が表示される
-
Power BI サービスのレポートやダッシュボードを他のユーザーにサブスクライブさせる
- Power BI 電子メール サブスクリプションで行えること
- レポートの画像と共にメールを送信し、サービス内のレポートにリンクする
- Power BI 電子メール サブスクリプションで行えること
■4.Power Appsの機能のデモンストレーション
概要
- 1.Power Appsの一般的なコンポーネントの識別
- 2.基本的なキャンバスアプリの構築
- 3.Power Apps ポータルの説明
- 4.基本的なモデル駆動型アプリの構築
■4-1.Power Appsの一般的なコンポーネントの識別
キャンバスアプリとモデル駆動型アプリの違いを説明する
- キャンバスアプリ:空白のキャンバスで柔軟に画面レイアウトを自由に作成する
- C#などのプログラミング言語でコードを書くことなくキャンバスからビジネスアプリを設計して構築できる
- PowerPointのスライドを設計するように部品をドラッグアンドドロップしてアプリを設計する
- さまざまなデータソースに接続できる
- Webブラウザ、モバイルアプリ、タブレットで利用できる
- モデル駆動型アプリ:ビジネスデータをモデル化し そのデータを利用してアプリを構築する
- Dataverseをデータソースとする
- リレーションシップ、フォーム、ビュー、ビジネスルールなどをデータ レイヤーで定義する
- デバイス間の応答性が高い優れたUIを自動的に生成する
ポータルアプリの説明
- 外部に公開するWebサイトを構築する
- Dataverse上に構築される
- 匿名ユーザーまたは認証されたユーザーが利用できる
- ローコードで構築できる
キャンバスコンポーネントライブラリやPower Apps Component Framework(PCF)コンポーネントなど、再利用可能なコンポーネントの種類を特定し、説明する
数式の使用例を説明
■4-2.基本的なキャンバスアプリの構築
- Power Apps Studioを使用してキャンバスアプリを作成する
- アプリ作成の形式を選択して作成する
- データを使用して開始
- Dataverse
- OneDrive for Business
- SharePoint
- 他
- データから生成されたアプリには3つの画面(表示画面、詳細画面、編集画面)が作成される
- 空のキャンバスやテンプレートを使用して開始
- 空のアプリをカスタマイズ
- あらかじめデザインされたテンプレートを使用:手順
- レイアウト2種(携帯電話/タブレット)
- データを使用して開始
データソースの種類の説明
- データソースは、クラウドサービスに接続すること、またはアプリに対してローカルに配置することもできる
- データソースの種類
- 接続されたデータソース
- ローカルデータソース
コネクタを使ってデータに接続
- 標準コネクタ:300以上(一覧)
- カスタムコネクタ:ユーザー定義のコネクタ
- 接続済のコネクタは別のアプリケーションでも利用できる
- コネクタによって、2つ(テーブル、アクション)のオブジェクトが提供される(ゲートウェイも含まれるらしい...)
複数のデータソースを組み合わせる
コントロールを使ったユーザーエクスペリエンスの設計
-
ギャラリー
- データソースからレコードの一覧を表示するために使用するコントロール
-
フォーム
- データの詳細表示や編集を行うためのコントロール
- 編集モード
- ディスプレイモード
- データの詳細表示や編集を行うためのコントロール
-
入力コントロール
- アプリケーション上で入力するためのさまざまなコントロール
-
メディアコントロール
- 高度な操作のための豊富なコントロールセット
- 画像、カメラ、ビデオ、オーディオ、マイクなど
-
画面テンプレート
- アプリの画面を簡単に作成するためのさまざまなテンプレートが存在する
- リスト、チュートリアル、会議、カレンダー、電子メールなど
-
Power BIの視覚化は、キャンバスアプリとモデル駆動型アプリで使用できる
-
- Power Appsビジュアルを使用して、コンテキスト認識データをキャンバスアプリに渡すことができる
- キャンバスアプリは、レポートを変更するとリアルタイムで更新される
- アプリユーザーは、ビジネスインサイトを把握し、Power BIレポートとダッシュボード内で操作を実行できる
カスタマージャーニーの説明
アプリの公開と共有
- アプリ作成後チームで利用するには3つのステップが必要
- (1)アプリを保存する
- クラウド上にアプリを保存するとバージョン管理が行われる
- 以前のバージョンに戻したい場合は [バージョン] タブから [復元] を行う
- [復元] を行うと新しいバージョンとして保存される
- (2)アプリを公開する
- アプリを保存後、公開をクリックすると最新バージョンが運用されるようにアップグレードされる
- ライブバージョンを指定して公開することも可能
- (3)アプリを共有する
- アプリ公開後 特定のユーザー、グループ、組織全体でアプリを共有する
- (1)アプリを保存する
-
アプリの共有手順
- (0)共有するアプリを選択する
- (1)共有をクリックする
- (2)アプリを共有するユーザー or グループを指定
- (3)アクセス許可を選択する
- (4)共有をクリックする
アプリの言語設定
- アプリの実行中や開発中に表示されるテキストはさまざまな言語に翻訳されている
- メニュー項目、ダイアログ ボックス、リボンのタブなどのテキストが使用者の言語で表示される
- 日付や数字の入力・表示は使用者の言語と地域が適用される
- 実行環境
- モバイルアプリなどのネイティブアプリを使用している場合はホストOSに依存する
- Webブラウザーを使用する場合はブラウザーに依存する
- 作成環境
- 作成者の言語設定に適応する
- アプリ自体は言語に依存しない方法で格納される
■4-3.Power Apps ポータルの説明
Power Appsポータルを使用して、組織外のユーザーがさまざまなIDでサインインしたり、Dataverseでデータを作成および表示したり、匿名でコンテンツを参照したりできる外部向けのWebサイトを作成する
テンプレートを使用したポータルの作成
- Webページの作成時にページテンプレートを活用する
- コンポーネントをページに配置してさまざまなコンテンツを追加する
- セクション
- ポータルコンポーネント
- フォーム:エンティティに登録された特定のレコードのデータを表示する(挿入、編集、読み取り専用)
- 一覧表示:登録されたレコードをビューで設定した並び順で一覧表示する
- ポータルテンプレート:プロビジョニング可能なテンプレートを使用できる
- コミュニティポータル
- オンラインコミュニティに重点を置いたポータル
- フォーラム、アイデア、ブログ、案件管理などの機能が含まれる
- パートナーポータル
- 外部パートナーが共同作業を行うことができるポータル
- 再販業者、卸売業者、納入業者のようなパートナーと取引のあるあらゆる組織同士で情報を共有する
- 顧客セルフサービスポータル
- 従業員セルフサービスポータル
- カスタマーポータル
- B2B注文発行Webサイト
- 外部ユーザーは、関連付けられた Dynamics 365 for Supply Chain Management環境への注文を作成および表示できる
- 空のテンプレート
- 外部および内部ユーザーとデータを共有するためのWebサイト
- 迅速に開始するためのサンプルページが取得できる
- コミュニティポータル
一般的なポータルのカスタマイズについて
- Power AppsポータルStudioを使用すると、Webサイトを作成およびカスタマイズできる
- ポータルStudioには、Webページ、コンポーネント、フォーム、リストを追加および構成するためのさまざまなオプションが含まれている
- 1.コマンドバー
- 2.ツールベルト
- 3.キャンバス
- 4.フッター
- 5.プロパティウィンドウ
Dataverseとの統合
ユーザーが認証されているかどうかによるポータルの動作の違いを識別する
- 認証を実装することでWebページへのアクセスを制限できる
- ローカル認証
- ユーザ名とパスワードによる基本的な認証はDataverseの連絡先レコードに格納される
- 外部認証
- 認証情報とパスワードの管理は外部のIDプロバイダで処理される
- Azure Active Directory、Twitter、Facebook、Googleなど
- 承認:ユーザーに対して権限を付与する
- 内部ユーザーと共有する
- セキュリティロールを作成する
- ユーザーに割り当てる
- 外部ユーザーと共有する
- Webロールを構成する
- Webサイトのアクセス許可
- Webページアクセス規則
- エンティティのアクセス許可
- 内部ユーザーと共有する
- 一般ユーザーがアクセスできるようにするには、匿名でWebサイトを閲覧できるように構成する
ポータルにテーマを適用する
- テーマの概要
- 色・フォント・アウトライン、その他デザイン要素をテーマとして設定する
- [基本テーマの有効] をオンにすると既存のテーマやカスタムテーマを使用できる
その他
ポータルのライフサイクル
- ポータルは試用版として作成され必要に応じて運用版に変更する
- 試用版ポータル:30日の有効期限
- 中断状態のポータル
- 試用版の有効期限が切れた後停止される
- 7日間経過後試用版は削除される
- 運用版:ポータル管理センターで運用ポータルに変更できる
ポータルのメンテナンスモード
- Webサイトがメンテナンス中の場合に適切なメッセージを表示するようポータルを構成する
- メンテナンスモードを有効にする
- 規定のメッセージが表示され /_services/about ページ以外のウェブページの閲覧を制限される
エラーログへのアクセス
- 診断ログを有効にし Azure Blob Storageにログを格納する
- Azure Blob Storageサービスの接続文字列と保存期間を構成する
- Azure Storageアカウントにtelemetry-logs Blobコンテナーが作成されログ書き込まれる
■4-4.基本的なモデル駆動型アプリの構築
モデル駆動型アプリの概要
- モデル駆動型アプリの設計は、フォーム、ビュー、チャート、ダッシュボード などのようなコンポーネントをアプリデザイナーツールを使用してテーブルへ追加することに焦点を当てたアプローチである
- リレーションシップ は、テーブル間のナビゲーションを可能にし、データが不必要に繰り返されないようにテーブルを接続する
- モデル駆動型アプリは、データ密度が高く、ユーザーが関連するレコード間を簡単に移動できるようにするプロセス駆動型アプリに特に適している
- デザイナーがアプリ レイアウトを完全に制御するキャンバスアプリ開発とは違い、モデル駆動型アプリではアプリレイアウトの多くが自動的に決まり、アプリに追加するコンポーネントによって大部分が指定される
- モデル駆動型アプリとキャンバス アプリの比較
- モデル駆動型アプリの構築と共有を行う手順
- (1)ビジネスデータのモデル化
- (2)ビジネスプロセスの定義
- (3)アプリの作成
- (4)セキュリティロールを構成する
- (5)アプリを共有する
- モデル駆動型アプリを初めて作成する
-
モデル駆動型アプリのコンポーネントを理解する
- データコンポーネント
- テーブル
- 関係
- 列
- 選択肢列(オプションセット)
- UIコンポーネント
- App
- サイトマップ
- フォーム
- ビュー
- カスタムページ
- ロジックコンポーネント
- ビジネスプロセスフロー:誰が作業しても同じステップを実行しデータを一貫して入力する
- アプリの使用方法をユーザーに案内する
- 一連のステージとステップ を定義することでデータの状態に基づいて次の手順を表示する
- ユーザーはデータを入力するフィールドにデータを入力し [次のステージ] ボタンで次のステップに進む
- ワークフロー:ユーザーインターフェイスを持たないビジネスプロセスを自動化する
- 操作(アクション):ワークフローから直接ユーザー定義の操作などを手動で呼び出す
- ビジネスルール:列要件の設定、列の非表示、データ検証などのルールやロジックをフォームに適用する
- Power Automateフロー:Power Automate と連携させ、通知の取得やファイルの同期、データの収集などを行う
- ビジネスプロセスフロー:誰が作業しても同じステップを実行しデータを一貫して入力する
- ビジュアル化(視覚化)
- グラフ:フォーム上やダッシュボードに表示できる単一グラフィックビジュアル
- ダッシュボード:複数のビジュアルを表示する1枚のページ
- 埋め込みPower BI:Power BIのタイルやレポート、ダッシュボードをアプリに追加する
- データコンポーネント
- モデル駆動型アプリにキャンバスアプリを埋め込むことができる
-
モデル駆動型アプリ ダッシュボードを作成または編集する
- キャンバスアプリにPower BIで作成したダッシュボートを埋め込むことは出来るが、キャンバスアプリ単体でダッシュボートを作成するのは難しい(できないことはないが大変らしい)ので、モデル駆動型を選ぶのが適切である
アプリのナビゲーションにテーブルを追加
サイトマップデザイナーを使用してモデル駆動型アプリのサイトマップを作成する
- サイトマップは、モデル駆動型アプリでユーザーがテーブル間を移動する方法を定義する
- これはナビゲーションと呼ばれる
- アプリのナビゲーションは、アプリ内でタスクを実行する際のユーザーエクスペリエンスの基本的な側面である
- 1.エリア
- モデル駆動型アプリには複数の領域がある
- ユーザーはこれらを切り替えて、さまざまなグループにアクセスする
- 2.グループ
- エリアは複数のグループを持つことができる
- 基本的には、テーブル、カスタム ページ、その他のコンポーネントを論理的にグループ化することができる
- 3.テーブル(またはエンティティ)
- これにより、ユーザーはアプリデザイナーで選択されたテーブルのビューを表示できる
- テーブルを追加する手順
フォームとビューの修正
- Power Appsのモデル駆動型アプリのフォームは、ユーザーが各自の作業を遂行するために必要なデータとのやり取りに使用するユーザーインターフェイスを提供する
- フォーム デザイナーを使用してフォームを作成、編集、構成する
- フォームの種類
- メイン
- テーブルごとに一度だけ設計し、必要な場所に配置することが目的
- テーブルに新しいフォームを作成すると、そのフォームタイプはメインになる
- 簡易作成(Quick Create)
- モデル駆動型アプリやDynamics 365モバイルアプリでは、新しい行を作成するためにこのフォームを使用する
- モバイルデバイス用のコンパクトなフォーム
- 簡易表示(Quick View)
- フォームを離れることなく、関連するテーブルのデータを表示できる
- カード
- モバイルデバイスに適したコンパクト形式で情報を表示するように設計されている
- メイン
- モデル駆動型アプリでは、ビューを使用して、特定のテーブルに含まれる行の一覧がアプリケーションに表示する方法を定義する
- ビューの種類
- 個人用ビュー
-
システムビュー
- 簡易検索(Quick Find)
- 簡易検索を使用して検索を実行するときに使用される既定のビュー
- 高度な検索(Advanced Find)
- 高度な検索を使用するときに結果を表示するために使用される既定のビュー
- 関連付けあり(Associated)
- 行の関連テーブルを表示する既定のビュー
- 参照(Lookup)
- 検索列に設定する行を選択したときに表示されるビュー
- 簡易検索(Quick Find)
- パブリックビュー
- パブリック ビューやシステムビューの作成・編集
アプリの公開と共有
- アプリ作成後、検証および公開をして動作を確認する
- 検証をクリックすると通知バーが表示されアプリケーションにエラーまたは警告があるかどうかが表示される
- 検証が成功したことを確認後アプリケーションを公開する
- アプリを公開すると実行したり他のユーザーと共有できる
- アプリ公開後 特定のユーザー、グループ、組織全体でアプリを共有する
- アプリの共有手順
- (0)共有するアプリを選択する
- (1)共有をクリックする
- (2)アプリを共有するユーザーorグループを指定
- (3)セキュリティロールを選択する
- (4)共有をクリックする
■5.Power Automateの機能のデモンストレーション
概要
- 1.Power Automateの共通コンポーネントの確認
- 2.基本的なフローの構築
■5-1.Power Automateの共通コンポーネントの確認
フロータイプの特定
- クラウドフロー(ワークフロー)
- トリガーによってワークフローが開始され、設定したアクションが実行される
- トリガー
- 自動化フロー:接続したアプリで発生した特定のイベントにより自動的に開始されるフロー
- インスタントフロー:対応しているアプリ上でユーザーが手動で開始できるフロー
- 作成のステップ
- (1)トリガーを追加する
- (2)新しいステップを追加する
- (3)コネクタとアクションを設定する
- (4)アクションのプロパティを設定する
- (5)フローを保存する
- 作成のステップ
- スケジュール済フロー:フローを実行するタイミングと頻度を自分で設定する
- デスクトップフロー(UIフロー)
- Webまたはデスクトップ上のタスクを自動化するために使用される
- ロボティックプロセスオートメーション(RPA)フロー
- ビジネスプロセスフロー
- モデル駆動型アプリで使用しユーザーに操作のガイドを提供する
- 誰が作業しても同じステップを実行しデータを一貫して入力する
- 決められた流れに沿って遂行したい業務のプロセスを管理する
- 各ステージで収集されるべきデータとプロセスの完了方法をステージとステップで定義し操作を標準化する
フローのユースケースと利用可能なフローテンプレートの説明
フローの種類ごとのユースケース
- 自動フロー
- 特定の人からのメールの受信や、ソーシャルメディアでのあなたの会社への参照投稿などのイベントトリガーにした自動化を作成する
- インスタントフロー
- ボタンをクリックしてオートメーションを開始
- デスクトップまたはモバイルデバイスから反復するタスクを自動化できる
- たとえば、モバイルデバイスのボタンを押すだけで、チームにリマインダーをすぐに送信できる
- スケジュールされたフロー
- SharePointやデータベースへの日次のデータアップロードなどの自動化処理をスケジュールする
利用可能なフローテンプレート
Power Automateがコネクタをどのように使用するかを説明する
Power Automate Desktop でデスクトップ フローを Outlook コネクタと統合する
switch、do until、applicationなどのループや条件を記述する
式の説明
承認の説明
- 承認フローで、ドキュメントやプロセスの承認要求を自動化できる
- 承認の利用を開始する
- Power Automate での承認ワークフローを作成し、テストします
- Power Automate を使用してシーケンシャル承認を管理する
- Power Automate を使用してパラレル承認ワークフローを作成する
- 順序付けたシーケンシャルな承認フロー、並行したパラレルな承認フローいずれも実現可能である
■5-2.基本的なフローの構築
ボタン型、自動型、スケジュール型のフローテンプレートを使ってフローを作成する
フローの修正
- クラウド フローへの複数のアクションと詳細オプションの追加
- クラウド フローへの条件の追加
- フローのコピーとエクスポート:既存のフローを変更する場合に使用できるオプション
- 名前を付けて保存:運用環境のフローを変更する場合リスクが伴うため、コピーを作成して編集することを推奨
- エクスポート:作成したフローをファイルとして保存し、受け渡すことが可能
フロー制御でデータ操作を行う
フローを実行する
トラブルシューティング
- フローチェッカー機能やテスト機能を使用して作成したフローを検証する
- フローチェッカーを使用してエラーの特定と修正をする
- オートメーションの問題とエラーを検出する
- 潜在的なエラーや警告を検出すると赤色のドットが表示される
- テストを実行し動作を検証する
- 手動または自動(以前の実行結果を選択)でテストする
- 実行したフローを監視しエラー原因を特定する
- ステップごとに実行結果を確認できる
- 実行履歴でフローの実行状況や結果を確認する
- オートメーションが失敗した場合、作成者や所有者に修復のヒントが自動的にメールで送信される
■6.Power Virtual Agentsの機能のデモンストレーション
概要
- 1.Power Virtual Agentの機能を説明する
- 2.基本的なチャットボットの構築と公開
■6-1.Power Virtual Agentの機能を説明する
Power Virtual Agentのユースケースについて
- Power Virtual Agentsを使用すると、顧客、他の従業員、またはWebサイトやサービスの利用者からの質問に回答できる強力なチャットボットを作成できる
- Power Virtual Agentsのボットが使用されている例
- COVID-19の感染率と追跡情報
- Salesのヘルプとサポートに関する問題
- 営業時間と店舗情報
- 従業員の健康と休暇の利点
- 業務に関する従業員からの一般的な質問
チャットボットを公開する場所について
- Power Virtual AgentsはスタンドアロンのWebアプリとしても、Microsoft Teams内の個別のアプリとしても利用でき、この2つの機能はほとんど同じである
- それぞれの使用例
- Webアプリ
- IT管理者で、顧客が利用できるボットを作成したいと考えている
- 過去にチャットボット サービスを使用したことがあり、Power Virtual Agentsを試用またはテストすることを考えている
- エンティティや変数などの高度なチャットボットの概念に精通しており、複雑なチャットボットを作成したいと考えている
- Microsoft Teams アプリ
- 従業員または組織やチームのメンバーで、他の従業員またはチームメートからの一般的な質問に回答できるチャットボットを作成したいと考えている
- エンティティや変数などの高度な概念を使用したいが、チャットボットを内部でのみ利用できるようにする
- 可能な限り短い時間でチャットボットを作成して配布したい
- Webアプリ
トピック、エンティティ、アクションの説明
- トピック:想定される質問に基づき、チャットボットの会話の展開方法を定義する
- 特定の問題に関連してユーザーが入力する可能性が高いキーワード、または質問であるトリガーフレーズを構成する
- トピックを設定した後、会話の展開方法を構成する
- トピックには、特定の問題に関連してユーザーが入力する可能性が高いフレーズ、キーワード、または質問であるトリガーフレーズ、および会話ノードが含まれる
- これらは、ボットの応答方法とボットの実行方法を定義するために使用される
- エンティティ:AI がユーザーの意図を自然言語として理解するために設定する機能
- ユーザーの応答から特定の種類の情報を理解し識別する
- エンティティは、電話番号、郵便番号、都市、個人の名前など、特定の種類の現実世界の主題を表す情報単位と見なすことができる
- 自然言語の理解により応答と同じようなフレーズがトリガーフレーズに含まれていなくても関連したトピックに関連付ける
- エンティティを定義しボットに知識を与える作業が完了すると会話を構築するときに使用できる
- エンティティの種類
- 事前構築済みエンティティ
- ユーザー定義エンティティ
- アクション
- フロー:Microsoft Power Automateを呼び出してチャットボットがアクションを実行する
- トピック内からPower Automateを呼び出す
- 認証:トピックにエンドユーザー認証を追加する
- 使用可能な認証変数
- UserDisplayName
- UserID
- IsLoggedIn
- AuthToken
- 使用可能な認証変数
- フロー:Microsoft Power Automateを呼び出してチャットボットがアクションを実行する
- 変数:変数に顧客からの応答内容を保存し後の会話で再利用する
メッセージノード、質問ノード、条件、トリガーフレーズ、オーサリングキャンバスの説明
- メッセージノード
- ボットに話してもらいたいことを設定するのに使用する
- 質問ノード
- ボットに質問をさせてユーザーからの応答を得るのに使用する
- トリガーフレーズ
- 顧客がボットとの会話を開始するためにチャットウィンドウに入力する語句のこと
- 1つのトピックには複数のトリガーフレーズを指定できる
- オーサリング(作成)キャンバス
- 顧客とボットとの間の会話パスを定義するために使用する
共通のビルド済みエンティティの識別
エンティティを使用して、Power Virtual Agentsボットにスロットを入力
■6-2.基本的なチャットボットの構築と公開
チャットボットの作成
- Power Virtual Agentsは、トピック、トリガー フレーズ、作成済みのボットの会話を含め、組み込みコンテンツのレポートパーツを使用してボットを作成することができる
- 新しいボットは「認証なし」で設定され、webチャネルのセキュリティがないため、リンクがあれば誰でもアクセスできてしまう
- 特定の使用目的に合わせて、適切な認証、アクセス、セキュリティの構成を行う必要がある
- 初めてのボットの作成
トピックの作成
- トピックを作成する
-
Power Virtual Agents でシステム フォールバック トピックを設定する
- 会話中、Power Virtual Agentsボットは ユーザーの入力に基づいて適切なトピックをトリガーする
- ボットがユーザーの意図を確認できない場合、ユーザーに再度プロンプトを表示する
- 2つのプロンプトの後、ボットはシステムエスカレートトピックを通してアクティブなエージェントにエスカレートする
- 一部のシナリオでは、ユーザー入力によってトピックがトリガーされない場合のボットの動作をカスタマイズすることができる
- たとえば、キャッチオールトピックを構築して認識されなかったユーザーの意図を取り込んだり、トピックを使用してバックエンドシステムを呼び出したり、また既存のサービスにルーティングすることができる
- これらのフォールバック動作をカスタマイズするには、システムフォールバックトピックを追加する
アクションを呼び出す
Power Automate を使用して、ボットにアクションを追加する
チャットボットのテスト
- テストウィンドウでテストする
- Power Virtual Agents内でテストする
- デモWebサイトでテストする
- 用意されたWebサイトでテストする
- テスト会話(チャット)とデモWebサイトの相違点
- デモWebサイトでは、チームのメンバーや、その他のボット関係者とURLを共有して、ボットを試すことができる
- テストチャットを使用して、会話が期待どおりに流れるかどうかを確認し、ボット作成プロセス中にエラーを見つけることができる
チャットボットの公開
- ボットは、少なくとも 1 回公開するまでは、顧客との対話に使用することも、チームメイトと共有することもできない
- 一度発行した後であれば、顧客に最新のボットコンテンツで働きかけることが必要になったときいつでも、ボットを公開し直すことができる
- 少なくとも1回発行した後であれば、ボットをより多くのチャンネルに接続できる
- これらには、ライブWebサイト、モバイルアプリ、Microsoft Teamsおよび Facebookのようなメッセージングプラットフォーム、Azure Bot Service チャネルが含まれる
- ただし、ボットをAzure Bot Serviceチャネルに追加するには、開発者の十分な専門知識が必要となる
- ボットを他のユーザーと共有し、複数ユーザーで編集、管理、共同作業する
- ボットの共有手順
- (1)画面右上の [共有] をクリック
- (2)共有したいユーザーを選択
- (3)アクセス許可を確認
- (4)[共有] をクリック
チャットボットの使用状況、パフォーマンスを監視
Power Virtual Agentsでボットのパフォーマンスと使用状況を分析する
- 概要ページには、ボットのパフォーマンスの大まかな概要が表示される
- 概要ページには、ボットの主要業績評価指標をグラフィカルに表示するさまざまなグラフが含まれている
- 概要グラフ
- 指定した期間の主要業績評価指標とその期間中の変化率を要約したもの
- セッションの合計数
- エンゲージメント率
- 解決率
- エスカレーション率:人間のエージェントにエスカレートされた
- 破棄率:セッション開始から1時間後に解決もエスカレーションもされない
- 顧客満足度(CSAT)
- 指定した期間の主要業績評価指標とその期間中の変化率を要約したもの
- 一定期間のエンゲージメントのグラフ
- 従事セッションと非従事セッションの数の推移
- 一定期間のセッションの結果
- 指定された期間の日ごとの解決率、エスカレーション率、および破棄率
- 解決率の要因グラフ
- 指定された期間の解決率への影響の順にトピックを表示する
- エスカレーション率の要因グラフ
- 指定された期間におけるエスカレーション率への影響の順にトピックを表示する
- 破棄率の要因グラフ
- 指定された期間における破棄率への影響の順にトピックを表示する
- 概要グラフ
- 既定では、このページには、過去7日間の主要業績評価指標が表示される
- 過去30日間に期間を変更するには、ページ上部のドロップダウンリストから過去30日以内を選択する