LoginSignup
0
3

More than 3 years have passed since last update.

RancherOSのインストールからSSH公開鍵認証でログインするまで in VirtualBox

Last updated at Posted at 2020-08-02

覚え書きに

環境

  • VirtuaBox 6.0.20
  • RancherOS 1.5.6(ゲスト)
  • Windows 8.1(ホスト)
  • Cmder (ホストでのコンソールエミュレータ)

RancherOSのインストール

VMの作成

VirtualBoxでLinuxのVMを作成.
メモリ:2MB
ストレージ:10GB前後

RancherOSのGitHubから落としてきたrancheros.isoを設定からVMの光学ドライブ欄にセット.
ネットワーク設定はホストオンリー.

起動(ゲスト)

起動したらとりあえずパスワードを変えておく.(なくても良いかも)

$ sudo passwd rancher

設定ファイル作成(ゲスト)

設定ファイルを作る.
本記事ではホームディレクトリ直下(~/)に作っている.

$ vi cloud-config.yml
cloud-config.yml
#cloud-config
hostname: rancher

インストール(ゲスト)

まずパーティションを確認.

$ sudo fdisk -l

インストールを実行.
(仮想環境でないならフォーマットが必要かもしれない)
本記事では/dev/sdaにインストールする.PASSWORDの部分は任意のパスフレーズに変更.

$ sudo ros install -c cloud-config.yml -d /dev/sda -a "rancher.password=PASSWORD"

確認のダイアログを確認してy
再起動を促されるが,拒否してシャットダウンする.

その後,設定からrancheros.isoの割り当てを除去してから起動.

SSH作業

鍵の作成(ホスト)

鍵のペアを作る.
形式はRSA,長さは4096bit.

$ ssh-keygen -t rsa -b 4096

~/.sshディレクトリに(windowsなら/User/(username)/.ssh)
id_rsa(秘密鍵), id_rsa.pub(公開鍵)が生成されている.

鍵の転送(ホスト)

先ほど鍵が生成されたディレクトリに移動し,公開鍵をゲストOSに転送.
今回はsftpを使用.
例ではゲストOSのIPアドレスは10.0.0.1とする

$ cd /User/(username)/.ssh/
$ sftp rancher@10.0.0.1
rancher@10.0.0.1's password:
Connected to rancher@10.0.0.1.
sftp> put id_rsa.pub
Uploading id_rsa.pub to /home/rancher/id_rsa.pub
id_rsa.pub                                                    100%  743   175
sftp> quit

鍵の登録(ゲスト)

先ほどの操作でゲスト側に公開鍵が転送できているため,それを登録する.

$ cd ~
$ mkdir .ssh
$ touch .ssh/authorized_keys
$ chmod 700 .ssh
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys
$ cat id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys

確認(ホスト)

ここまでうまくいっているならパスフレーズなしでログイン可能

$ ssh rancher@10.0.0.1

あとがき

詰みたくなかったのでパスワード認証をオフにする設定はこの記事では取り扱っていません.
この方面に詳しいわけではないため,現在推奨されていない方法を使ったり,そもそもやり方が間違えている可能性があります.お詳しい方,訂正のコメントを頂けると幸いです.

参考文献

https://pdwslmr.netlify.app/posts/on-premise/rancheros-install/
https://qiita.com/kazokmr/items/754169cfa996b24fcbf5

0
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
3