応用情報の学習において、個人的に覚えられなかった用語のメモです。分野別にも難易度順にも整理されていません。思いついた順に書いてます。
・インシデント管理、問題管理の違い
インシデント管理:起こったインシデントを解決まで管理する。応急処置
問題管理:インシデントの原因を究明し、二度と起こらない対策を考える。根本解決
・ソートの種類
バブルソート:隣り合う要素の値を比較して、代償逆順になっていたら交換する。計算量:O(n^2)
単純選択法:未整列要素から最も小さい(大きい)要素を選択し、未整列部分の先頭の要素と入れ替える。O(n^2)
単純挿入法:未整列要素の先頭の要素を取り出し、その要素を整列済み要素の中に正しい位置で挿入する。O(n^2)
クイックソート:中間的な基準値を作り、基準値より小さい/大きいデータの区分に分割する。それぞれの区分で同じことを繰り返す。計算量:O(nlog2(n))
ヒープソート・未整列のデータを、各節の値に「親が持つデータ≦子が持つデータ」という関係の順序木を作り、配列で表現ヒープの根を最小値として取り出し、再構築する。この操作を繰り返す。計算量:O(nlog2(n))
マージソート:データ列を分割し、比較しながら併合する。計算量:O(nlog2(n))
・スタック領域とヒープ領域
スタック領域:プログラムの実行中のサブルーチン情報を格納しておく。サブルーチン終了後の戻りアドレスや局所変数を保存しておく。
ヒープ領域:プログラム上から動的に確保できるメモリ領域。動的にメモリの確保と開放を繰り返すのでガーベジが発生。
・ページインアウト
ページフォールト:処理に必要なページが主記憶に存在しないこと
ページイン:ページを主記憶に読み込むこと
ページアウト:主記憶から追い出して補助記憶に書き出すこと
・プリエンプティ
プリエンプティブ:OSの判断でタスクが切り替わる
ノンプリエンプティブ:プログラムの判断でタスクが切り替わる
・ロールバック、ロールフォワード
ロールバック:障害発生時、やりかけの処理を取り消す
ロールフォーワード:障害発生時、処理をやり直す
・SRAMとDRAM
SRAM:少量、高速、単価高い→キャッシュメモリ
DRAM:高集積化、単価安い→主記憶