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AI-900 試験対策

Last updated at Posted at 2025-01-13

Microsoft AI-900試験の用語をまとめた記事です。公式のLearnを参考にしています。

試験範囲と配点

  • Artificial Intelligence のワークロードと考慮事項について説明する (15 から 20%)
  • Azure での機械学習の基本原則について説明する (20 から 25%)
  • Azure の Computer Vision ワークロードの機能について説明する (15 から 20%)
  • Azure の自然言語処理 (NLP) ワークロードの機能について説明する (15 から 20%)
  • Azure 上の生成系 AI ワークロードの特徴について説明する (15 から 20%)

AI基礎

人工知能の種類

  • 機械学習
  • 画像分析(Computer Vision)
  • 自然言語処理
  • ドキュメントインテリジェンス
  • ナレッジマイニング
  • 生成

機械学習のフロー

①データの前処理

  • 欠損値処理
  • 正規化
  • 特徴選択

②トレーニング

説明変数(特徴量):予想するための値
目的変数(ラベル):予想したい値

  • 回帰:数値を予想する(教師あり)
  • 分類:カテゴリを予想する(教師あり)二項分類とマルチクラス分類がある
  • クラスタリング:いくつかのグループに分類する(教師なし)

③パフォーマンス評価

すべてのデータをトレーニングに使うのではなく、評価用のデータを行を分けて残しておく

回帰のメトリック

  • 平均絶対誤差
  • 平均平方二乗誤差
  • R2スコア

分類のメトリック

  • 適合率:真予想の数のうち、本当に真だった予想の割合
  • 再現率:真データのうち、正しく真だと予想できた割合

デプロイ

モデルをデプロイすることで、利用できるようになる

AzureのAIサービス

Azure Machine Jearning

  • 自動ML:データをアップロードすることで、自動でモデル作成
  • デザイナー:GUIで推論パイプラインにコンポーネントを配置(例:データの分割はSplit)
  • Notebooks:コードでの実行が可能

Azure AI Service

構築済みのAIモデルを利用可能(自然言語解釈、画像分析など)

Azure Open AI Service

OpenAI(GPT)が使用可能

責任あるAI

6つの原則

  • 公平性:偏見や差別があってはいけない
  • 信頼性と安全性:フェールセーフで実行される
  • プライバシーとセキュリティ:個人情報の取り扱いに注意
  • 包括性:アクセシビリティがあること
  • 透明性:仕組みが理解しやすいこと
  • アカウンタビリティ:AIの挙動について責任を持つこと

Computer Vision(画像分析)

Azureのサービス

  • Vision:画像解析、OCR、空間分析
  • Face:顔検出、顔認識

Azure AI Vision

  • 画像の説明
  • オブジェクト検出:オブジェクトの位置を示す境界ボックスを生成
  • セマンティックセグメンテーション:オブジェクトの位置をピクセル単位で検出
  • OCR
  • ブランド検出
  • 顔検出、顔認証(顔認証には事前の申請と承認が必要)

Azure AI Custom vision

  • 画像分類
  • オブジェクト検出

自然言語処理

自然言語処理のステップ

  • 形態素解析
  • 構文解析
  • 意味解析
  • 文脈解析

テキストマイニング

  • トークン化:テキスト内の単語をトークンに置き換え
  • 頻度解析:単語の数をカウントし、出現頻度順に整理
  • ベクトル化:単語の意味をベクトル化、類似度を指数化

Azureのサービス

  • Lamguage:言語検出、キーフレーズ抽出、エンティティ認識、感情分析など
  • Speech:テキスト読み上げ、音声テキスト変換
  • Translator:テキスト翻訳、ドキュメント翻訳

Azure AI Language

  • エンティティ認識:テキスト内のワードを"人、数値、日付"などのタイプ別に一覧化
  • 言語判別:言語を判別(あいまいな場合NaNが返される)
  • 感情分析、オピニオンマイニング:ドキュメントが肯定的か否定的かを判別
  • キーフレーズ抽出:主要な要点を抽出

Azure AI Bot Service

Azureでボットを作成できる

ドキュメントインテリジェンス

Azureのサービス

Azure AI Document Intelligence:レシートから商品名、短歌、合計などの情報を読み取る
事前構築モデルが処理できるもの:

  • 請求書に記載されている顧客とベンダーの詳細
  • 領収書に記載されている売上とトランザクションの詳細
  • ID ドキュメントに記載されている識別と検証の詳細
  • 健康保険の詳細
  • ビジネス連絡先の詳細
  • コントラクトに記載されている契約とパーティの詳細
  • 課税補償
  • 住宅ローン利息、学生ローンの詳細など金融サービスと法的事項、米国の税、米国の住宅ローン、個人識別の各ドキュメント

ナレッジマイニング

Azureのサービス

Azure AI Search:ナレッジを作成可能

  • インデックス作成:インデクサーによって、ドキュメントや画像データからインデックスを作成(JSON)
  • クエリの実行:インデックスの内容を参照

生成AI

従来AI:インプットに対して、モデルが学習した内容に沿ってアウトプット
生成AI:インプットに対して、大量の学習データに沿ってアウトプット

Transformer:テキスト生成に使われるアーキテクチャ

  • ①トークン化:テキストをトークン化
  • ②埋め込み:コンテキストベクトルを定義
  • ③アテンション:関係の強さを定義

モデルの例

  • GPT

  • BERT

  • LLaMA

  • 大規模言語モデル:広い範囲の一般的な主題を表す膨大な量のテキストでトレーニング

  • 小規模言語モデル:小規模の、特定の分野にフォーカスしたテキストでトレーニング

Azureのサービス

Azure OpenAI Service

利用可能なモデル

  • o1,o1-mini:優れた推論能力を持つ最新モデル(2025/1現在)
  • GPT4:自然言語とコードを理解し、生成できるモデル
  • Embeddings:テキストを数値ベクトル形式に変換して、テキストの類似性を確認可能
  • DALL-E:画像生成
  • Wisper:音声をテキストに
  • Text to Speech:テキストを音声に

入力パラメータ

  • 過去のメッセージを含む
  • 最大応答
  • 温度
  • 上位P
  • プレゼンスのペナルティ

Copilot

マイクロソフトのサービスと連携したAI

Azure AI Foundry

AzureのAIサービスを1つにまとめたワークスペース(旧名称:Azure AI Studio)

責任のある生成AI

潜在的な有害性を事前に排除する

  • コンテンツフィルター
  • 段階的な配信
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