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作業環境
- intel な MacBook Pro
- macOS Mojave 10.14.6
はじめに
公式ガイド通り操作しても、いろいろつまづく。今回はあるファイルの「証明書」? の期限が切れているとかで、それもうまくいかない原因の一つらしい。
公式やその他で用意されているもののバージョンで、挙動が変わることがあるだろう。そんな時でも本記事が参考になれば幸い。
とにかく python と git その他を導入
- pythonはpython3がデフォルトで使えるようにする。私の環境では、brewからpyenvで導入した。
- git, cmake, ninja, dfu-util も brew で導入
まずは esp-idf を導入
- 公式どおり、CUIで
git clone ...
で導入していく。 - 手順書通り、hello world プロジェクトをコピーして build さて問題発生。なんで普通にできないんだ...
FAILED: esp-idf/mbedtls/x509_crt_bundle
参考URL
/opt/espressif/tools/python_env/idf4.3_py3.9_env/bin/pip uninstall -y cryptography
/opt/espressif/tools/python_env/idf4.3_py3.9_env/bin/pip install cryptography==3.4.8
を実行してみろ、とある。pipは確かに類似の場所にあった。指示された通り実行。
再ビルド、書き込み確認OK ふぅ。
eclipse導入
- 手順書通り java 導入。調べてPATHに追加
- eclipse本体ダウンロード。上記手順書にあるURLから持ってくる。
- 上記の手順通り、ESP-IDFのプラグイン導入。
- Installing ESP-IDFでは、ローカルにあるものを指示。
- Installing ESP-IDF Toolsで、Gitはbrewで導入されたもの。Pythonはesp-idfの中にあるものを指示。
使ってみて感じたことなど
- よく使っている STM32CubeIDE と似ている。これって... まあわかりやすくてもいいともいう
- ソースの補完は[control]+[space]でSTM32CubeIDEと同じだった。
- ビルド時、保存していないソースは保存してくれる。これは一体型IDEだな。
- workspace 内のプロジェクトは、esp-idf の CUIで再ビルドとかもできる。
逆が難しいみたい(手順がわからない)esp-idfプロジェクトのインポートもできる(githubのガイド参照)。さらに VSCode w/ ESP-IDF extension でも使える。あとはお好みで、という状況だ。 - sdkconfigをGUIで触れるのは少しわかりやすくていい。(ダブルクリックするだけ)
- ダークモードだと、メニュー等の文字がちょこちょこ見えない。(人によっては大問題?)
- 書き込み時のポートも設定できるので楽。
最後に
あとは公式手順書通り、hello world のビルドと書き込みができるようになった。
シリアルモニターがどうも動かないが、別途ターミナルでidf.py monitor
すれば良いのでスッキリしないけど許容。