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Ubuntu 20.04.3 LTS を Intel Mac でつかってみた

Last updated at Posted at 2021-11-30

Ubuntuは気が向いたときにちょっと楽しんでみて,そしてまたしばらく使わない,なんてのを繰り返している。

今回,小型マイコン遊びが多くなってきて,Macでもいいけど,Ubuntuではどんな感じに開発環境を揃えていくのか興味があって,久しぶりに使い始めてみた。

MacでUbuntuを使うのは多少コツがあったけど,結果,最新の 20.04.3 では,少々のセットアップでかなり快適に使えるようになっていたので,一応書いておくことにした。

この記事の目的

Ubuntu 20.04.3 のちょっとした紹介
VS Code + PIO をセットアップするところまでを軽く紹介

環境

  • MacBook Pro 15 2015だったかな? 普段は Mojave
  • Ubuntu 20.04.3 LTS
    • 32GのSDカードにインストールした。手順は色々やってみましたが,以下が安心でうまくできました。
    • https://kanzmemo.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-87edd7.html
    • インストール,日本語環境等整備し,20Gほどの余りがありました。小規模の開発環境ならいけるか?
    • 末尾に追記しました。

使ってみて感じたこと

  • 起動すると,Retina Dislplayを活かしたすごくきれいな画面ですぐに使い始められます。
  • スケーリングが効いていて,文字が小さすぎるといったことはありません。もちろんスケーリングは変更可能。
  • 音も出る。TouchPadもすぐに使える。2本指タップとかもできる。
  • ネットワークにつながれば,日本語環境がすぐに入る。こんな感じ。 https://hirooka.pro/ubuntu-20-04-japanese-input-ibus-fcitx-mozc/
  • [command]キーをポンと押すことで,ウィンドウ一覧選択 兼 ランチャーが起動する。すごく便利。

細かい挙動はディストリやフレイバーによっても違うと思いますので注意してください。私のは無印です。

セットアップ作業記録

自分のスマホを接続。USBテザリングでネットワークに接続。

私の基本の一歩 ディレクトリー名,WiFiドライバー

sudo apt update ; sudo apt install xdg-user-dirs-gtk bcmwl-kernel-source
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update 

いったん再起動。WiFiを有効にして,VS Code + PIO を導入

sudo apt install curl
curl -L https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=760868 -o vscode.deb
sudo apt install ./vscode.deb 
sudo apt install python3-venv # PIOインストールに必要だった

# 以下 PIO 導入後

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/platformio/platformio-core/master/scripts/99-platformio-udev.rules | sudo tee /etc/udev/rules.d/99-platformio-udev.rules
sudo udevadm control --reload-rules
sudo udevadm trigger
sudo usermod -a -G dialout $USER
sudo usermod -a -G plugdev $USER

(追記)SDカードへのインストール

上記で紹介した手順は確実ではあるけど、ちょっと手順が多いのが泣ける... rEFIndとVMwareを使って楽をしてみた。以下、作業した記録。

作業環境

  • MacBook Pro 15 Mid 2014 w/ Big Sur 11.6.1
  • VMware Fusion Player 12.2.1
  • ubuntu-20.04.3-desktop-amd64.iso
  • refind-bin-0.13.2.zip
  • 64G SDカードとカードリーダー

作業手順

  • 予めSIPを無効にしておく必要があった。(確認甘い)
  • ubuntu live iso を VMware で起動。UEFI使用。仮想マシンの内蔵ディスクは無し(レガシーBIOSでもいいのかも? これも確認甘い)
  • VMwareでカードリーダーに入れたSDカードをUSB端子に接続。Ubuntuをインストールする。「ディスクをすべて消去」で,ブートローダーも普通に任せて設定してもらう。
  • インストール終了したら,VMwareを終了させる。以下Mac上で作業
diskutil list # カードリーダー内のEFIの位置を確認
sudo ~/Downloads/refind-bin-0.13.2/refind-install --usedefault /dev/disk2s1

こうして完成したものは,以下で起動確認を行った。
- 作業したMacで,カードリーダーでrEFInd経由で起動 OK
- 作業したMacで,SDカードストットでrEFInd経由で起動 OK
- 同世代の別Macで,カードリーダーでrEFInd経由で起動 OK
- 同世代の別Macで,SDカードストットで起動 なぜかだめ

Thanks to:

更新
- 最初にUSBテザリングを使ったことを追記
- インストールについて追記

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