12
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

株式会社ACCESSAdvent Calendar 2020

Day 24

デザイナーがプロダクトチームに貢献するコツ

Posted at

はじめに

株式会社ACCESS AdventCalender24日目を担当します。

ACCESSに入社してから1年は主に受託案件のデザインを担当し、
2年目から自社プロダクトチームにデザイナーとして加わりました。

最初は立ち回り方がわからず、みんなが忙しいのに手が空いてしまうこともありましたが、最近はそこそこうまく関われるようになったかも・・??と思えてきたのでそのコツをまとめてみます。

デザイナーがプロダクトチームに貢献するコツ

コツ① 仕様検討を一緒にやる

仕様検討の際は要件を元にFigmaでたたき台を作り、エンジニア・テスター・サポートのメンバーと一緒にそれぞれの目線を持って仕様を詰めていく、という方法をとりました。

「仕様検討完了→デザイン完了→実装」と分業にしてしまうと「ここの意図は?」「ここちょっと認識が違うんだけど」という認識齟齬や手戻りが発生しがちですが、検討から一緒にやることでより早く実装まで持っていくことができます。「実装を最小限にするにはどうすれば良い?」というようなやり取りも出来るため、デザイナー以外の専門分野への理解も深まりました。

コツ② 数字を見るようにする

Google Analyticsを使い、サービスがどういった使い方をされているのか、どこで離脱をしてしまうのか、という数字を追うことを習慣にしました。
最初は何を読み取ったらよいのかわかりませんでしたが、データを定点観測して気になる変化をメモしたり、リリース後の反応を見て次の展開を考えたり、少しずつですが慣れていきました。
初回登録の離脱や新機能の使い勝手についてなど、数字を元に議論したり提案したりすることができるようになったかなと思います。

コツ③ エンジニアが稼働しなくて良いことは何でもやる

・公式サイトを充実させる
ユーザーに必要な情報を揃え、より多くの人にサービスを知ってもらえるように公式サイトの改善を行いました。
公式サイトはエンジニアを通さなくてもリリースできる唯一のものなので、スピード感を持ったトライを繰り返すことができました。

・ユーザーインタビューをやる
新機能リリースにあたり、登録プロセスのユーザーインタビューを行いました。
シナリオ作成からインタビュー環境の準備まで手探りでしたが、実際に操作をしてもらう様子を見られる機会が今までなかったので大きな学びがありました。

プロセスを共有してメンバーに頼る

デザインの際に大事にしていたのは「プロセスを共有する」ということです。
Slackなどを活用し、未完成の状態でメンバーの目に触れる機会を増やすことを意識しました。
認識のすり合わせを頻繁に行えますし、悩んでいたことがメンバーの意見であっさり解決することも多々あります。
「1人で完璧にデザインしなきゃ!」と変に気負わなくなったことで、フットワークが軽くなった気がします。

また、デザインデータをSketch→Figmaに移行することでみんながアクセスしやすい状態にしてみました。
まだFigmaのポテンシャルを活かしきれているとはいえず、もう少し頑張りたいところ...

まとめ

全体を通し「デザイナー以外のメンバーと共通言語を持てるように努めること」「目的を意識して自走すること」が大事だなと思います。

「デザイナーの仕事じゃなくない?」と思う箇所もあるかもしれませんが、
見た目を作るだけでなく「ユーザーとサービスの関係を作る」こと全てがデザイナーの仕事だと捉えた方が、できることが増えて楽しいと思っています。

まだまだ反省ばかりの毎日ですが、より多くの人にサービスを使ってもらえるように頑張っていきたいです。

12
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
12
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?