7
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

HTB Development Team with FriendsAdvent Calendar 2023

Day 7

AWSコミュニティマネージャーとしての私と三浦さん

Last updated at Posted at 2023-12-07

これは「HTB Development Team with Friends Advent Calendar 2023」の12月7日投稿記事です。

三浦さんとの出会い

私の記憶が確かなら、この Media-JAWS の準備会である第0回勉強会 w/ 横浜支部が記念すべき三浦さんの JAWS-UG での最初の登壇のはずです。ここでの発表内容はいまでも覚えていて、いわゆる「しくじり先生」。札幌雪まつりでのMedia Liveを使った配信が失敗した衝撃の内容でした(笑)

この勉強会を開催するほぼ1カ月前に目黒のAWS会議室でAWSのメディアのお客様担当の営業・SAと、放送局や映像関連の企業にお勤めのエンジニアが集まり「MediaJAWS」設立についての打ち合わせが行われました。HTBにお勤めの三浦さんはその席にはいらっしゃりませんでした。その時参加されていたDさん(のちにGoogleへご転職)がリーダー的な役割となり、ユーザーコミュニティ活動に造詣の深いHさん(その後、ご転職)がコミュニティ活動におけるノウハウをご提供していただくわけですが、三浦さんはこの最初の打ち合わせには参加されず、はじめのころは札幌勤務ということも重なり「運営」の色は薄かったのを覚えています。

そんな三浦さんのLTはとても面白く、第0回横浜支部合同の準備会の会場を沸かせたわけです。
第0回のあと会場近くで行われた懇親会で直接お話したのが最初の対話のはず。

ご本人曰く、過去JAWS DAYSには参加されていたようですが、懇親会などに参加することなく、そそくさと会場を後にしていた(怖かったらしい)とのこと。え?と思われる方も多いはずですが、現在活躍しているように見えるデベロッパーやエンジニア、リーダー的な役割の方も最初は「なんか苦手」と思っていた人も結構いるんですよね。(勘違いだったら本当にごめんなさい)

Media-JAWSの危うさを乗り越える

JAWS-UGはユーザー主導のユーザーコミュニティです。新支部設立のきっかけのほとんどは「やりたいユーザーからの提案」によるものです。それに反して Media-JAWS はAWS社内の営業・SAから最初に私に案件として相談が入りました。このケース、社内関係者に強いパッションもしくはJAWS-UGとういコミュニティに対する思いがあるのですが、そこにいらっしゃるお客様を置いてけぼりにすることも多い、その場に呼ばれた皆さんが「会社の看板」を背負っている場合も多く、エンジニアやデベロッパーとしてのコミュニティ活動・参加以前に「仕事」が前面に出てしまって、そのうち活動がなくなることも容易に考えられました。DさんやHさんといった方がいらっしゃるとはいえ、それらのリーダーをフォローするフォロワーも必要でした。

第0回準備会のあと、間髪いれずに Media-JAWS による第1回勉強会が開催されます。

六本木・西麻布のテレビ朝日さんのビルの会議室で開催されたのですが、これ今見返すと2つのポイントがあって、ひとつは三浦さんがいないこと、ふたつめは参加者に★マークの主催者メンバーが現在おひとりしか「残っていない」こと。実は、この時は他の運営メンバーももちろんいらっしゃったのですが、その後、初期のメンバーの多くはご転職されてMedia-JAWSから離れていく、というまさに懸念していた状況が起こるわけです。

三浦さんが運営として参加した勉強会は次の第2回からです。この会はAWS Summit Tokyo(および同時期に幕張で開催していた Interop Tokyo)に併設する形で開催されました。

JAWS-UGの他の運営メンバーとも会話するようになったのもAWS Summit Tokyo会場そばのQVCさまの施設を借りたこの会がきっかけだったのではないでしょうか。もしこれが1年ずれて、コロナ渦で開催されていなかったらと思うと、人生は本当にわからないものだなぁ、と思います。ここで、運よくMedia-JAWS以外のJAWS-UG運営メンバーとのネットワーキングも広がったのが、その後Media-JAWSの他の運営メンバーの転職などの激変に対応できる素地ができたと勝手に解釈しています。

付け加えると、札幌にお住まい・勤務されている三浦さんはJAWS-UG札幌に参加します。DoorKeeper上はこの会から記録が残っており、22回まではこくちーずでの告知でした。小倉さん、テッダーさん、橋本さんといった地域のリーダーがいらっしゃったのも大きいでしょう。

これが2019年の5月。すすきので朝焼けみたのを覚えています、、、、

そのままの勢いで JAWS FESTA 2019 開催

Media-JAWSは東京中心になりがちでしたが、札幌の人でもある三浦さんは小倉さんやテッダーさんといったJAWS-UG札幌のメンバーとともに、東京以外の地域で開催する年1回の秋のイベント JAWS FESTA の札幌開催を実現します。HTBさんのスタジオをお借りして、ホスピタリティの高い、質の高いユーザーイベントをJAWS-UG札幌チームは実現しました。

私がサウナに目覚めたのも、この JAWS FESTA SAPPORO がきっかけでした。これがなければ、サウナ好きにはなっておらず、これからの人生の半分を損することになっていたかもしれません。

三浦さんの「勝手にバックアップサーバー」がDAYSを救う

上述の2019年、だれも2020年のコロナパンデミックなど夢にも思っていませんでした。

2020年のJAWS DAYSは急遽中止となり、一部の有志でオンライン配信することになりました。それまでAWS目黒の会議室からオーバーフロールーム的に定員を超えたために参加できなかった人へオンライン配信をしていたので、軽い気持ちで Chime + OBS Studio + YouTube の配信を引き受けました。正直、2019年に10回程度を今思えば恐ろしいですが、会社支給のノートPCで問題なく行っていた実績があるので、まったく「二重化」やら「障害対策」を考えていませんでした。

それを見た三浦さんは、今思えば、彼のJAWSの最初の登壇が「しくじり先生」だったからでしょうか、私に特に資料やら画面デザインやらを要求することなく、本当に勝手に必要最低限の情報(Chime IDとYouTube予約情報)だけで、お勝手バックアップ送出サーバーを準備して、もし、私のノートPCが落ちたときに、ホットスワップで自動的に札幌からの送出に切り替える準備をしてくれたのでした。

そして、障害は現実に起こり、ちょっと間をおいて、オンライン配信は横浜から札幌に切り替わったのでした。

はい、アウトプット大事なので、三浦さんがきちんと記事として残してくれています。

三浦さんは3度JAWSを救う

振り返れば、2019年は三浦さんにとってもターニングポイントだったと思います。
この2019年の活動をベースにして、その後はMedia-JAWSやJAWS-UG札幌の支部運営メンバーとしてコミュニティ活動をリードし、コロナ渦の中でのコミュニティ活動、コロナ渦後のリブートに近い活動をけん引してくれました。その意味から三浦さんは私の観点から3回 JAWS というか、私を救ってくれています。

ひとつめは 2019年のJAWSの活動を盛り上げる大きな役割をJAWS-UG札幌とMedia-JAWSで担ってくれたこと。もちろん他のメンバーがいてのことですが、ここしかないタイミングでJAWSに参加していただき多くの活動を行っていただき、JAWSの成長をけん引していただきました。

ふたつめはオンライン配信で大事なこと、恐れるべきことを私におしえてくれたこと。JAWS DAYSでの一件があって、2020年以降の私のJAWSへのオンライン配信サポートの基本姿勢が明確になりました。

最後はコロナあけの活動で、一気に地域の活動を盛り上げてくれたこと。その目覚ましい活動がAWS以外のコミュニティ関連の方々にも目に留まり、今や各コミュユニティから引っ張りだこですが、多くのコミュニティがコロナ明けの活動再開始で悩んでいるなかで、積極的に動いていただいているのはだれもが納得し、賞賛することでしょう。

これだけじゃないですが、とりいそぎ今日の分はここまでがコミュニティマネージャーとしての私と三浦さんでした。

結果、2019年の話が多かったですが、今年 AWSヒーローになられた三浦さんの話を次のアドベンドカレンダーの記事として紹介します。

7
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?