Raspberry Piを連続稼働させるための設定をしたのでメモ
環境
Raspberry Pi4
microSD 8GB
有線LAN
参考
Rasbianのインストール
環境としてRasbianを使用する。
Raspberry Pi Imagerを使ってRasbian OS Lite 64bitをインストールする。
パッケージを最新化する。
sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y
Swap機能の抑止
SWAPの読み書きが発生するとSDカードの書き込み回数を消費してしまうので、無効化する。
sudo apt autoremove -y dphys-swapfile
テンポラリディレクトリのRAMディスク化
テンポラリディレクトリをメモリ上に展開することで、SDカードの書き込み回数を削減する。
テンポラリなので、電源断で消えてもいいはず。
/etc/fstabに以下の定義行を追加
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=256m,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,size=16m,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,size=32m,noatime,mode=0755
追加したら、再起動して設定を反映させる。
reboot
再起動後にdfコマンドでマウントできていることを確認します。
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
udev 1672432 0 1672432 0% /dev
tmpfs 388432 5980 382452 2% /run
/dev/mmcblk0p2 7072624 2017408 4676144 31% /
tmpfs 1942152 0 1942152 0% /dev/shm
tmpfs 5120 16 5104 1% /run/lock
tmpfs 262144 0 262144 0% /tmp
tmpfs 32768 8 32760 1% /var/log
tmpfs 16384 0 16384 0% /var/tmp
/dev/mmcblk0p1 522232 62394 459838 12% /boot/firmware
tmpfs 388428 0 388428 0% /run/user/1000